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浜松市内、浜松城公園に近い住宅街の中に、ぽつねんとトンネルが登場する。レンガのポータルで、トンネル内側も見事なレンガが並んでいる。亀山トンネルというらしい。

実はこれ、遠州鉄道の奥山線の廃線跡で、軽便鉄道の規格ゆえ、こんなコンパクトな断面になっている。自転車がすれ違うのがやっとな幅で、鉄道とは言ってもかなり貧弱な規格なのがよく分かる。

遠鉄は、現在では西鹿島線が営業しているが、過去には数路線が存在していた。奥山線はその一つだったが、軽便規格ゆえに国鉄二俣線や自動車輸送に対抗しきれず、昭和39年に廃止されたとのこと。

市内の真ん中にこうやって見事な廃線跡が残っているのは興味深い。歴史に「もし」は禁物だが、もし西鹿島線と同じ規格だったら、もう少し違った経過を辿ったかも知れない。

トンネルの中や元城駅側には、鉄道営業当時の写真が数多く展示されていて、奥山線の当時の姿を容易に知ることができるようになっている。

何だかんだで結局今日は終日雨が降ったりやんだり、だった。明日はもう少し本降りの雨になるらしく、しばらくは菜種梅雨なんだろう。

さて、今日の画像は先日訪れた近鉄志摩線の様子。志摩神明から終点・賢島へ至る区間を走行中の特急である。

ほんの20mぐらいの橋を道路と一緒に複線の線路が渡っているが、これは賢島へ海を渡る橋で、あまりに一瞬の出来事ゆえ、電車に乗っていても「島に渡った」感覚が全くない。リアス海岸が続く地域なので、海が内陸深くまで入り込んでいるのもあるけれど、賢島って、本当に島なの？と思ってしまう。

道路の場合、ここと志摩観光ホテル脇の2か所に橋があって、賢島大橋なら多少は「島に渡る」感じがする。一方で、近くのパールロードには的矢湾大橋があって、リアスの入り江を渡るだけなのだが、圧倒的に規模が大きい。

そんな複雑な地形が絶景を生み出しているのは間違いない。どんな景色かは・・・一度お試しを。

普段から使っているヘルメットの内装がだいぶ劣化してきたので、大半の部分を新品に更新することにした。

ヘルメットの内装は丸ごと洗濯できるので、多少の汚れは落とせる。それでも着脱を繰り返すことで、どうしても内装に「へたり」が出てしまう。ひどい場合、ブカブカになることもあるので、ライフの途中で1回ぐらいは内装を新品に入れ替えるようにしている。

説明書をよく読みながら新品内装をセットしていき、試しにかぶってみたら、フィット感が一気に締まった。本来はこれぐらいがちょうどいいはず。使用開始から1年半ぐらい経過しているので、ちょっと遅めのタイミングだったかも知れない。

シールドも小傷が多くお疲れ気味なので、こちらも部品を手配して近日交換する予定。これでリフレッシュできるかな？

寒くて小雨降る朝、東京ビッグサイトへ電車で出発した。お目当ては東京モーターサイクルショー。

車両メーカーのブースはどこも大混雑で、去年とは全く比べものにならない人の多さ。車両の撮影など望むべくもなく、跨がる体験やノベルティ目当ての大行列があちこちに延びていた。見るだけでヘトヘト。

一方で用品や部品メーカーのブースは何とか落ち着いて見られる所もあった。HYODさんちは数年ぶりの出展ということで、トークショーも含めてゆっくり見て廻った。

エアバッグの販売がいよいよ本格化してきたようで、アルパインスターは膨らんだ状態が体験できるコーナーもあったので試してみた。確かにこれなら怪我はかなり軽減されるはず。HYODもいよいよ市場投入で、実際にボンと膨らむシーンを見てきた。ボチボチ導入を考えてもいいのかも知れない。

それから、HYODのツナギが久々にモデルチェンジするようで、聞いたら6月受注開始予定とのこと。新パターンで、細部にわたって新設計のようで、一気に欲しくなってきた。

そのほかの写真はコチラから。

相当に疲れたけれど、今年も色々情報の収穫があったかな？

シーサイドつながりで、昨日いただいたコメントから長崎本線の小長井駅の写真を引っ張り出してみた。

この駅は、有明海を挟んで対岸に雲仙がドーンと見える雄大な景色が有名で、青春18きっぷのポスターに小長井駅が登場した時も、そんな写真だった。有明海に近い駅といえば、島鉄の大三東(おおみさき)駅が有名だが、こちらも負けていない。というか、雲仙を借景にしている分、見応えはこちらの方が圧倒的に大きいと思う。

訪れた時は曇り気味で、残念ながら雲仙は霞んでいたけれど、それでも豊かな有明海の景色は十分に魅力的だった。

西九州新幹線の並行在来線になって、今では非電化路線になってしまったけれど、景色は今もバッチリ。何度でも行ってみたい駅のひとつである。