
先週は何故か「うどんが食いたい」という衝動に襲われ、関東の花も盛り、
先週末とはうって変わって穏やかな週末だった一昨日、群馬の水沢うどんに行って来ました。有名な伊香保温泉のそばですが、榛名山の中腹に突然現れるうどん屋街は日本三大うどんの一つとか。他の二つの秋田の稲庭うどん、香川の讃岐うどんに比べると相当局所的な感は否めませんが(笑)車窓から花を眺めながらのドライブとなりましたので、その顛末を・・・(久しぶりですね、この企画w)
さいたま市の自宅から水沢うどんまで80kmほど。いつものようにBSでNHKの朝ドラを一週間分まとめて見てから11時半頃のんびりと出発。我が家からは下道を26kmほど走って東松山ICから関越道にのるのですが、その道中でもあちらこちらに桜を見ながらのドライブになりました。一ヶ所気になるほど沢山の桜が見えたのですが、取りあえずそのまま通過。関越道は車の流れもスムーズ、右に赤城山、左に榛名山、少し奥に浅間山をみながら順調に進みます。ナビは渋川・伊香保ICを指示していましたが(いつものように)一つ手前の前橋ICで高速を降り、榛名山に向かって結構急な坂を登っていきます。このあたり振り返ると赤城山の広大な裾野の広がりが気持ちの良い道。ドライブにはいいですね。(
ギャラリーもどうぞ)
最初の立ち寄り地点は「
ハルナガラス」というガラス工房。大きな工房は自由に見学が出来、いくつかの体験コースも常設されていました。歴史的にも明治時代からの古い工房(工場)のようですが、今は各地の観光地にあるガラス工房的。併設されたショップでは、比較的分かり易い可愛い系ガラスグッツが沢山置かれていました。妻に小さなガラスのネックレス・・・
とんぼ玉を購入。あとこれから夏にかけて我が家の準主食になるそうめん用に小さめのグラスをそれぞれ購入。これをそば猪口代わりにして、今年は涼しげなそうめんを食せそうです。
ハルナガラスの向かいには「
地球屋」というジャンル分類が難しい(笑)不思議な店がありました。骨董(というか古道具)が置かれた宝探し的倉庫を覗いた後、メインの店の暖簾をくぐると、あっと驚きました。とんでもないほどのボリュームで、店内一杯に「
つるし飾り(つるし雛)」がディスプレイされていました。和の雑貨、古着物等々、所狭しと並べられた品物は、特に女性には楽しいでしょうね(いえ、私も充分楽しかったですがw)。
ちょっと寄り道するうち時間は15時過ぎ、そろそろ小腹も空いてきたので本題の水沢うどんに向かいます(といっても5分くらいの距離ですが)。十数軒あるうち今回はいつも参考にしている「
食べログ」で一番評価の高かった「
大澤屋第二店舗」にしてみました。店舗内には日本彫刻界の重鎮、
北村西望や
岡本太郎の作品が、有名人の色紙を並べるような感覚で、やや乱雑に飾られていて、その点は何ですが(笑)。待つこと十数分、待望のうどんがボリュームたっぷりの舞茸の天ぷらと共にやってまいりました。スムーズな喉ごし、コシよりもきめの細かい柔らかさが特徴のうどんは、薄味のつゆとあいまって、予想以上の上品さ。美味しゅうございました。この数日の衝動を鎮めるに充分なほど堪能いたしました。
その後、腹一杯になったあとには腹ごなしをかねて、近くの
水澤寺を見学。(ここからは
こちらのギャラリーをどうぞ)線香の煙立ちこめる山間のお寺は(さすがに夕方だけあって)人も少なくのんびりと散歩・・・というか拝観出来ました。
で、今回は伊香保温泉には寄らずに、一挙に榛名山の裾野を駆け下り、渋川・伊香保ICより関越で自宅に向かいます。が、途中、行きに気になった桜の並木に立ち寄ることに。「
吉見町さくら堤公園」という小さな川沿いの堤防に続く桜並木、樹齢は比較的若く一本一本はこぢんまりとしていますが、2km近く続く並木は、春の夕暮れになかなか趣のあるいい風景でした。
ということで、ガラス、和雑貨、うどん、寺、というドライブ。最後に桜並木で締めくくる楽しい春の一日となりました。
この日の走行距離 約180km
出会ったOB 2台 R1は1台
(でも稀少車R1に遭えたのはさすが群馬)
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□近場で発見の旅 | 旅行/地域
Posted at
2008/04/07 22:00:56