私のポルシェ992カレラも、納車されてから 早二年が経ち、走行距離も13000キロを超えた。この手のクルマの走行距離としては、一般的かと思ってる。
調子は 今のところ 頗る順調である。
気になると言えば、何時ダメになるかもしれないナビシステムとドア内張、ダッシュボードからのカタカタビリビリ音くらいか?
ポルシェは空冷時代から、内装の仕上げは 大変悪かったので、音は鳴っていたのだろうけど、気にならなかったのは、エンジン音も含めた騒音?が大きかったせいもある^^;
992はターボエンジンで、遮音も行き届いていて、ゴッツう静かやさかいに、低級な内装振動音が、目立ってしまいはるねん^^;
ポルシェ様やで~、貧乏臭い細かい事言わんと、走りを楽しんでや~~ってことか?
阿保か!高い金取っときながら 何にゆうとんねん!よう治さんのやったら、992.2からは 塩梅 対策してこいよ!
とまぁ、ターボが効くまでの エンジンの立ち上がりが、モッサリしてることかなぁ~。
ターボなんで仕方なし!やし、2000回転超えれば 超スムースに吹け上がるから、問題はないのやけど、そのゴロゴロした感じと ギンギンとした金属音が 駆け出しのフィールを邪魔する。
ネガティブな事は それくらいかな~
エエ所は、強力で バランスの取れたブレーキと 911である!ということくらいかな^^;
アンチの人には、許せんくらいに 嫌やそうやけど^^; 好きなもんには堪らんほどに魅力的らしい。
らしい~というのは、自分は悪癖が出るほどに攻め込まないから^^;
ただ、ガスが満タン時と Eベタ時では、前後のバランスが違うのを 如実に感じれるクルマなんて、911だけである^^;
満タン時は、操安性や回頭性に大きな違いは感じないけど、明らかにハンドルが ズッシリと 地球独楽を掌に乗せた時のような、重力が増えたような質感になる。
半面、空時には ヒラヒラと舞うように 背負った荷物を下ろしたように、軽薄ではない軽さを纏う。
速さや 運動性能を競うなら、911より素晴らしいクルマは 沢山あるけれど、重量バランスも 路面状況も、タイヤの減り具合までも、それ以上の事まで ドライバーに訴え、刺激してくるクルマは、911だけなんだと思ってる。
スポーツカー、ポルシェ911を着る!ということは、こういうことなんだ。
私は、この抑揚のある ボディーと 独特のルーフラインに惚れて,911を買ったけど、動力性能には このカレラで十分である^^
好き嫌いはあるだろうけど、尖がってて 癖があった方が、楽しいやん!
一言で911を表現するなら・・・・シュールリアリズム。
合理的理性による、支配への反抗、あるいは 超越。
スポーツカーとは こうあるべき!という常識的有様からの脱却。
速くて 操安性の高いクルマを目指すなら、ミッドエンジンにするのが、一番手っ取り早いのに、60年間 頑なにRRに拘り続けた結果、悪癖を 美味い味に 変えたんや~^^
こんな シュールなクルマ、他にあるか?
Posted at 2023/11/14 02:20:39 | |
トラックバック(0) | 日記