
クラウンの牙城を脅かすビッグサルーン。
長く日産のセドグロが対抗馬でした(遠い目)。
そこへ、1985(昭和60)年、ホンダがレジェンド(V6)を投入します。
コレは、FFのビッグサルーンで、クラウンやセドグロ(共にFR)の後席よりも広々としてました。
で、1986(昭和61)年、三菱が実に22年ぶりにデボネアをフルチェンジさせます。
コレもFFを採用し、V6を搭載します。
そして、マツダ。
長らくコスモとの兄弟関係にあったルーチェを独立してフルチェンジさせました(画像)。
まだ、ロータリーターボもラインナップされてましたが、
何と言っても注目は新しいV6エンジンでした。
ルーチェはコレを後輪駆動(FR)で受け止めます。
全長4690㍉×全幅1695㍉×全高1395㍉、ホイールベース2710㍉と、5ナンバーフルサイズ。
ボディもセダンと4HT(ピラードの)、真っ向からクラウン・セドグロに挑みましたね。
で、ここからは当時の私の率直な感想を ・・・
「まただよ、ベンツルック」って感じました(一ユーザーの感想です)。
コスモAPの頃の、あの「レガート」があったルーチェ。
その後期型モデルが ・・・ まぁ、ベンツそっくりで。
あの頃抱いていた感想が、この新型ルーチェでも(画像&私感です)。
今回のは、ロータリーを落としても良かった出来だったようです(曖昧)。
高剛性ボディに新型V6で押すべきだった(らしい)。
これも「平成」前の悲劇で、あの自動車関係税制で3ナンバーが買い求めやすくなる前の世代なので、可哀想でした。
後に3リッターV6も追加されるんだけど、5ナンバー枠に縛られたボディサイズには ・・・ 気の毒でした。
しかも、マツダはバブルでもっとも踊っちゃうからなぁ(遠い目)。
この後のことはよく知りませんが(消えちゃうんですよね、ルーチェ)、
コレもプログレの頃に出てたなら ・・・ 「もしも」はないか(涙)。
結論的に言うと、クラウンの牙城は崩せずに終わってきましたね、ルーチェもデボネアVもレジェンドも。
クラウンって(当時のね)、凄かったんだよね ・・・ 現行はノーコメントで。
Posted at 2025/08/20 00:02:37 | |
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