
セルシオ(今のレクサスLS)を出してきましたね(画像)。
4リッターV8のハイメカツインカムのFR高級車。
北米では「レクサス」で売る世界戦略車です ・・・
80年代のトヨタは凄かったですね。
この年のカーオブザイヤーは、FRベースの4駆やV6ツインターボを相手に完全勝利、みごとイヤーカーに輝きます。
日米自動車戦争(笑)の末、
台数規制や円高に苦しむ日の丸メーカーは、カローラやサニーでちまちま稼ぐわけにはいかず、より実入りの良い高級車開発に乗り出しました。
セルシオは、厳しい燃費規制を見事にクリアしているんでしたよね(曖昧)。
「源流主義」とか言ったかな、ネジ1本から新しく作ったとか ・・・
V型エンジンをこれで本格的にやったトヨタにとって、クラウンにV6を載せるなんておちゃのこさいさいですよね ・・・ 2003年ですね、ゼロクラウン。
FFには載せやすいV6をビスタ・カムリで「ウチにもV6ぐらいありますよ」的な、お馴染みの商法とは一線を画してましたね、セルシオ。
その結果、日の丸メーカーは、立派な「多国籍企業」になりますよね。
現地工場も次々と ・・・
左ハンドルのレクサスなんてのも、日本の狭い道を走り出します(笑)。
しかし、それが今までのトヨタ商法(カローラ・コロナ・クラウンのヒエラルキー商法)を壊してしまうんですよね~(シミジミ)。
クラウンエイト以来の、最新型V8は、国内ではやはりクラウンに搭載しましたが ・・・
当時、レクサスは国内導入しないって話もあったような気がしますが(曖昧)。
本流のセルシオが出てしまった以上は、このクラウンV8は ・・・ ねぇ(汗)。
しかし、セルシオはみごとなクルマでした。
そして、トヨタはもう「G」の付くエンジンなんて要らないなって思ったのかもしれません(私感です)。
Posted at 2016/12/15 07:01:35 | |
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