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2024年05月15日

まだまだ、頑張るぞ!

まだまだ、頑張るぞ!  いつも覗いて下さる皆様、お元気でお過ごしでしょうか?
 ボクは相変わらず、7月の資格試験突破を目指し、家で勉強の毎日です。まだ離職票などの退職に伴い発行される書類が未着のため、退職後の諸手続きに入れていませんが、そろそろ「失業者」としての活動が始まります。

 このひと月ちょっとの間で、肉体的にも精神的にも変化が生じました。今日は少し、その辺りについて触れてみようかと思います。

■食事の量が減りました。

 3月までは通勤電車に乗り、閑職だったとはいえ、それなりに働いていました。ところが4月に入り、基本は家で勉強中心となりました。体を使うことが激減したからか、食事の摂取量が減りました。例えばカレーライス。独り暮らしのためパックご飯とレトルトのルーで済ませますが、一人前を完食することが困難になりました。今は学習中心、資格が取得できたらそれを活かし、週に3日程度でも構わないので働くつもりです。外に出るようになれば、それなりにエネルギーが必要になるので、恐らくまた食べられるようになると思います。

■便秘気味

 前項と密接に関連しますが、これは物の見事です。毎日、乳酸菌飲料を摂取することで、ほぼ解決しています。

■「…でなければならない」的な「強迫観念」が薄らいだ

 個人的には、この変化が最も大きく、また驚きでもあります。
 以前にも触れましたが、ボクは5回6社の転職をしました。新卒で約20年勤めた最初の会社をリストラされた当時、心の病を患っていた元妻の医療費と、当時私立高校に通っていた一人息子の学費が大きくのし掛かり、「何としても働かなければ…」との想いに塗り潰されていました。その観念は以後も続き、ボクの「就労観」として根付いていたと感じます。それが故、今回の退職で言いようのない「恐怖感」に襲われたのだと思います。

 約40年も休むことなく働き、失業者となった今。
 そうした「就労観」と「恐怖感」は、かなり薄らぎました。同時にそれが、長年の「社畜生活」によりもたらされたものとの理解が出来ました。

 世の中は大変広く、人々は実に様々な生き方をしていると、改めて気づかされました。誰一人として、自分と同じ人生を生きてはいません。そして、手が後ろに回るようなことをしない限り、どんな生き方をしてもいいと知りました。こんな簡単なことに気付かなかったとは、如何に「社畜生活」が人の考える機能を麻痺させ、本来の自分と正直に向き合うチャンスの芽を摘んでいるかを思い知りました。

■「勿体ない生き方をしたなぁ…」

 年金原資の窮乏が原因で、政府は支給開始年齢を徐々に繰り上げる制度を導入、同時に65歳までの再雇用を企業に義務付けました。その結果、ボクも含め「社畜生活」に飼いならされたサラリーマンの多くは、「年金支給開始までは働ける」と安堵、再雇用を選択しています。しかし前回も記したように、その処遇は決して恵まれたものではありません。そして何よりも大事なのは、「いずれにせよ、65歳になれば放り出される」という現実です。65歳になって初めてその後の人生を考えても、この国の現在の労働環境では困難を極めることは、火を見るよりも明らか…。

 加えて、政府は「65歳定年、70歳年金支給開始」を前提に動き始めています。
 こんな制度が導入されれば、再雇用労働者を取り巻く環境は、今以上に残酷なものとなります。

 ボクは、「社畜生活」を続けた結果、人生の再構築をすべき時期に居るとの認識を持てないまま、還暦を迎えたと自認するに至りました。実に「勿体なかった」と思います。失った時間は、絶対に取り戻せないから…。

■それでもまだ、人生は続く

 今、63歳5か月にして資格取得の勉強をしています。記憶力の低下と戦っていますが、もし取得出来たら、働きたいと考えています。ただ、これまでの40年間のように社畜として「言われるがまま、馬車馬の如く」ではなく、「困っている人を助ける」仕事に就くことを目標にしています。従来のように「フルタイム」ではなく、例えば週に3日とかの非正規雇用でもいいと思うに至りました。何歳まで働けるかは神のみぞ知ることですが、年齢を重ねれば重ねるほど、知力も体力も衰えるのは自明の理。これからは、無理なく働くことで、社会に貢献したいと思うに至りました。

■還暦以降は「恐怖の時代」ではない。

 定年後の人生に、漠然とした不安を抱えている方は少なくないと思います。ただ、「相手」は必ず向こうからやって来ます。それにどう対処するかは、その後の人生をどう生きるかのプランニング次第だと思います。要は「自分がどう生きて行きたいのか」を明確にし、目標を定め、必要な対策を実行することが必要になります。

 ボクの義弟は、ボクよりも3つ年上、今年67歳になります。大手の生命保険会社に勤めていましたが、60歳でスッパリ退職しました。理由は「もう、やりたくもない仕事を続けるのは御免、自由に気楽に生きて行きたい」というものでした。妹は今も学童保育所の先生として在職ですが、給与はそんなに貰っていません。年金支給開始までの3年間、不足分は貯蓄を取り崩して賄ったとか。…そんな生き方をしてもいいのです。

 以前にご紹介した、去年6月に馘首された、元支店長。
 会社都合だったので、翌月から失業保険が給付されました。直ちに求職活動を開始しました。8か月掛かりましたが、64歳3か月にして再就職しました。かなり苦労したとお聞きしましたが、可能性は「ゼロ」ではありません。

 経済コラムリストとして活躍、多数の著書がある大江英樹さん。長く野村證券に勤め、60歳で定年退職。再雇用に入りましたが、「ちっともおもしろくなかった」から、半年で退職。それまでの実績を活かして独立しました。これが成功、年金は繰り下げとしました。ところが去年の年末、突然の病に倒れ、71歳であっけなくお亡くなりになりました。

 要は、

「自分が望む今後の人生実現に対策が必要なら、早くから備える」、

「働かずに気ままに生きるのが希望ならば、それも立派な選択、これまでの現役時代に社会に貢献した実績がある、誰からも後ろ指を指されることはない」

「活かせる実績やノウハウがあれば、独立出来る」

ということだと思います。

 ボク自身のこと。
 記憶力の低下と散々戦っています。
 正直、合格の自信は…(笑)。
 でも、

 もし7月の試験がダメだったら、次回11月にチャレンジするつもりです。

 なりたい自分を実現するために。



ブログ一覧 | 定年・再雇用、その先の人生 | 日記
Posted at 2024/05/15 08:04:00

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