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本屋に行ったら、たまたまエボマガを見付けた。

とりあえず立ち読みしてみたが、かなり後ろ向きな記事。趣味の雑誌はだいたいどこでもそうだが、後ろ向きな特集を組めば取りあえず売上は伸びる。付録と並んで「取りあえず」の対策の定番。

それから、今後はエボマガ自体が年2回刊になるとのこと。いかにも不況を感じさせる話だが、そもそも紙媒体全体が苦しめられているとも言える。紙媒体であることの意義は何？そのうちハイパーレブとひっつくのでは？

どうしても仕事として雑誌を作れば「やっつけ仕事」になるのは仕方ないのだが、それでは趣味誌は務まらない。マンネリと言われながらも質の高い記事を維持できている分野の雑誌もあるわけで、それらに比べればやはり残念なクオリティではないか？

批評をするのは簡単、実際に本を編集するのは大変。それは分かっている。でも、テキトーなやり方で本を作られても、買って読む側の気持ちとしては「損した」気分にしかならない。これも事実。