
久しぶりに休日車で出かけました。今回は1000円乗り放題・・・には全く関係のないドライブですが、以前
Hana★さんがUPされていた調布飛行場の「
PropellerCafe」と旧日本陸軍の
掩体壕が気になったので、近くの国立天文台とセットにして徘徊してきました。
←国立天文台、65cm屈折望遠鏡
(カール・ツァイス製♪)
埼玉の自宅を出たのはいつもより少し早い10:40。約60km(都心経由)離れた調布までは約1時間ほどの道のりです。首都高高架沿いの桜(の頭)を見ながら順調に走り、1時間弱でまず到着したのが調布飛行場。離島へのレシプロ双発機による定期航路と、あとはセスナ系の多い民間空港です。そこの駐車場(有料100円/1時間)にOBを停めて、まず歩き出したのは滑走路とは反対の小高い丘(ここはちょうど多摩川の河岸段丘の一段目にあたります)に向かって・・・。
国立天文台というやや取っつきにくい場所ですが、昨日調布飛行場をグーグルMapで空中偵察した時に見つけた満開の桜につられ、調べてみると随時見学可とのこと。広大な武蔵野雑木林の敷地に古い観測施設が点在している、ということで早速見学に。
駐車場から野川のきれいな流れを横切り10分ほど歩くと天文台の正面入口に着きます。何だか軽井沢にある昭和なロッジ風の守衛棟(?)で、入場手続きをしてパンフレットとビジターシールをもらって入場します・・・ちなみにタダでございました。
パンフレットを見ながら気持ちの良い林間の構内の施設を巡るのですが、散歩がてらの見学にとてもいい場所ですね。1921年(
昭和6年 大正10年)竣工の第一赤道儀室を筆頭に昭和初期の天文ドームがいくつかあります。(ギャラリーもどうぞ
その1と
その2)
昭和な建築ファンとしてはたまりません。またドームの回転や一部が開くギミックが見えるのも興味深いです。中でも一番驚いたのが、巨大なドーム内側が木造だということ・・・見上げると木のフローリング状の巨大なドーム、というのは一見の価値があります。
構内の桜は8分~9分咲き、一番ボリュームのあるエリアは見学範囲外でしたが、まあ控えめな花見は出来ました。天文台では1時間半ほど歩き回りました。
小腹が空いたので調布飛行場に戻り、
プロペラカフェでランチにします。(ここからは
こちらのギャラリーをどうぞ)ここはガラス一枚で格納庫と滑走路に面したカフェ。飛行機好きにはたまらない場所ですね(笑)滑走路の南端に近い場所にあるので、南風の強い今日は残念ながら窓から離発着は見えませんでした(滑走路の北半分でほとんどの機体は離着陸してしまう為)。北風の日にいくとBestだと思います。
えてしてこの手の飲食店はメニューに落胆することも多いのですが、ここはちゃんとしたカフェ飯が頂けました。
カフェを出て最後に滑走路北端まで、今回の最大の目的(!?)旧日本陸軍の掩体壕を探しに行きます。昨日のグーグルでの写真偵察で場所は特定していたので、のんびり空港外縁を歩きましたが、途中離島向けの定期便の離陸を見ることが出来ました♪
目的の掩体壕は公園として整備された一角に2つ残っています。解説板もブロンズ製の模型もあり、荒れ放題の多い戦跡の中ではしっかり整備されていました。3式戦「
飛燕」が収められていたようですが、平和な公園の情景の中にそこだけポッカリ、時間の止まったブラックホールがあるようでした(多分に天文台の影響を引きずった感想?w)。
掩体壕は別として(笑)国立天文台とプロペラカフェはオススメの散策コースだと思います、是非お試しを!
本日の走行距離 約140km
出会ったランカ、OB 6台(!)
出会ったルノー 4台(埼玉じゃルノー見かけるの年に1回あるかないかデスよ)
※Hana★さんの「
大満足のプロペラ・ハンバーガー」にTBさせていただきました。
※第一赤道儀室の竣工1921年を間違えていました。大正10年竣工です(スイマセン)
Posted at 2009/04/04 23:21:01 | |
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