
1976(昭和51)年、トヨタは3代目コロナマークⅡ、日産は810ブルーバードを世に問いました。
しかし、この年は三菱ですね(私感です)。
ギャランΣ ・・・ これは売れました。
「こんな格好いいセダン、あるんだ」って思いました(私感ですよ)。
戦後、三菱重工業は四輪車の開発と製造を開始します。
1960(昭和35)年に三菱500を、
1963(昭和38)年にコルト1000を、
そして、1969(昭和44)年にコルトギャランを世に問いました。
このギャランは、当時としては異質な角型ヘッドライトにジウジアーロラインで「粋」でしたが、2代目「ニューギャラン」は ・・・ でした(ブルと同じような肥大化かな、不評の原因は)。
で、1970(昭和45)年に「三菱自動車工業」が重工から独立します。
その挽回と、「三菱自動車工業」の集大成という意味も込めて作られたのが、ギャランΣ(シグマ)です ・・・ 「Σ」にその思いが込められてますね。
後編に予定しているクルマと相まって、さらに、1978(昭和53)年に登場するFF2ボックス・ミラージュも加えて、「三菱ここにあり」となり、第三勢力のトップに躍り出ます。
全長4300~4330㍉×全幅1655~1670㍉、
ホイールベース2615㍉のコロナ&ブルーバードサイズです。
三菱は1973(昭和48)年にカローラ&サニークラスのFRランサーを出してきているので、これでトヨタ・日産の両巨頭に対峙できる存在になりました。
画像のように、明らかにコロナ(含むマークⅡ)やブル810よりデザインは先進的で洗練されています。
インテリアも、一歩進んだ印象がありましたね(遠い目)。
確か ・・・ 「ルーズクッションシート」を大々的にPRしたクルマかと。
ワカバの頃の私には、「憧れのセダン」になりました(遠い目)。
先輩・同期・後輩が同じ色(あのベージュね)に乗ってましたね(遠い目)。
お待たせしました、三菱自動車工業(MMC)ネタ、開始です。
「コルト」「ギャラン」、ケッコウ名前を大事にするメーカーですよね。
そして、1976(昭和51)年は、間違いなく「三菱の年」です(おぉ、言い切った ・・・ 汗)。
Posted at 2025/02/14 00:00:45 | |
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