
今週末、(現実の)妻は沖縄旅行に出かけたので、密かに
今週末、ハルヒは俺の妻♪
と決めてあらかじめDVDをオークションで入手しておきました。
※「俺の妻」云々というフレーズは、ちょっと使ってみたかっただけで、そんなに深くは無いのですが。
で、今日の午後ゆっくりとDVDを見終わると、当然のことながら・・・
長門は俺の妻となっていました(笑)
ご存じの方々には今更の映画ですが、今回見たのは「涼宮ハルヒの消失」。
数年前にテレビで放映された「涼宮ハルヒの憂鬱」というアニメシリーズの後日談、スピンオフ的な映画。、キャラクターもエピソードも引き継いでいるので、これ単体で見るとやや消化不良になりますが、一通りアニメを見たあとならなかなか楽しめる映画です。
アニメシリーズでもヒロイン(ハルヒ)より【たぶん】実は人気の高かった【超脇役】の「長門 有希」が影の【
超監督】を務めた、とでも言うべき長門ファン垂涎の作品となっています(笑)
ハルヒシリーズの原作は、ライトノベルといわれる作品だそうですが、数年前に「涼宮ハルヒってなんだ?」とアニメシリーズを(わざわざ課金を払ってVODで)見て納得しました。昔、高校生の頃、同級生に貸してももらって読んだ新井素子の小説を思い出したのです。
それまで、アシモフやアーサー・C・クラーク、ラリー・ニーヴンからデイヴィッド・ブリンといった海外産のSFを読み潰していました・・・それらのSFは前提となる世界(それは未来であったり、異星であったりしますが)を綿密に描き、そしてその奇異さが普遍的な(つまりその時代の私達のコモンセンス)に昇華する、というあたりに醍醐味があったのです。
しかし、新井素子のSFの舞台は陳腐なまでに普通の生活にあり、その中で、例えば、大学生の(青い)恋愛感情がカンブリア紀の種の大爆発につながった、というような物語が展開されます。学生時代に通学電車の中でしばし妄想したようなことが、現実になり、それにSF的な味付けがされている・・・非日常の世界を構築するより、緩い恋愛感に主軸がおかれているような感じです。
でも、そういうのも、(今となっては感情面ではノスタルジーも感じるし)いいなと(笑)それに、映画の舞台が今春に散歩した兵庫の
夙川~甲陽園あたりということで、「確かにこういう雰囲気の場所があったなぁ」と妙に身近に感じられたことも、また、ライトノベルの醍醐味増加につながった・・・のかも。
追伸 長門のホントのファンの皆様。若輩者の記事ということで大目に見て下さいませ。
も、もちろん、長門はあなた様の妻でございます。
Posted at 2012/11/17 23:47:46 | |
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