
画像は、セブンススカイライン2ドアスポーツクーペ前期モデルのカタログです。
馬力の欄、「グロス」と「ネット」に分けられています。
RB20DETの部分が「ネット」表示になっているのは、セラミックターボに変わったからでしょうか(曖昧ぃ~)。
9ヶ月前に出た4ドアシリーズのRB20DETは、210馬力(グロス)。
2ドアスポーツクーペのセラミックターボの方は180馬力(ネット)。
で、カタログには小っちゃな文字で ・・・
「グロス」はエンジン単体で測定したものであり、「ネット」はエンジンを車両に搭載した状態とほぼ同条件で測定したものです。同じエンジンで測定した場合、「ネット」は「グロス」よりもガソリン自動車で約15%、ディーゼル乗用車で約10%程低い値(自工会調べ)となっています。 ・・・ とありました(よくわかりません)。
で、マイナーチェンジの後期モデル(1987年)では、すべて「ネット」表示になっています。
80年代の半ばは、この出力表示の改訂でざわついた時期でしたね(遠い目)。
パワー競争の先頭を走っていた日産にとっては、ちょっと~って感じだった記憶です。
「史上最強」とかやってたからね。
5ナンバー最強を誇示してました(遠い目)。
ついには、「200馬力」オーバーモデルまで登場させましたしね。
また、3ナンバーでもV6・3リッターターボは強烈で「グロス230馬力」を誇っていました。
が、これが「ネット」表示になると、「200」を割ってしまう(汗)。
その点、トヨタは巧妙で、日産に引きずられて馬力を上げるようなことは、まだ、しませんでした。
でも、技術的には、4バルブDOHCも、直6・24バルブも、ツインカムターボも、そして、ツインターボも、トヨタが先に出してきました。
しかし、それをもてはやさず、しれ~っとラインナップしていきました。
マークⅡ3兄弟に至っては、「TWIN CAM24」も「turbo」もトップグレードの飾りのような扱いでした。
流石に、「TWIN turbo」は「GT」としましたがね(笑)。
しかし、日産はいまだにパワーから抜け出せない感じですね、ガソリン車は。
35Rは、ご隠居32のパワーの倍ぐらいあるんですよね(曖昧ぃ~)。
でも、リーフの方が速いのかな(汗)、なんせジェット機より速いから(爆)。
ヘビー級ばかりですよね、ZもスカGも ・・・ まぁ、自粛。
セブンススカイラインの時に、日産の開発ドライバーが「1.5㌧に迫るクルマでGT-Rは無理」って言われたとか(曖昧ぃ~)。
まだ、S20世代が幅をきかしていた頃ですね。
でも、「R」出てくるんです。それはまた明日。
Posted at 2023/07/27 00:04:08 | |
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