にー丸のブログ一覧

今日はひとりでちょっと遠くまでドライブしてきました。
トンネルを出て下りの峠道に差し掛かったころ、対向車が窓から手を出してペースを落とせのジェスチャーをしていました。
「なんだ？警察でもいるのか？」と思いながらペースを落とすとすぐ先で事故が起こっていました。
それも事故直後らしく、ちょうどドライバーが車から降りてくるところでした。
様子を見ながら進むと車２台の事故で、一方の車は右のフロントタイヤが完全にあさっての方向を向いて大破、もう一方は右の側面を激しく擦った後があり左のリアがガードレールにめり込むように止まっていました。
一方の車の破損があまりにも大きかったため車を停めて様子を確認することとしました。

車にはそれぞれドライバーが一人ずつ乗っているだけで二人ともけがはないようでした。
二人にけがはないか、救急車は呼ばなくていいか確認したところいいとのことだったので警察に連絡しました。
なおドライバーの一人は３０歳くらいの男性、もう一人は５０代くらいの女性でした。
警察への連絡が終わったところで男性より保険会社へ連絡したいので携帯を貸してほしいと言われました。
ここはauは電波が届かないところでした。
とりあえず電話を貸し、自分はもう少し状況を確認しました。

二次事故が起こらないように車を安全なところに移動すべきですが、２台とも動かせない状況です。
そしてやっかいなことに事故現場は見通しの悪いカーブです。
状況からすると事故はどちらかがセンターラインをはみ出して衝突したものと思われます。



奥の車は完全に車線を塞いでしまっている状態です。
このままでは二次事故が発生しかねません。
というわけで自分は交通整理を始めました。
ただ自分一人では双方を見ることはできません。
そこでそれぞれのドライバーから発煙筒を提供してもらいました。
それを点火してカーブ手前に設置しました。
ただ男性から提供してもらったものが電池で光を発する信号灯でしたが、昼間ではほとんど役に立たず、結局自分の車に搭載されていた発煙筒を使用しました。

その後女性ドライバーにどこかに連絡はしたか確認したところ、家族に連絡して来てもらうことになったとの事なのでとりあえず問題はなさそうでした。
男性の方はインターネットを使わせてほしいとかその後も私の携帯でしばらく電話していました。
私の携帯が戻ってこないことにはここを離れられないのでその後も私は交通整理を続けました。

警察が早く来てくれればいいのですがなかなか来てくれません。
そのうち発煙筒も燃え尽きてしまい、交通整理が必須の状態となりました。
途中心優しい何人かのドライバーが停まってくれ、「大丈夫ですか？警察へ連絡されましたか？」と言ってくれました。
「大丈夫です。既に連絡済みです。ご心配いただきありがとうございます。」となぜか私が礼を言っておりましたが（笑）

その後男性ドライバーからようやく携帯が戻ったものの、今度は女性ドライバーと話をするとの事で結局交通整理を続けざるを得ませんでした。

そして事故対応から５０分近く経過したところでようやく男性ドライバーから「あとの交通整理はやります」との言葉。
自分は事故を目撃したわけではないし警察到着までいる必要はないので、それぞれのドライバーにこれでここを離れるがいいか確認後現場をあとにしました。
現場を離れた直後警察の車両とすれ違ったためようやく安心できました。

さて今回の件、事故を起こした後のドライバーの責任を考えてしまいます。
二次事故が起こらないように車を移動させるか、それができないなら警察到着までは交通整理をすべきと思います。
男性の方は保険屋へ電話をするなどして自分の事ばかりしていました。
女性の方は身内に電話した後はずっと立ち尽くしているだけでした。
事故の直後で気が動転していたのかもしれませんが。
もうちょっと周りの事を考えてほしかった。

なお男性の方はクロックスを履いていたのですが、あれってちゃんと運転できるんですかね。
自分には怖くてできません。

さて、どうでもいい話ですが…



自分の発煙筒、有効期限がとんでもなく昔に切れてました。
というか新車の時のままだ(^^;)
でもちゃんと使えた（笑）
あっ、発煙筒ちゃんと買っとかないとですね。

あと、今回の教訓。
電池で光るタイプの信号灯は昼間はほぼ役に立たない。
以上。