
ケンメリGT-Rは、4輪ディスクになり、4輪にオーバーフェンダーを備えています(箱スカは後輪はドラム、オーバーフェンダーはHTの後輪に付きましたね)。
オーバーフェンダーが付いても5ナンバー枠に収まるサイズでした。
スカイラインの「R」は「Racing」のRですね。
この名前の付くスカイラインには、
赤バッジが与えられ、レース参戦が前提とされます。
しかし、ケンメリGT-Rはモーターショーなどでレーシングプロトタイプは披露されましたが、レースに参戦することはありませんでした。
・・・ 時代でしたね(シミジミ)。
とてもレースどころではない、排ガス規制・燃費改善への対応を余儀なくされたころでした。
だから、モデルチェンジどころでもなかったようで、ケンメリは5年、作られています(だから、ケンメリが生産台数が歴代一なのです)。
S20エンジンがなくなった段階で、ケンメリGT-Rは生産中止となり、
「GT-R」は32GT-Rが復活する1989(平成元)年まで16年、封印されるわけです。
その後、GT-Rの足回りを備えたモデル(リヤワイパーが付きましたね)や、
次のジャパンではGT-ESに赤バッジを与え、「伝統で売っている」と揶揄されました(シミジミ)。
そして、サンマルで久方ぶりの4バルブDOHC・ニセンRSが登場し、再びレース参戦します。
ただ、このRSは4気筒エンジンだったので「GT-R」を名乗りませんでした。
今、生スカに「2000GTターボ」が復活しています、ベンツ製4気筒エンジンですが(汗)。
さすがに もう 騒がれませんね(グローバルNISSAN首脳陣はほっとしているかな?)。
RSのころ、1981(昭和56)年あたりからは ・・・ 大騒動でした(サーフィンラインも消えたしね)。
「GT-R」が「スカイライン」から独立し、
国内専用車(ドメスティックカー)だった「スカイライン」にベンツ製エンジン ・・・
時代が変わったという感が、GG世代には強いですね。
Posted at 2015/01/23 04:22:51 | |
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