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しろ。のブログ一覧

2022年08月21日 イイね!

サーキット走行に向けて

サーキット走行に向けてサイズおよび車格的に乗員の快適性を重視しつつも、サーキットを走らせることを前提に造られたクルマであるGS F。

この「サーキットを走らせることを前提に」という点が重要で、以前所有していたZ33は、スポーティグレードにはBremboキャリパーが奢られていてサーキット走行も視野に入れているのかと思いきや、冷却面の対策はほとんどされておらず、純正のままではすぐ水温・油温が上がってしまいまともに走ることができませんでした。そのため、ラジエーター交換、エンジンオイルクーラー新設、オイルパン増量、ブレーキダクト新設などの対策を施しました。
その点、レクサスFシリーズは純正仕様でも冷却面の対策がある程度なされていて、同じTC2000でもZ33と比べ温度上昇が控えめだったと記憶しています。
そういう意味で、数値的パフォーマンスは高いもののRZ34の冷却面はどうなんだろうかと不安が残ります…。

ただし、そんなFシリーズも純正ブレーキフルードはDOT3.1。サーキット走行前提のクルマなら純正でもせめてDOT4を使ってほしいものですが、購入層のほとんどはサーキットを走らないだろう、走る人は勝手に自分で変えるだろうと想定しての選択かもしれません。要するにコストカットですね。

DOT3.1でのサーキット走行は不安が多く、年末のワンメイクドライビングレッスンのフリー走行でFSWを走るつもりですので、事前にブレーキフルードを手配し、本日交換のためGS Fを預かっていただきました。引き取りに来て頂いたところでクルマの話から仕事の話まで長々と話し込んでしまい、時計を見たら1時間半経っていました…😂
預けて1時間後くらいに社長から着信があり、作業前に念のためレクサス店に作業内容を確認したところ「うちでやるから持っておいで!」と言われたので預けてもいいですか?と確認が。「構わないですよ~」と伝え、急遽ディーラー作業になりました。

というのも、ある時期以降のレクサス車は、IS Fを含む以前のレクサス車とブレーキフルード交換要領が異なり、より高機能な診断機を使わないとトラブルが起きる可能性が高くなってしまうとのことでした。ショップにも診断機はあり、IS Fは対応可能だったようですが、ある時期以降のレクサス車のブレーキフルード交換には対応していないようで、ディーラーが気を利かせて提案してくれたそうです。

ちなみに、先程作業が完了しGS Fを受け取りましたが「1回サーキットを走ったらローターが終わりそう」とのことで、年明けにはローター&パッド、さらにフルード交換という流れになりそうです。

作業前にショップの社長がディーラーに確認してくれたおかげで未然にトラブルを予防することができました。ショップとレクサス店はオプション取付作業などで付き合いがあり、両者の日頃のお付き合いが上手く行っていることを伺い知れるやり取りでした。ショップ社長の人柄のおかげでもありそうです。



さて、今回交換したブレーキフルードは
Billion スーパーブレーキフルード「Class6」
です。初物を選んでみました。

詳しくはBillionの商品説明ページ
https://www.billion-inc.co.jp/billion2006/Brake_Fluid/class6/class6.html
をお読みいただきたいのですが、DOT5.1の沸点規格をクリアしつつ「スポーツモードを使用しても制御が完全にカットできない車両のスポーツ走行/サーキット走行にマッチングします」という文言に興味をそそられました。

田中ミノルさんが扱うパーツはほぼ全て「ここがこうだからオススメなんだよ」と理論的な説明があるため、理屈っぽい自分にズバッと刺さってしまうのです。その上、スイフト所有時にECU交換でTM-SQUAREさんにお邪魔した際に田中さんに直接お会いしたことがありますが、腰が低く笑顔が素敵な方だった点もBillionを選択した理由の一つでした。

GS Fのカタログを見ると電子制御(VDIM:Vehicle Dynamics Integrated Management)はフルカットできるようですが、GS FのVDIMには
・通常のVDIM制御である「NORMAL」
・ドライバーによる制御範囲を拡大した「SPORT」
・制御なしの「OFF」
の他に、基本的にはVDIM制御OFF状態としながら、万が一の際には制御を効かせる「EXPERT」というモードが用意されています。ドライブモード「SPORT S+」時にVSCスイッチを短押しすることでメーター内のドライブモードの隣に「EXPERT」と表示されますが、まだ使ったことがありません。山形ツーリングの峠で試してみれば良かったな…。






プロドライバーではありませんし自身の腕には自信がありませんので、サーキットを走る際はこのEXPERTモードで走るつもりです。

Billionの説明によると、制御システムをカットできない車両に高粘度のブレーキフルードを使用した場合、制御システムにブレーキフルードの圧力伝達スピードが追いつかないという状況が発生し、不安定な挙動に陥ってしまうことがあるそうです。そこで、EXPERTモードで制御介入時の安全性をより高められる点を重視し、低粘度タイプである「Class6」を使用してみることにしました。

低粘度タイプは寒冷地や降雪地域にマッチするそうで、これはつまり「ブレーキに熱が入っていない状況における制御介入時の安全性が高まる」ということでもあり、サーキット以上に危険な運転者が多い(と自分は思っています)普段乗りの緊急ブレーキ時には高粘度タイプより安心感がありそうです。
ただしブレーキの剛性感は高粘度タイプに劣るため、フルブレーキング時に「ブレーキ効かねぇぇぇ」と不安になる可能性があり、継続使用するかどうかの判断は実際にサーキット走行してから判断しようと思っています。

パーツレビューへのアップはある程度乗ってからですね。普段乗りで変化を感じられるものでは無いでしょうけれど😅
Posted at 2022/08/21 18:48:48 | コメント(3) | トラックバック(0) | GS F | 日記
2022年08月06日 イイね!

GS F、仕様変更。

GS F、仕様変更。仕様変更のため預けていたGS F。
8月8日(月)に引き取って来ました。


ブログトップ写真を見てどの仕様に変えたのか、メーカー名まで答えられる方はきっとかなりのGS F通です。ほとんどの方は、話を聞いてやっと「ああ、そういえばそういう話あったね〜、あの後とんと話を聞かなくなったけど…」と思われるくらいの知名度かもしれません。自分でWeb検索をかけてもほとんど話題になっていないことを痛感しているくらいです。



というわけで、今回うちのGS Fは



TOM'S LEXUS GS F
produced by Kazuki Nakajima

仕様となりました。詳細はコチラ


(東京オートサロン2022展示車両)




何シテル?にアップしたこのカーボン製のテーブルは等々力にあるTOM'S本社のものでした。

正式名称が長いため、以後は見積書に記載されている「KNモデル」と表記します。



■KNモデルを選んだ理由

GS F購入前から「もしGS Fを買ったならこのエアロパーツを取り付けたい」と勝手に妄想していました。TRDからエアロパーツが出ていれば最有力候補だったのですが、残念ながらGS F用のパーツは一切ありません。TRD以外であれば…と次に思い浮かべたのは、トヨタ/レクサス系チューナーとして有名なTOM'Sでした。

そのTOM'Sの従来のエアロパーツ





はなかなかアグレッシブなデザインで、自身が求める「仕事や冠婚葬祭に使っても違和感の少ない仕様」からはやや離れたイメージでした。
※個人の好みの話であり、デザインを否定しているわけではありません。フロントとリアのタイヤ前のフィン形状はタイヤへ流れる風を整えてくれ、空力面では好影響がありそうですよね。

少ないながら他メーカーさんから出ているGS F用エアロも同様にグレッシブなデザインだったり最低地上高が低めだったりと、なかなか自身の要望に合うエアロがありませんでした。

こんな具合に、GS Fを買うことが決まってもいない時期にもかかわらずエアロパーツを悩んだり引っ込めたりしていたところ、今年の東京オートサロンで突然発表されたのがKNモデルのエアロパーツでした。


エグゼクティブ層のデイリーユースを考慮し、「中嶋一貴」氏がレーシングドライバー観点から考えたミニマルコンセプトのエアロダイナミックスパーツをカーボン素材で具現化したエクステリア。


というカタログ文の通り、スポーティ過ぎず地味過ぎずという絶妙なデザインが、自身の求めるイメージにピタリと合致していました。クレバーな印象を与えつつ実は内面にアグレッシブさを秘めた、中嶋一貴氏ご本人のイメージにも繋がるようなエアロデザインだと思っています。

このデザインを見た瞬間、「こういうのを求めていた。エアロを組むならこれしかない!」と確信を得ることができました。



■取り付けまでの経緯

GS F購入を決めた直後、TOM'SさんにKNモデルについての問い合わせを行っていました。
特設サイトを見た感じではTOM'Sで用意した中古車両をベースにしたコンプリートカーとしての購入がメインに見え、既に車両を所有している場合は架装できないのだろうか?と質問したところ「後からの架装も可能です」との回答をいただき、見積もりをいただいていました。



いただいた見積もりの価格に躊躇し、さらにせっかく乗り換えるのにノーマルを味わわないのは勿体無いと思ったこともあり、「一旦ノーマルの状態で乗ってみて、その上で考えさせてください」と伝え、ノーマルのまま乗ってみることに。
リミッターカットだけはある事情のため先に取り付けることにしましたが。

その後納車から1ヶ月と少しが経ち、ノーマルの仕様に不満を抱いたわけではありませんが、それでもソワソワしてしまいました。これはもう一種の病気なんでしょう。自分はノーマルのままでは乗れない、何かパーツを付けないと満足できない性分のようです。
これまでの自分の愛車を見て「うん、こうなることは知ってた」と思われた方が多数いらっしゃるであろうこと、理解しております😂
いずれ取り付けるのなら早い方が長く楽しめるしね!とポジティブに考え、思い切って取り付けていただくことになりました。



■取り付けたパーツ

フロントディフューザー


サイドディフューザー


リアアンダーディフューザー


ディフューザーは全てドライカーボン製です。

エアロパーツと同時に


エキゾーストは、パフォーマンス向上と心地よいスポートサウンドを実現する4本出しステンレステールの「トムス・バレル」を設定。


というカタログ文の「ステンレステール」に惹かれ、トムス・バレル(ステンレス)も同時に取り付けていただきました。



純正の引っ込み過ぎたテールパイプの見た目を改善したかった理由も含まれていますが、従来のトムス・バレルはブルーグラデーションのチタンテールで、他メーカーさんのマフラーもほぼブルーグラデーションです。これを派手だと感じてしまう自分にとって、見た目がほぼ純正と変わらないステンレステールはとても魅力的なマフラーでした。

ただ、音量や音質は純正からそれほど変わったという印象がありません。
車検に通らない、またはうるさすぎる仕様は好みではないため個人的にはそこまで不満を感じませんが、コスパはあまりよろしくありません。ステンレス製ならではの耐候性に期待したいところです。音質に拘りたいなら、同じTOM'S製でもテールエンドだけでなく全体がフルチタンの仕様を選んだ方が良いかもしれません。



今回のKNモデル成約特典として

TOM'Sエンブレム(クロームメッキ)


と、

TOM'Sプッシュスタートボタン


を無料で付けていただきました。

純正の状態でテールゲートにLエンブレムとLEXUSエンブレムが貼られていますが、エンブレムの意味が重複していると思っていたため「LEXUS」は外したいと思っていました。その位置にTOM'Sエンブレムを貼っていただくことで丁度いい塩梅になりました。


TOM'Sエンブレムに換装したリア全景

プッシュスタートボタンはLC用にポン付けで交換できると聞いていたのでそちらも考えていましたが、今回のエアロとマフラーでTOM'S仕様であることを堂々と名乗れますし、厚意を無駄にするのも良くありませんので取り付けていただくことにしました。(あとでLC用に交換してしまったらごめんなさい)



トヨタ系の青みがかった白いイルミのため、レクサス系の白いイルミとの色の違いを感じますが、プッシュスタートボタンはエンジンをかける特別なボタンでもあるわけで、「あえてここだけ色が違くしている」という見方をすればさほど気にならなさそうです。


TOM'Sお得意のボディ補強パーツ類は走行性能を高めてくれるとは思いますが、その反面重量増の一因となり、さらに街乗りにおけるいい意味での緩さをスポイルしてしまう可能性があるため、現時点では取り付けませんでした。
この手のパーツは現状の愛車の走行性能に不満を抱いた時に取り付ければ良いと思っていて、現状走行性能に不満を抱いていないのに闇雲に取り付けるのはむしろデメリット(乗り心地が悪くなる、異音がする、等)を強く感じてしまう可能性が高いと考えています。


ちなみに、カタログで最高出力500PS/最大トルク598Nmと記載された「ファインチューニング」は、テスト中に問題が発生したようで現時点では取り扱いを中止しているようです。こちらもお願いするつもりでしたが、このお話を聞いたため、とりあえずリミッターカットだけ先に取り付けていました。



■KNモデルこぼれ話

もしかしてうちのクルマがKNモデル納車第一号ですか?と質問してみたところ、既に納車実績があり、他にも数台納車待ちの方がいらっしゃるそうで、残念ながら第一号ではありませんでした。
どうやらオーダーはあるもののベース車両となるGS Fを探すことに難儀しているのだそうで、このブログの冒頭で写真を載せた、東京オートサロンに展示していたヒートブルーコントラストレイヤリングのGS Fも既に購入を希望するオーナーの元へ渡っているそうです。

TOM'Sは取扱車種も多くなかなかお忙しいようで
「もっと宣伝したいんですが手が回らないんですよね…」
と仰っていましたので、

「みんカラとCARTUNEを使っていますので、このSNSでKNモデルのカッコ良さと、パーツだけでも購入可能であることを宣伝しておきますね」

とお伝えしてきました。
この後購入された方が「みんカラで白いGS Fの写真を見て購入に至った」とTOM'SのAさんにお伝えいただけると自分が喜びます。よろしくお願いします(笑)

そのTOM'SのAさんにも、ディーラー同様に「かなり程度のいい車両が見つかりましたね」と言っていただけて、GS Fを1年探した甲斐がありました。その後も中古市場を見ていますが、今のところ同等の希望を満たす車両は出てきていません。まさに一期一会。

いつか他のKNモデルのGS Fと並べてみたいですね。もしKNモデルのオーナーさんにこのブログを見ていただけたなら、ご連絡をお待ちしています!
Posted at 2022/08/09 14:06:10 | コメント(7) | トラックバック(0) | GS F | 日記
2022年08月01日 イイね!

知られざるGS Fの機能

知られざるGS Fの機能ブログトップ画像をご覧ください。
エアコンの設定温度表示が、運転席側には23.0と表示されていますが助手席側には何も表示されていません。

納車前に販売店からいただいた写真を眺めている間に気になっていて、「たまたまデジカメでうまく写らなかったんだろう」くらいに思っていましたが、納車されてエンジンをかけて販売店を出たところで、やはり助手席側は表示されていないことに気づきました。

「もしかして壊れたまま納車されたのか…!?
販売店の保証なしを了承して購入しているけどこれは自費修理か…?」
などと考えを巡らせつつ、とりあえず自分でいろいろ試してみようと思いましたが停車できるスペースが見つかりません。
気にはなるけど仕方がない…と、とりあえず帰る方面の高速道路に乗り、最初のSAに停車していじくり回してみたところ、なんとか助手席側の設定温度も表示されたので一安心していました。

その後、納車された喜びや入院が迫っていたことへの不安にかき消されてこの件をすっかり忘れていましたが、今日ふと思い出し、取説PDFを調べてみることに。

GS Fのエアコンは「3ゾーンエアコン」が採用されており、運転席・助手席・後部座席の温度設定や風向きなどを個別に変更することができます。
さらに「S-FLOWモード」という機能が搭載されており、これは
フロント席のみに送風し、助手席に乗員がいない場合は設定温度、外気温度などを判断して、運転席のみに送風する(状況によっては、リア席にも送風する場合があります)」
という機能のようで、例えば乗員がドライバー1人の際にエアコンの負担を低減し燃費向上に貢献してくれるようです。



画像赤丸で囲った箇所がS-FLOWのON/OFFボタンで、このS-FLOWがONになっている場合に助手席の設定温度表示が消えることが分かりました。ブログトップ画像を改めて見ると、S-FLOWボタンのインジケーターがONになっていることが確認できますね。

このS-FLOWモードはL10系GSで初採用されたようですが、最近ではトヨタ系ミニバンにも採用車種が増えているようです。確かにミニバンのような広大なスペースを誇る車種ほど、ドライバー1人で運転する際の後席や3列目の空調は無駄が多そうです。
GS Fの場合どの程度燃費に貢献してくれるのか。当面の間、自分1人の際にはS-FLOWをONにして乗ってみて、燃費の推移を見守るつもりです。

え、焼け石に水?
いやいや意外と極悪燃費のクルマほど、こういうところで稼ぐ燃費の影響が大きいかもしれませんよ?(笑)



GS FにはS-FLOWモード以外にも「え、こんな機能が?」という機能がありました。

1つはASC(アクティブサウンドコントロール)についてです。
共用パーツが多いだけにRC Fと一緒くたに語られがちなGS Fですが、ASCのスピーカーは
GS F:フロント&リア(ASC OFF可能)
RC F:リアのみ(ASC OFF不可能)
と差別化が図られています。
RC Fは純粋なスポーツカーとしてのベクトルが強く、GS Fは上質なサルーンでありながらスポーツセダンとしても使えるオールマイティさを売りにしていることがこんな点からも伺い知れます。

もう1つはマルチインフォメーションディスプレイについてです。
(こちらはRC Fも同様のはずです)

GS FのマルチインフォメーションディスプレイにはGモニターや後輪左右のトルク配分を表示する機能がありますが、マルチインフォメーションディスプレイにいずれかを表示した状態でステアリング右の「・(決定ボタン)」を押すと、タコメーターリング内にも同様の内容を表示され視認性が向上します。
取説上では「詳細表示」と呼ぶそうですが、Gモニターは詳細表示にすることでMAX 1G→MAX 1.5Gまで表示することができます。



こういう機能たちは取説を見れば書いてあるものですが、面倒臭いから取説を読まずに自身で操作しながら覚えるという方が多いハズ。自分も最初はそうやって覚えていきますが、それでも分からない機能は取説を見て知っておきたいタイプなんです。
「今使っていない機能なんて、どうせ使わないから調べるまでもない」
「搭載された全ての機能を把握した上で、必要な機能は使い不要な機能は使わない」
この2つは同じ「使わない」でも意味が全く違うと思っていて、自分は後者の考え方です。「知った上でも不要なら使わない」と判断したいんですよね。ただの貧乏性なのかもしれませんが😂
Posted at 2022/08/01 14:55:19 | コメント(3) | トラックバック(0) | GS F | 日記
2022年06月25日 イイね!

GS F、納車

GS F、納車愛車紹介関連はアップロードしていましたので既にご存知と思いますが

GS F、無事納車されました。



20日の納車当日、14:00にIS Fで自宅を出発。
途中、守谷SAに立ち寄りIS Fに登録されている個人情報を初期化しましたが、画面のボタンを押しても音は鳴るのに反応しなくなりました。別れを惜しがっているのかな?なんて思っていると、1分くらい経って初期化が完了。単純この処理は負荷がかかるようで不具合が発生したわけではなさそうでしたが、初期化作業自体に「ああ、遂に手放すんだな…」と哀愁を感じました…。

ほぼ予定通りの15:30に販売店に到着。
既に準備はできており、書類に捺印して車両の内外装チェックを済ませ、16:00には見送られて販売店を出ていました。
販売店の担当の方が理解のある方で「担当やお客様によっては1~2時間説明に費やすみたいですが、色々お詳しいですしすぐ乗りたいでしょうから手短に進めちゃいますね」ということでスムーズに進めていただけました。ありがとうございます。
そんな担当さんの愛車はダッジ・チャージャー6.4L。同類です(笑)

ブログトップ画像はお別れ時のものです。
何シテル?で「悲しい」と書きましたが、Z33の時にはここまで悲しさを感じなかったのはなぜだろうと思い出してみると、Z33は近くに住む義弟に譲ったため、IS F納車時に車がまだ残っていたからでした。

というわけで納車されたGS F。
印象としては、GSというクルマのポジション通りではありますが、これまで所有していたIS Fと一時期所有していた父のLSとのいいとこ取りのように感じています。



【インテリア】


インテリアは同じマウス風リモートタッチを搭載する車両ということもあり、40系後期LSに近いデザインでだいぶラグジュアリー。
最新レクサス車でも前後に置くパターンが多い中、左右で置けるカップホルダーが非常にありがたいです。これから仲良くなりたい異性を乗せるのであれば、前後カップホルダーで誤って手が触れてしまい恋のはじまり…みたいな期待をしたいところですが、妻や部下を乗せることがほとんどで、単純に取りやすさを重視します(笑)
リアガラスには電動サンシェード、リアサイドガラスは手動ですがサンシェードが装備され、後部座席の肘掛けにはエアコン・オーディオ操作パネルが装備されています。ショーファードリブンにしてはスポーティすぎますし、後席操作パネルはこの手のクルマには要らないと思います…。



電動リアサンシェード



後席オーディオ・エアコン操作パネル




ディスプレイはLSと同じ12.3インチですが、LSでは画面右側に常に表示されていた情報表示がフレキシブルになり、右画面表示を消して全画面で地図を表示したり、左画面をTV、右画面に地図という表示も可能になりました。

G-Link liteを契約しましたので、ディーラーで最新版地図データ(ちょうど2022年5月版が出たばかりでした)を更新しマップオンデマンドを有効にしました。既に最新版地図データ後の地図更新があったらしく、自動的にダウンロードが始まりましたがさすが4G。3Gと比べてあっという間にダウンロードが完了しました。

地図データ更新のためディーラーに赴いた際に、販売店では不可と言われていたメーカー保証の継承ができることが判明しました。来年11月までではありますが、この間に悪い部分を洗っておきたいところですね。自身で乗っていても不具合は無さそうですし、ぱっと見た感じでしたがディーラーの方も「だいぶ程度良さそうですね」と言っていましたので、大きな問題はない個体と思われます。

野良の中古車のためラウンジに入れなくなり、コーヒーも紙コップになるかもですが、そもそもディーラーにお邪魔する頻度はそれほど多くありませんし仕方ないことですので諦めます。それより、「野良オーナーはコーヒーがインスタントになります」と言われたほうが悲しみます(笑)




メーター内のインフォメーションパネルの操作がサクサクで快適です。目的地設定するとルート案内もこちらで行ってくれます。タイヤ空気圧も標準で表示してくれるのがありがたいです。
10系GSが登場した時に驚いた「必ず定位置に戻るウインカー」。物理的なタイプの場合、ステアリングを戻すと「カチッ」とレバーが戻る音でウインカーが消えたことを認識できますが、電子タイプはレバーが戻らない=物理音が鳴らずにウインカーが終わるので、乗り始めは違和感がありました。また、「カッチ、カッチ」のウインカー音が高速域で聞こえなくなるのですが、ウインカーの音量は調整できるそうですので、予約している保証継承手続き時にディーラーで確認してもらいます。



【エクステリア】


IS Fのようにコンパクトなボディに無理矢理詰め込んだことが伝わるマッシブなデザインではありませんが、レクサスのデザインモチーフであるスピンドルグリルやLポジを除けばオーソドックスなセダンスタイル。ベースとなるGSが、レクサスFRセダン三兄弟の次男としてそういう役割を求められていたのでしょう。(その結果、ESにその地位を奪われるとは皮肉なものです…)
リアのマフラーカッターも全体デザインと同様IS Fと比べると控えめですが、「羊の皮をかぶった狼」好きとしてはこれはこれで好みです。




何より好みなのがこの赤丸部分。ボディ端がスパッと切り落とされ、内側とあえて段差を設けたデザインはF80 M3/F82 M4でも採用されていましたね。




デイライトはヘッドライト「AUTO」で作動します。デイライト点灯時にはポジション灯より明るく点灯する、本物のデイライトです。




ダークグレー塗装のドアミラーカバー。Bピラーも同色で統一されていますが、あまり評判がよろしく無かったようで最後の一部改良で艶ありブラックに変更となったようです。
車内の前席エアコン吹き出し口付近が同じダークグレーで、ここと合わせるためのこの色だったのでは?と推測していますが、何分GS Fの情報がWeb上には少ないので真相は不明です。よろしければ皆さんもインテリアの写真と見比べてみてください。



【走行性能】

走行性能はもちろんIS F譲りで、より洗練された印象を受けます。
ステアリング操作がIS Fと比べてスムーズに感じるのは、IS Fにスペーサーを付けていたことが原因なのか、タイヤが終わりかけていたからなのか…。
特筆すべきはAVS(減衰可変ダンパー)で、標準の乗り心地がこの手の車にしてはだいぶソフトで驚きました。

ドライブモードセレクトの「CUSTOMIZE」では
・パワートレーン制御 [Normal/Power/Eco]
・シャシー制御 [Normal/Sport]
・エアコン制御 [Normal/Eco]
を自身で組み合わせることができます。
そこで、シャシー制御のみをSportにしNormalと比べてみました。すると、Sportではきちんと引き締まった乗り味に変化し、自身で乗っていたIS F(TOM'S Advox Sport仕様)に近い硬さに感じました。
ここまで制御が変わるのであれば、人を乗せたりまったり市街地を走る際にはシャシーNormalで上質なサルーンとして快適に移動し、ワインディングや高速ではシャシーSportでスポーツセダンとしてキビキビした走りを愉しむ、という使い分けができそうです。といってもさすがはFモデル、シャシーNormalでもフワフワしているわけではなく、コーナリングではしっかり路面を掴んでくれます。




ドライブモードセレクトは、取説を見ると

【NORMAL】
通常の走行に適している
【SPORT S】
トランスミッションとエンジン制御によりアクセルレスポンスを向上
【SPORT S+】
SPORT Sより早いタイミングのシフトダウンにより高いエンジン回転を保持、素早い変速を行う。さらにステアリング応答性、サスペンション制御、VDIM制御が変化する
【ECO】
アクセルペダルの踏み込みに対するトルクの発生が緩やかになり、エアコンの作動を抑え燃費を向上させる

とあり、SPORT Sではシャシー制御が入らないようです。そのため、CUSTOMIZEを
・パワートレーン制御 [Power]
・シャシー制御 [Sport]
・エアコン制御 [Normal]

にし、SPORT SとSPORT S+の間を埋める仕様にしています。
SPORT S+はアクセルを抜いても低いギアを維持して回転数を維持する傾向があり、一般道で使うとガソリン垂れ流し&ギクシャクしそうなため、使い所はサーキットがメインになりそうです。
ECOは…使わないでしょうね😅




賛否両論というより否が多いであろうASC(アクティブサウンドコントロール)。

「偽物のエンジンサウンド」を嫌う方が否定していると思われますが、個人的にはアリで、実際のエンジンサウンドに合うように出力しているため違和感が少ないです。
ドライブモードセレクト「NORMAL/ECO/CUSTOMIZE(パワートレーン制御NORMAL時)」では作動せず、「SPORT S/CUSTOMIZE(パワートレーン制御POWER時)」ではASC専用のリアスピーカーのみ、「SPORT S+」では低回転時はリアスピーカーから、高回転時には同じくASC専用のフロントスピーカーからも音を出力するようです。

【参考記事】音をデザインし車両との一体感を高める「アクティブサウンドコントロール」
https://response.jp/article/2015/11/26/264974.html


排ガス・騒音規制が非常に厳しい世の中ですし、他者に迷惑をかけずにドライバーだけに高揚感を演出できる良い仕組みだと思うのですが、純粋なエンジンサウンドだけでも心地よいエキゾーストを調律できた、クラシックカーや90~2000年代前半のスポーティカーこそ至高!という方々には認めてもらえないのでしょう。自分も1JZ-GTEのサウンドは大好物ですが、タイヤの摩擦音すら厳しく規制される世の中になってしまった以上、当然メーカーも従来のような排気音の大きなクルマを生産するわけにはいかず、特殊音で演出するのは仕方のないことだと考えています。プライベート専用車なLFAやフェラーリ、ランボルギーニのようなスーパーカーであればともかく、普段遣いからサーキットまでを1台でこなすオールマイティな車両なら尚更です。



クルマを乗り換えると、自身を新しいクルマに慣らすまで約1ヶ月程度は運転が非常に疲れてしまう自分。そういう意味でまだGS Fの本質を味わえていませんが、10年の進化は十分感じ取れています。
上を見ればキリがありませんが、今の自分の立場とクルマの使い道を考えると、悪く言えば中庸、良く言えば高性能寄りオールマイティなこのGS Fという選択肢、やはり間違っていなかったと改めて思っています。

GS FとNDロードスター、互いが互いの無いモノを補完し合う2台とともに、内燃機関の終わりを楽しんでいければと思っています。
Posted at 2022/06/25 19:39:03 | コメント(9) | トラックバック(0) | GS F | 日記
2022年06月08日 イイね!

次期愛車を発表します

次期愛車を発表します前回のブログでIS Fを降りることをお伝えしましたが、乗り換える車の支払い手続きが終わり点検整備に入りましたのでこれを以て正式な所有と判断し、次期愛車を発表します。


次期愛車は






レクサスGS F
になりました。
写真はイメージですが仕様はほぼ同じです。

リアルでお会いしたことのある方からは「F80 M3を選ぶと思った!」と思われたかもしれません。実際、一度は「M3」に乗ってみたいという思いを強く持っていました。
先日M2コンペティションに乗られる赤芋さんに楽しいコースを試乗させていただき、BMWの駆け抜ける喜びを実際に体感していたのでM3へかなり気持ちが傾きましたが、昨年亡くなった父の「俺がずっと外車に乗ってこなかったのは息子に外車を乗らせないためだ」という、遺言に近い言葉がどうしても頭に浮かんでしまいました。

地方都市の年配層にはまだまだ輸入車に対するイメージをアップデートされていない方が多く、輸入車に乗り換えると「儲かってるねぇ〜」という、妬み嫉みに近い目で見られることもしばしば。対外的には謙虚をポリシーとする父にとって、そのようなイメージは余計なトラブルの元と考え、なるべく避けたかったのでしょう。
ですので自身の中でも「その考えもう古いよ」という思いと「仕方ない部分もあるよね」という思いが交錯していますが、会社は父が作り上げたものですので、継いだばかりの自分がいきなり手のひらを返して父の意向に逆らうことは、父の生き様を否定するようなものだと考えました。そのため、輸入車の購入は父から受け継いだ会社を自分の力で立て直すことができた時にそれを「独り立ち」と見なし、それ以降に購入を検討することにします。

レクサスも輸入車とイメージ的に大して変わらないのでは?と思うところではありますが、IS F購入時にそこまで文句を言われなかったことを考慮すると、父的に「国産車はOK」という見解だったようです。もしレクサスもダメだと言われてしまうとだいぶ選択肢が減ってしまうため、ここは自分からのせめてもの抵抗も含まれています💦

国産車の最大のメリットは、高温多湿で渋滞が多く、車にとって非常に過酷な環境である日本でも壊れないように造られた安心感です。IS Fを10年近く所有して致命的なトラブルがほとんど発生しなかったことを考えると、国産車の安心感というのは、車は好きでも細部に詳しくない自分にとっては心強いポイントです。

では国産車で何を選ぼう?と考えた時、ボディタイプはやっぱりセダンになってしまいました。どんなに時代が流れトレンドが変わったとしても、自分の中ではセダンが一番カッコいいカタチなのです。プライベート専用ならクーペも好みですが、ビジネス用途も考慮するとセダンです。

そのセダンを国産車から選ぶ場合、そもそもセダンのラインナップが縮小傾向の中でかなり限られてきますが、IS Fから乗り換えても不満が出ない車となると、GS Fが真っ先に浮かびました。

現時点で国産最速セダンですし、わんこを飼い始めたことで後部座席にケージごと載せることも考慮するとIS Fより大きめなサイズがいいなと思うことが増え、そのような点からもGS Fがマッチしました。

今後の国産最速セダンになるかもしれない、今秋日本発売が噂されている「IS500 F SPORT Performance」。先日何シテル?に書いたように、現行IS300h F SPORTの展示車両をディーラーでチェックした印象としては20系ISよりタイトさを感じる点があり、またFモデルではないためサーキット走行時にはブレーキや冷却系のアップデートが必要となりそう。であれば、最後のFモデルセダンになるかもしれないGS Fしかない!という結論でした。後継モデルが存在しない=新モデルへの羨望が湧かないのも精神衛生上ありがたいです(笑)

GS Fはディスプレイの高さがフロントウインドウに近く、運転時の視線移動が少なくいのも評価ポイントです。L10系(と呼べばいいのでしょうか)GSシリーズのインパネデザインは評論家の方々からすると「少し古めのデザイン」のようですが、20系ISから乗り換える自分には十分先進的で、しかも父が乗っていた40系LS後期に少し似ているので「たまに思い出すこともあるかも?」という考えも心の片隅にあったかもしれません。

これまでと比較すると、IS F→GS Fという乗り換えはかなり変化の少ない車選びになりました。これはIS Fが満足度の高い車だったことが大きいと思っています。降りはしますが本当にいい車でした。



さて、乗り換えることになったGS Fの初年度登録は2018年11月です。
初期型を選べばもう少しリーズナブルな物件は何度か出てきていましたが、なぜこの年式を選んだのか。個人的に大きなこだわりがありました。

以下、Wikipediaより引用です。
こだわりについては下部で説明しますので、読み飛ばしていただいても構いません。

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■2015年11月25日
「GS F」を発売。
4代目「GS」に実施されたマイナーチェンジと同時に発売が行われた。ボディカラーは、「ホワイトノーヴァガラスフレーク」、「マーキュリーグレーマイカ」、「ソニックシルバー」、「ソニックチタニウム」、「グラファイトブラックガラスフレーク」、「レッドマイカクリスタルシャイン」、「ラヴァオレンジクリスタルシャイン」、「ヒートブルーコントラストレイヤリング」(メーカーオプション)の全8色を設定する。
インテリアでは、シートマテリアルが「アルカンターラ/ セミアニリン本革」、インテリアカラーは「ブラック」が標準設定。また、メーカーオプションのセミアリニン本革シートを選択した場合、インテリアカラーは「ブラック」に加えて、「ブラック&アクセントホワイト」、「フレアレッド」、「ブラック&アクセントオレンジ」の3色が追加となる。また、オーナメントパネルは、「本アルミ(名栗調仕上げ/ミディアムシルバー)が標準設定。「カーボン」、「フォージドコンポジットカーボン」がメーカーオプションとして設定されている。

■2016年9月21日
一部改良。
新たに“F”モデル用に開発したNAVI・AI-AVSを標準装備。ショックアブソーバーの減衰力を最適に電子制御し、ロール姿勢の最適化・ステアリングレスポンスの向上を図ることで優れた操縦安定性とフラットな乗り心地を両立。また、ナビゲーションのコーナー情報から予め制御を行うことで優れた旋回性能を確保した。合わせて、電動パワーステアリング、VSCのチューニングを実施した。
ドライブモードセレクトに、CUSTOMIZEモードを新たに設定。パワートレイン、シャシー、エアコンの各制御の組み合わせをドライバーの好みで選択可能とした。
AMラジオが聴きとりにくい地域でも、FM放送でAMラジオの番組が聴けるワイドFMに対応した。
ボディカラーは、「マーキュリーグレーマイカ」に替わり「ダークグレーマイカ」を設定した。

■2017年8月31日
一部改良。
予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」の機能を拡充。レーダークルーズコントロールに全車速追従機能を追加したほか、レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御機能付)に替わって、レーンキーピングアシストを採用し、運転支援機能を強化した。
インテリアカラーには「ブラック&アクセントフレアレッド」を追加設定し、5色展開とした。
ボディカラーは「ラヴァオレンジクリスタルシャイン」が廃止され、全7色に変更となった。

■2018年2月1日
特別仕様車「F 10th Anniversary」を限定発売。
“F”誕生10周年を記念した特別仕様車「F 10th Anniversary」を設定し、2月1日から先着順で予約受付を実施することを発表。同年5月に台数限定(25台)で発売された。
エクステリアは、新規開発されたボディカラー「マット マーキュリーグレーマイカ」を採用したほか、専用CFRPリヤディフューザーや、専用チタンマフラー/ブルーサテンマフラーバッフルを採用し軽量化。パフォーマンスダンパーの採用とともに、走行性能の向上を図った。また、BBS製鍛造アルミホイール(10本スポーク)は「専用ブラック塗装」を施したほか、専用ブルーブレーキキャリパーを特別装備とした。
インテリアでは、“F”のシンボルカラーであるヒートブルーをモチーフとした専用インテリアカラー「ブルー」を採用。トータルコーディネートされた、セミアニリン本革ブルー&アクセントホワイトハイバックスポーツシート(前席)/専用セミアニリン本革ブルーシート(後席)、ブルー&アクセントホワイトステアリング/シフトノブ、ブルーカーボンオーナメントパネル、アニバーサリープレートを特別装備とした。

■2018年5月10日
一部改良。
走行中に見えにくい併走車の存在を知らせるブラインドスポットモニターを標準装備に変更。また、ボディカラーには「ネープルスイエローコントラストレイヤリング」(メーカーオプション)が追加され、全8色となった。

■2019年10月1日
一部改良。
外観は標準設定の軽量鍛造アルミホイールにマットブラック塗装を、ドアミラーとBピラーガーニッシュにブラックの配色が施され、Brembo製ブレーキキャリパーはオレンジに加えて新色のブルーの選択が可能となった。内装は内装色の「ブラック&アクセントホワイト」において配色が変更された。足回りではサスペンションが改良され、ステアリングブッシュの剛性を高めるとともに、リヤトーコントロールアームブラケットがアルミダイキャスト化された。

■2020年9月7日
折からのセダン市場の慢性的な冷え込み・縮小などに伴う販売不振のため、元となったGSも含めて販売終了。これと同時に公式ホームページへの掲載を終了した。今後は既存のプレミアム・スポーツクーペであるRC Fや2021年2月に北米で発表されたIS 500 F SPORT Performanceが事実上、間接的な代替車種となる。
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F 10th Anniversary、または2019年10月以降の最終モデルが最良であることは言うまでもありませんが、F 10th Anniversaryは扱いが難しいマットボディカラーのため普段使いには適しませんし、最終モデルはタマ数が少なく中古市場に出てきても新車くらいの価格で販売されておりコストパフォーマンスがよろしくありません。

そこで、個人的にどうしても外せない

・NAVI・AI-AVS(減衰力の電子制御)
 →走行性能と乗り心地を両立させやすいため。あるチューナーにGS Fの足回りについて話を聞く機会がありましたが「AVS付きは社外より全然いい」とのこと。
・ドライブモードセレクトに「CUSTOMIZEモード」追加
 →お気に入りのセッティングをすぐ呼び出せるのがとても便利そう。
・ワイドFM
 →ラジオが音質の良いFMにシフトしつつあるため。
・全車速追従レーダークルーズコントロール
 →仕事での移動時に非常に重宝するため。

この4点が含まれた2017年8月31日以降のモデル、
かつ自身が希望するメーカーオプションである

・マークレビンソンあり
・ムーンルーフなし
・インテリアパネルはカーボンまたはフォージドコンポジットカーボン
・ボディカラーはホワイト、ブラック、グレーのいずれか


上記装備のモデルが偶然見つかり、購入に至りました。

マークレビンソンは「エキゾーストがBGMだから不要!」(キリッ と考えIS F購入時は非搭載車両で妥協しましたが、LSのマークレビンソンを聴いたときに「車格の違いもあるかもしれないが違いをしっかり感じられるものだな…」と後悔しましたので、今回は搭載車両を絶対条件としました。

ムーンルーフはあっても開けることがほとんどありませんし(開放感はロードスターで味わえばいいかなと)タバコも吸いません。GS Fでもサーキットを走るつもりでいますので、車両上部の重量増による挙動への悪影響を考慮すると無しが理想。IS F購入時も同じ理由でレス車両を探し、こちらは後悔することがありませんでした。

インテリアパネルは本アルミ(名栗調仕上げ/ミディアムシルバー)が標準ですが、車好きとしてはやはりカーボンは外せません。IS Fでもカーボンインテリアパネルに換装していたくらいですし。(嫁ぎ先決まりました😅)

ボディカラーはIS Fと同様にオールマイティーな使い方を考慮すると落ち着いた色を選びたく、ブラックが第一希望でしたがその他の条件をクリアする車両がホワイトだったため、ホワイトになりました。



内装色はブラック&アクセントホワイトです。
内装のホワイトは汚れが気になるところですが、展示車両が使用感を感じないくらい良い状態で、汚れそうな箇所がブラックになっていることで汚れが目立ちにくいのかもしれません。

今回のGS F、同じレクサス車でもIS Fとの大きな違いは野良の中古車であることです。
とはいえG-Link Liteは加入できますし、デメリットはディーラーのラウンジが使えないくらいですが、ラウンジは車検や純正部品交換時にお邪魔するくらいでしたので年に2、3回しか用事がありませんでした。
ディーラーには1年前から「GS Fの認定中古車が見つかったらお声がけください」と伝えていましたが、結果的に地元のディーラーには1台も入ってこなかったようです。こればかりは仕方ありません。



というわけで、来月初旬にはGS Fとのカーライフが始まる予定です。
IS Fはプライベートでもあちこち出かけましたが、それに加えて仕事でも走行距離が多かったため過走行気味でした。今回は環境が変わって走行距離は減りそうですので、10年後の走行距離はIS Fより少ないはず。
大事に乗っていこうと思います。
Posted at 2022/06/08 14:22:50 | コメント(15) | トラックバック(0) | GS F | 日記

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