
新しいフォレスターの画像が正式に発表されましたが、それまで見ていたリーク画像とはちょっと印象が違いました。一言で言うとなんかまとまりがない、というか、顔だけ付け替えた感が強いなあぁと・・・。
(もちろん画像一枚だけでの印象ですから、立体として見た時にはまた違うだろうと思います・・・それをふまえて以下は「画像遊び」としてご覧下さいませ)

最近のスバル車の顔は、ややつり上がった目(ライト)が特徴的です。(それに正面から見ると、やや直線的な多角形に見えるライトの形状がプラスされていますが)
こういったつり目は例えばプジョーの207とかが採用していましたが、それにつながるボディ側面の造形は、ウェッジシェイプ(後ろに行くほどラインが高くなるくさび形)が自然です。
今回のフォレスターでは、つり上がった目の上部のライン(上図ミドリの
→)より、ボディのショルダー部分はぐっと水平に近くなっています。そのため、「顔」とボディの一体感が希薄になって、これが「とってつけた感」の原因ではないかと思います。

試しに上まぶたのラインをそのまま延長した所までショルダーラインを持ち上げると上図のようになります・・・あくまでこの画像に限りますが、こちらの方がまとまって見えませんか?
もちろん、ボディのデザインは見た目だけでなく充分な実用性も必要ですから、後方視界の確保のためにもむやみにウインドウを小さくは出来ないのでしょう。ボディの短い、例えば、マツダの
デミオとかなら、ウェッジシェイプは完結しやすく、ボディが長い車は難しいのでしょうが・・・BRレガシィも今回のフォレスターも同じような感じですね。高さがおさえられる水平対向エンジンなら、スタート地点=目頭をもっと低い位置から始められないのかなぁ、とも思います。
というウンチクをたれて、今週末は実車を見に行きたいと思っております。
(いや、「実車を見たら悪くなかった」って、コロリと意見を変えたりしても怒らないで下さいませ)
この記事は、お友達のELTENさんの
フォレスターについて書いています。
Posted at 2012/11/05 22:09:36 | |
トラックバック(2) |
★徒然に車のことなど | クルマ