ロードバイクだとはじめっからビンディングペダルを装備する、っていうのも多いようですが、私はロードバイクデビューから1年を目前にした先週末にやっとビンディンをはじめました。
ペダルに足が固定されるのが恐ろしくて、こける場面しか想像できなかったのが一番の理由です。あとは、どんな感じで自転車に乗るんだろう、ってことがなんとなく決まってからにしたい、という事もありました。
実際ロードバイクにある程度慣れてから、おもむろに足を固定することに取り掛かるほうが良いんじゃないかとも思います。
まずはシューズ選び。私は足形が極端に幅広甲高なので選択肢がほとんどありません。もう半年以上も探していましたが、どのシューズも恐ろしいくらいシュッと細くて絶望的w。
←そんななかで目についたのがGiroのRangerというエントリーグレードのシューズ。開閉こそアナログ感満載のベロクロですが、上位機種と同じメッシュのアッパーが良さそうでした。Synchwireという素材だそうですが、通気性・耐久性と柔軟性を併せ持ち、かつ、
縫い目が一か所もないという優れものです。足形をカバーしながら全体的に包んでくれるし、縫い目が当たって痛くなるということがないと。(いえ、ほんとは、素材が機能を体現している、という見た目が気に入ったのです)。Weggleで40%オフくらいで仕入れました♪
一方のペダルはシマノのSPD(クリートが靴底に隠れて歩きやすい、もともとMTB向けのビンディング)で、両面タイプのものを考えていました。
←ロードでも使いやすいと思われるラインナップがこちら。さすがシマノ、初心者の財布にも優しいものから揃ってますね。ただし、外側に金属のケーシングが付いているためか少し重い気もしました。(最後の○○kは大体のお値段です)
そこで、もっと軽いペダルを探して見つけたのがCrankBrothersのキャンディー1というペダル。ケーシングは樹脂製!ビンディングもめっちゃシンプルな機構ですが、はめても踵が左右各3度、合計6度動かせるという、ゆるいビンディングです(遊びが無いようにするクリートもあります)。まあ決め手は、軽い、安い、つけてる人が少ない、という3点ですw
取り付けてみても程よい小ささ♪ 黒い樹脂のケーシングと、その芯にあるシルバーのクリートのキャッチ部分は自由に動き、十字型に組み合わされたキャッチ部分は4面のどこでもOKというイージーさ(実際はそれほど簡単ではありませんがw)。
シューズへのクリートの取り付けには、多少気を遣う必要があります。靴底のブロックの高さに合わせて、スペーサー(一番手前の黒い樹脂)や、靴底の保護とともにキャッチをより着実にするステンレスのプレート(別売り)を挟み込んで固定します。私の場合はステンレスのプレートを挟んだので、黒い樹脂のスペーサーは結局外しました。
一旦固定したクリートですが、最終的な位置は近所の公園を周回しながら微調整しました。
昨日の日曜日には70㎞ほど走って来ました。やや幅と高さが窮屈なシューズでしたが、走行中も走り終わって脱いだあとも全く問題なく・・・むしろ快適なぐらい♪
一方のビンディングのキャッチですが、ちょうど良い場所にクリートが載ると、ペダルを11時の位置から踏み下ろし始めて、力を入れることなく8時の位置ではもうハマっているという気軽さ・・・ただし、良い場所に載ってないと手こずりますw 実際足裏のもっと良い位置になるように昨日帰ってから2㎜だけ前後を調整しました。そして今日の朝30㎞走ってみたら、キャッチのしやすさも、力の伝わる感じもはっきり差が分かるくらい改善されました。
外すほうは10度踵をひねれば、ヌルッと外れるので、今のところ怖い目にはあっていません(いや、慣れたころが一番危ないのだなw)
ペダリングの効率がとか、巡航速度がとか、は今のところまだはっきりと分かりません。ただ、パワーをかけても(抜いても)上下運動ではなくクルクルと回転運動に常に変換される、という感じは新鮮です。ゆる~いビンディングですが、それでも効率はきっと良くなっているんでしょうね。
ということで、立ちごけしないように、ご安全に走りたいと思っております♪
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Posted at
2023/02/27 17:32:30