• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2024年12月26日

LEXUS F オーナーズミーティング 2024

LEXUS F オーナーズミーティング 2024 【当イベントについて】

12月23日月曜日、富士スピードウェイにて「LEXUS F オーナーズミーティング」が開催されました。
昨年までは「LEXUS F ドライビングレッスン」という名称で開催されていたイベントで、



上記FSWの説明のように、Fモデルに加えてF SPORTモデルとLCも参加可能な「レッスン&トラッククルーズプラン」が今回新設されました。
このプランに参加していたのはRC F、IS500、LCと結果的には全車種2UR-GSE搭載車両のみでしたが、参加台数に若干の余裕があるようでした。
今後、IS350等のF SPORTモデルにどれだけ参加してもらえるかが継続開催のカギになりそうですね。

前日入りして同じホテルに宿泊されたすぎすぎすぎさん、そして初めて直接お会いしたイシワタリさんと、前夜祭を楽しみ当日を迎えました。


【開会式・トークショー・走行レクチャー】



トークショーに1時間オーバーの時間が設定されており「大丈夫か?」と参加者もインストラクター陣も思っている節がありましたが、この日はインストラクター一覧に名前のなかったLEXUS F 初代開発責任者・矢口さんがドタ参していました。
パワポ資料を使いながらのお話を聞いているとあっという間に予定時間になっていました。さすがです。(本当にドタ参だったんだろうか…)



矢口さんがレクサスブランド誕生当時のLS400の振動騒音設計担当者であった話は有名ですが、「F」という名称は、LS400開発時の「F1-Flagship One-」というキーワードから思いついたという話は初耳でした。

開会式から一緒に参加していたマイスタープランの方はトークショーで終了、走行レクチャーはフリー走行プランの参加者のみでした。
その場で忘れてしまいそうでしたので、覚えておけるようにメモを取りました。

五味康隆さん(モータージャーナリスト)
●ブレーキング
 ブレーキング時はステアリングを切らない
 ↓
 ブレーキングを終えたらブレーキペダルを緩めながらステアリングを切る
 ↓
 アクセルペダルを踏みながらステアリングを戻す
 この際、ブレーキからアクセルへ踏み替える速さも意識する
●ブレーキを残すかどうかの判断は「90度以上のコーナーかどうか」
 90度以上
 →ベクトルが大きく変わるからちゃんと止める
 →ブレーキはクリッピングまで最大限残す
 90度未満
 →ベクトルがそこまで変わらないのでなるべく最低スピードを上げたい
 →ブレーキは残さず、むしろアクセルを「加速するかどうかの瀬戸際」で踏む
●勾配も関係する
●縁石はサスペンションアームのゴムブッシュが痛むので乗らない

松下信雄さん(元レクサスF開発チーム)
●的確な状況判断と正確な操作
●余裕を持って後ろを確認する
●計画的に運転し、考える
●踵がペダル操作の支点になっているか?浮いていてはダメ


【レクサスカレッジでの昼食】

このイベントでないと入る機会が無いであろうレクサスカレッジでの昼食です。
これも楽しみの一つです。が、今回はフリー走行プランに知り合いが少ない上、参加者が少なめで席に余裕があり、ぼっち飯になってしまいました…。









写真を撮り忘れて残念ですが、レクサスカレッジの受付では待機されていたスタッフの女性がサンタの衣装を着ていました。
このイベントのランチタイムのためだけの格好だったそうで、「目の保養になりました」とお伝えしたところ「私で良ければ何よりです」とのお返事w
愛想が良くかわいらしい方でした。


【フリー走行】

気温が低く太陽は出ている、絶好の路面状況でした。
また、今回のフリー走行プランはA/Bに分かれての走行でしたがどちらも10台前後という状況。
今までの賑やかさを懐かしく思いつつ、その分、フリー走行なのにこんなに空いていていいのかな?という環境で非常に走りやすかったです。
他車とのすれ違いがほぼありませんでした。



リミッターカットはしてありますが、制御が入らないよう保険の意味も込めてサーキットモードをONにします。
さらに、ドライブモードをSPORT S+にした状態で横滑り防止機能ボタンをOFFにし、ギリギリまで制御が介入しないEXPERTモードに設定。

五味さん、松下さんのレクチャーを思い出しながら走行します。
特にブレーキングに苦手意識があったため、ブレーキ踏力を表示できるGモニター表示で確認することに。写真左下にある「BRAKE」部分にゲージ状に表示されます。

ブレーキングは直進のまま行い
ステアリングを切りつつ、ブレーキを緩めながらコーナーに進入し
ステアリングを戻しつつ、アクセルを踏み増しながらコーナーを抜ける…


当たり前のように聞こえるかもしれませんが、経験が少ないとサーキット走行中は冷静さを失いがちで、無意識に走行していると都度対応になってしまい再現性が低下しますが、頭の中で課題を意識して走行することで再現性が高まります。
例えば「さっきはブレーキング終了が早すぎたから次はもう少し奥まで粘ってみよう」という意識が生まれることで、これが経験として蓄積されます。

すると、無意識走行に比べて徐々にタイムの向上が見られ、最終的には2年前の走行からタイムを縮めることができました。
走行開始後しばらくはスピードに慣れるのが大変で、全開できるところも7割程度しか踏めていませんでしたが(特に300Rはスピン経験があるので尚更…)、課題をこなしながらスピードに慣れると自身の中に確実に変わった感覚が生まれ、2本目の後半はだいぶスムーズな走りになりました。
もう一つ、自身では100%だと思っていたストレートでのフルブレーキが、実際には70%くらいだったことに愕然としました。さらに、踏み始めから一気に100%まで踏めていないせいで制動距離が伸びていることも実感できました。
このような分析ができたのもひとえに踏力表示のおかげです。

と、長々と偉そうなことを書いていますがタイムは平凡です。
もし気になった方はお会いした時にでも聞いてください😂


【閉会式・お楽しみ抽選会】

冬の日の入りは早く、16:40から始まった閉会式にはもう暗くなっていました。
続いて行われたお楽しみ抽選会は従来のジャンケンではなく抽選箱から番号が書かれた紙を取り出す形式になっていました。(参加できなかった昨年からでしょうか?)
ありがたいことに、戦利品を2つ獲得できました。



●ミシュランの折り畳みコンテナ
●2007年、米カーメル・バレーでIS Fプレスプレビュー時に矢口さんが実際に着用されていた特注のキャップ





キャップはサカバンバスピスに被ってもらっていますw

そして、同じく抽選に当選したすぎすぎすぎさんから
●折り畳みボストンバッグ
もいただいてしまいました。ありがとうございます。


閉会式後にインストラクターの皆さんと写真を撮っていただきました。
(撮影:すぎすぎすぎさん)
今までこういう写真を撮っていただいたことがなかったので記念にします!
※矢口さんが外を向いてしまっているのは、外されている五味さんの方向を向いているからです、多分。


全プログラム終了後、ピットでの片付け中にとみーFさんとお話させていただきみん友になりました。
よろしくお願いいたします。走行頻度は少なめですが、ご一緒した際にはいろいろ教えてください。


【まとめ】

しばらく走らないでいると「サーキットはもういいかな…」と思うのですが、久々に走ると「速く走れなくてもサーキットは楽しい!」と思えるんですよね。
自宅から比較的近い筑波サーキットはGS Fには狭いため、FSWがもう少し近ければライセンスを取って定期的に走りたいものです。
ブログ一覧 | GS F | 日記
Posted at 2024/12/26 21:42:01

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

関連記事

協和サーキット スプリントレース ...
選手コータさん

鈴鹿ツインサーキットGコース(5回 ...
tak504さん

Fドリーム平塚 カートスクール
選手コータさん

ミニのサーキットデビュー戦
ケンタツキさん

鈴鹿ツインサーキット フルコース( ...
tak504さん

鈴鹿チャレンジクラブ&クルージング ...
しゅれいさん

この記事へのコメント

2024年12月26日 23:09
ブログアップが早い!
そして、走行テクニックのレクチャーのメモを取っているというのもさすがしろ。さんらしいですね~、素晴らしい!
1本目よりも2本目のほうが格段にタイムアップされていて、走りが進化していったのもしっかりと基礎を再学習された成果ですね。

ワタクシはこのブログに書かれていたことを読んで今さらながら基礎を学びました(笑)

定期的に走りに行くと自分自身の変化も如実に感じられて、なにより走ることがもっと楽しくなると思いますので、ライセンスを取得されてスポーツ走行をご一緒しましょう!
その時にはまた別なお店で前夜祭も…(笑)
コメントへの返答
2024年12月27日 11:26
前日から当日まで色々とお世話になり、ありがとうございました!

iPhoneで撮影しましたので、割り切って編集せずアップできたのが速さの理由です(笑)

すぎさんは自然にできているからタイムが出ているんだと思いますよ!自分の走行はまだまだ削れるポイントがいっぱいありすぎて…お恥ずかしい限りです。

五味さん曰く「プロドライバーでも、ブレーキを残すかどうかについて言うことが真逆の場合がありますよね?あれはコーナーが90度以上かどうかで変わるからなんです」とのことで、なるほどと納得できました。

ブレーキングのステアリングとアクセル・ブレーキの関係性は、今後も意識して取り組んでいきたいですね。

定期的に走るならライセンスを取得してしまった方がいつでも走れていいですよね。
走る前まではオフ会くらいの感覚で参加したはずなのに「サーキットは楽しい」とまた思えたのは事実ですし、検討してみます!
2024年12月27日 23:57
こんばんは
お疲れさまでした

凄く振り返りをされており素晴らしいです
GSFの最高速度はどうでしたか?
RCFより速いですよ

対面時、少しビビリました
この強面の方は誰や?でした

またの機会に宜しくお願いします
コメントへの返答
2024年12月28日 0:25
月曜日はお疲れ様でした!

走行頻度が低いこともあり、走る→反省→期間が空いて忘れる→走行…の繰り返しでなかなか前進できないので、きちんと後日思い出せるようにメモを取ってみました。
五味さん、ただの雨男ではありませんでした😂

最高速度は目視できる範囲で252km/hでした。もっと奥まで突っ込める方ならもう少し伸びそうですね!

自分の風貌が変わっている自覚はありましたので、久々にドラ2さんとお会いした時に「誰だっけ?」という雰囲気は察していましたが、全く強面ではありませんよ〜😭
仲良くしてください(笑)

またお会いできることを楽しみにしています!

プロフィール

「山形の翌日は東京で授業終わりからのMAZDA TRANS AOYAMA。2度目の来訪ですが、1階の展示車がCX-60ということもあってかお客さんは比較的少なめ?」
何シテル?   08/02 17:47
GS FとNDロードスターで、AT&MT、ハイパワー&ライトウェイトという相反する2台を楽しんでいます。 基本的にスポーティな車が好きですが、自身の用途に合わ...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

VOLK RACING ZE40 16インチ 7J 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/09/04 00:54:03
Weds WedsSport SA-72R 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/05/17 23:07:45
[マツダ ロードスター] 【NDロードスター】取説より分かりやすい【ドレンフィルター清掃①】 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/02/20 15:27:06

愛車一覧

レクサス GS F レクサス GS F
2022年06月05日(日) 契約 2022年06月20日(月) 納車 初年度登録:2 ...
マツダ ロードスター マツダ ロードスター
2021年10月22日(金) 契約 2022年02月07日(月) 納車 KPCが搭載さ ...
マツダ CX-5 マツダ CX-5
妻の愛車です。 愛犬との旅行を考慮し室内スペースがより広い車を検討することになり、ジュー ...
レクサス LS レクサス LS
69,700km〜 父の形見(新車購入)であるため、当面の間所有しようと思っていました ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2006年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2005年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2004年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2003年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation