
30年以上ご無沙汰していた私の父方の墓参りと法事に両親と行ってきました。父は兵庫の日本海側、山陰の出身です。子供の頃はお盆には必ず帰省していましたが、祖母が亡くなり(祖父は早くに亡くなっていたので)それ以来ずっと参っていませんでした。ちょうど我が家の長い生き物がいなくなった今のうちに、と言うことで。
で、旅の本当の目的はそういうことなのですが、関東から遠路はるばる、なのでついでに美味しいモノを、ということで宿泊は城崎温泉に・・・そして時期もカニ解禁に合わせることにしました(我ながら用意周到すぎて、ご先祖様に申し訳ないw)
13日(金)は有給を貰って(「法事です」と言いました【いや事実なんだけど、何だか後ろめたい】)、新幹線で京都乗り換え、山陰本線特急に乗ります。在来線の特急に乗る機会はなかなか無いので、密かに鉄分の多い妻はやや興奮(笑)です。ただ、残念ながら天気は曇天、時折車窓から傘も見える天気です。
途中、和田山駅で
煉瓦造りの車庫に興奮して電車に乗り遅れそうになったりしながら(笑)、父の実家のあった駅で途中下車。雨が降っていないだけ良かった、と控えめに話していましたが、タクシーで数分の寺に到着すると驚いたことに雲が切れ日が差してきました。邪な孫も祖父母は許し歓迎してくれたのか、と思える日差しでした。しっかりと長いお経を上げて頂き、少し離れた墓に参り、その後は宿泊地まで普通電車でのんびりと。
目的地の
城崎温泉は古くから開けた山陰では有名な温泉地です。海の幸に恵まれ、小さな温泉地ながら7つの外湯がある街です。両親は何度も来たことがあるので、今回の宿は私がネットで調べ、街の一番奥の静かそうな
宿にしました。
夕食は待望の(笑)カニ三昧。部屋で座卓一杯に・・・というかはみ出していましたが、茹で、焼き、刺身、前菜、鍋と全方位からカニを攻めます。腹一杯です。丹波牛のステーキも美味でした。ホントはもう少し量は控えめで良かったのですが、これが一番お値打ちな宿泊プランだったので(笑)
夕食後は、まだまだ元気な母と夜の温泉街散歩に(父は撃沈就寝w)。多くの温泉街が寂れている昨今ですが、城崎温泉は外湯巡りがメインということもあり、21時過ぎでも予想外に多くの温泉客が浴衣に下駄で歩き回っています。気温も暖かく、雨も降らず、良い散歩でした。
翌朝は、朝飯まで爆睡。妻は朝風呂に行ったのですが、私は雨音に絶望(笑)してダラダラモード。しかし、しっかりした朝食を頂き、遅ればせながらの朝風呂に行くと雨は上がり、チェックアウト時には薄日も差すほどに。なので両親とロープウェイに乗ったり、(早い電車で先に両親は帰り)夫婦で温泉街を探索します。いつもよりは路地探検を控えましたが、ゆっくり歩くと面白いモノが沢山あります。特に気にいったのが「
麦わら細工伝承館」。小さな資料館でしたがどこにでもある麦わらが見事な工芸品になる工程が興味深く拝見出来ました。
結局、軽く昼食を食べたら予定の電車の時間に・・・もう一泊して、外湯をいくつか回りたい、という気もしたのですが、城崎の地を後にしました。
ギャラリーは撮り散らかっていますが
その1
その2
その3
その4
その5 グルメ編♪
を、どうぞ~。
あともう一つ、
番外編(ホントはこれが今回の旅のテーマだったのですが(笑))もUPいたしました。
Posted at 2009/11/15 16:43:34 | |
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