
カローラレビンとスプリンタートレノは、
販売店対策(カローラ店とオート店)の兄弟車で中身は同じです。
ただ、30カローラ前期については、
画像のようにスタイルが大きく違っています。
画像上がカローラレビン(TE37)。
全長×全幅×全高 3995㍉×1570㍉×1340㍉
セダンベースのハードトップボディ。
画像下がスプリンタートレノ(TE47)。
全長×全幅×全高 4070㍉×1600㍉×1300㍉
全く新しいクーペボディ(リヤウィンドウはヒンジ式)。
エンジンは共に未対策の2T-G1600DOHCです。
トレノの方には赤いストライプの入った豪華版「トレノGT」もラインナップされていました。
当時は圧倒的にトレノの方が人気がありましたね。
レビンはセダンベースのHTなので、顔が当時これでもかってぐらい走っていた、
カローラセダンと変わりがありません(だから学園のマドンナはお気に入りではなかった? ??)。
トレノは今見てもかっこいいです ・・・ よね?
1974(昭和49)年4月の登場から1年半作られました。
しかし、翌1975(昭和45)年10月、レビンもトレノも生産が打ち切られます。
そう、排ガス規制に対応できず、空白期間に入ります(涙)。
18R-G・2000DOHCの方は「なんとかならんか」ということで、
馬力を15馬力もダウンした18R-GUが細々と作られ続けますが、
これはセリカ・カリーナ向けでしたので、カローラ・スプリンターにはあてがわれていません。
でも、なんだかんだ言って、このころのトヨタはえらかったと思います。
DOHCエンジンの灯を消さなかったから ・・・
Posted at 2014/07/10 04:06:15 | |
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