
本当はコロナFF5ドアを探したのですが ・・・ なかったので(画像)。
コロナは昔から5ドアをラインナップに加えていましたね。
ツインカムターボの次に投入されたのが、5ドアリフトバックで駆動方式はFFを初採用しました(驚)。
後に4ドアも追加され、カリーナセダンにも画像のFFが登場します。
80年代は、パワーウォーズの時代であるとともにFF化の時代でもありました ・・・ いわゆる「大衆車」はコロナ・ブルーバードクラスまでFF化が進みましたね。
いち早くFF化したマツダ・ファミリアの大成功するマツダを橫目に、
トヨタのFF化はずいぶん腰がひけていました ・・・
トヨタ初のFF、エンジン縦置きのターセル・コルサの販売不振が響いていたような印象でした。
で、コロナはFRをセリカ・カリーナと3つ子車化するとともに、エンジン横置きのFFを加えました。
同じクルマにFRとFFが存在するなんて ・・・ コレってすっごいことですよね笑)。
当時のオジサン世代はFFに対する違和感を持つ方が多かったためと言われてましたね(笑)。
だから、大本命のカローラのFF化なんて ・・・
まず、「カローラⅡ」というエンジン縦置きFFを、ターセル・コルサのフルチェンジの際に投入し、
1983(昭和58)年の80カローラは、新登場エンジン横置きFFと
皆さんお馴染みFR・ハチロクを同時に出すという、これまた脅威の販売戦略を展開します。
その先鞭をつけたのが、この代のコロナでしたね ・・・ カローラはこの戦略を踏襲しました。
大人が4人乗るには、FRコロナセダンでも十分広かったですよね~。
ただ、5人となると後席足下をフラットにできるFFが有利です、そこが選択の分かれ目でしょうか。
今、しみじみと思うのですが ・・・
これなら、コロナはFF、カリーナはFRでやったら良かったのではないのでしょうか。
今もプレミオ(旧コロナ)・アリオン(旧カリーナ)で地味ぃ~に残ってますが ・・・
コンパクトFRの需要って、86・BRZの大騒ぎや好調BMW1シリーズを引き合いに出すまでもないような気がするんですがね ・・・ 泣。
ブルだってそうですよね、よく似たカタチにしてFFにするんならFRのままでケッコウだと思いました。
FRブルは4独スポーティセダンSSSのイメージもあったのでね~。
後にプリメーラなんてのが出てくるなら、FRセダンのブル・FFセダンのプリメーラでやっていけたのにと思います(時期が若干空白があるようですがね・・・汗)。
910ブルもケッコウ広かったですよ、そして、あのFRの操縦安定性をあっさり捨てるなんて ・・・
まぁ、それだけFFがブームだったわけですがね。
どいつもこいつもFFってのが、今の状況を招いたと言っても過言ではないのではと思います。
Posted at 2015/07/28 04:43:19 | |
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