昨日14日、土曜日。
ロードスターに彼女を乗せ、箱根ガラスの森美術館を訪れました。彼女が大好きなのが、ガラス製品。照明や食器、アクセサリーなど、実に様々な物を蒐集しています。誕生日が近くなり、何処へ行きたいかを問うと、即こちらと言われました。
入場料を支払い、中庭へ。
ご覧のように、メルヘンチックな世界が広がります。
橋上のカーテン状のもの、船上の風船、島の樹木、全てガラス製!
とてつもない手間とお金が掛かっています。
男性のボクでも、これには驚きました。
屋内の展示スペースに入ります。
この葡萄の木、勿論すべてガラス製。
仄かで暖かな光。
マスカットのランプ。
こんな素晴らしいデスクがありました。
…おっと、コレは木製デス(笑)!
実に多彩で沢山のガラス製品が展示されています。多くはヴェネチアやボヘミヤの、18世紀から19世紀の製品でした。少しご紹介します。
このワインカラー、見る者の心に温かさが広がります。
蓋付きのゴブレット。
長い脚と金の装飾が印象的です。
クリスタルコンポートとありますが、上部の器部分は何と水晶製!この大きさから察すると、かなり巨大な水晶六角柱から削り出し、手間と時間を掛けて磨き上げたはず!こんな贅を尽くした製品を発注出来たのは、王侯貴族に違いありません。
ボクが最も気に入ったのがこちら。
脚は繊細なリアリズムの、鷹の爪!!
ドーム状の天井には、ルネッサンス期の教会建築を模したような絵が描かれています。長野県上田市の「無言館」を彷彿させられました。
ケンタウロスのようなシルエットですが、何処か「お茶目」な印象。
デカンターとグラスのセット。
家にこんな物があれば、お酒がどんどん進んでしまいそう!
ピエロがいました。
とってもキュートな表情。
さて、今日の目的はこちら。
誕生日の記念品を彼女が選んでいる間、ひとりでお店を見て廻りました。
「オッ、このグラス、イイ!」
と思いましたが、
ふと横を見ると、更にステキなものが!
2つセットで欲しくなりましたが、値段を見て即座に諦めました(笑)!
彼女はガラス製の花とクリスタルのペンダントを選びました。
ボクは自分用に、こんなモノを買いました。
猫の「クィンテット」!
ヴォーカル、サックス、ヴァイオリン、アコーディオン、ドラム。
ピアノがなく、アコーディオンを選びました。
コントラバス(ベース)を選んだつもりでしたが、帰宅して開けたらヴァイオリンでした(笑)。
正直、女性向けの場所でしたが、男性のボクでも充分楽しめました。
彼女は終始、ご機嫌!
クルマやバイクに没頭するあまり、普段、奥様や彼女からブーブー言われている方には、絶対にお薦めの場所。ここに連れて行ってあげれば、間違いなく株が上がります(実体験)!暫くはご機嫌が続くと思います。
箱根ガラスの森美術館
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48
0460-86-3111
10:00-17:30 無休
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Posted at
2023/10/15 12:17:18