
R2年3月3日、第2世代スカイラインGT-R、サンサンの日ですね。
33Rって、難しい時期のGT-Rでしたね。
16年ぶりに復活した32Rは、
グループAレースではライバルを叩きのめし、ついには、そのレースカテゴリーを無くしてしまう状況でした。
つまり、戦う場所がない状況下での登場になりました。
印象深い資料がありましたので、サンサンの日はコレ(画像)で ・・・ 「CAR magazine Vol.187」ですね。
1993(平成6年)の東京モーターショーでお披露目された、33スカイラインのGT-Rプロトタイプ。
この雑誌は、「半端なクルマをGT-Rと呼んでくれるな」と書きました。
随分気骨のある自動車評論家が昔はいましたね(今は ・・・ 自粛)。
基本コンセプトの「究極のドライビングプレジャー」についても、
「正直に言わせてもらえば、随分と歯切れの悪いコメントではないか」と。
そのせいかどうかはわかりませんが、33Rのデビューはさらに遅れ、Gマガ創刊あたりにずれ込んでいきます。
現行GT-R(ニッサンGT-R・R35)が、ずるずると10年以上、あのカタチで作られている状況を考えると、
「GT-R」が「スカイライン」と切り離されるのもうなずけます。
モデルチェンジの呪縛から逃れたワケですから ・・・ でも、35Rはひたすら初代デボネアの記録を追っています(大袈裟かな)。
この雑誌は、GT-R特集の末尾をこう記述しています。
「クルマを取り巻く状況を見ていると、かつてKPGC110(ケンメリR)が辿った少し悲しい運命を再現しないとも言えない」と。
しみじみ遠くを見ながら、アトリエに引き籠もってましょうね。
あ、今日は ・・・ 火曜日じゃん(汗&謎ぉ~、そいて爆笑ぉ~)。
Posted at 2020/03/03 07:38:03 | |
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