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イイね!
2009年08月16日

たまにはマジメに読書など・・・(^^;

たまにはマジメに読書など・・・(^^;












(読書と言っても漫画仕立てですが~www)





え~~、終戦記念日ということで、最近発売された小林よしのりの「天皇論」を読んでみました。
彼の著書は過去にも「戦争論1~3」、「靖国論」等を読んでなかなか読み応えがあったので、この「天皇論」もさぞかし、と期待して読みましたが、やはり読むのがしんどいくらいに濃かったです(笑)。

小林よしのりと言えば昔は「東大一直線」なんてとんでもない漫画を書いていたことでも有名ですし(笑)、最近では一連の「ゴーマニズム宣言」で随分と敵を作っているのだとか・・・(苦笑)。

かなりはっきりと好悪の分かれる本ではありますが、一度読んでみることをオススメする作品群でもあります(^^;



この「天皇論」。稚拙な私の脳力と表現力ではまともに内容をお伝え出来ませんが是非一読されることをオススメいたします(笑)。
で、よくマスコミの表現として見る「戦前の天皇は現人神として神だった。終戦後の人間宣言で人間になった」というフレーズに長年違和感を感じておりました。

天皇が人間になった??元から人間でしょ?
私の亡くなった祖父母も「天皇さん」と親しみと畏敬の念を込めて呼んでいたようですし「やんごとなき人」、「カミ」として有り難がってはいましたが、天皇が自分達と同じ人間であることは周知の事実として「神=ゴッド」のように崇拝はしていなかったように記憶しています。また満州で兵隊にとられていた祖父は軍隊でも天皇は神扱いしていなかった旨を言っていたように記憶しています。
なので「天皇=ゴッド」という図式に違和感を持っていたのですが、この「天皇論」を読んでそのあたりのわだかまりが解けたような気がしました♪




今度の衆院選は大荒れになりそうですし、民主党が靖国神社とは別の戦没者追悼施設を作るとか言い出してますが、実際にあの場所に行ってみると、そうした世俗の喧噪を持ち込む場所では断じて無いと思いますし、皇家は日本人にとって水や空気があるのが自然と感じるのと同様に制度云々ではなくただ神話の時代から「在る」という「カミ」なのだということを、今一度見つめ直すべきなのではと感じます。

それは決して天皇の為ではなくて私たち日本人の心の問題なのだと、8月15日に靖国に行ってみて、この「天皇論」を読んでみて感じました。


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Posted at 2009/08/16 02:41:51

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この記事へのコメント

2009年8月16日 6:55
蜃気楼さんが”日本は天皇を中心とした神乃国”と発言して批判を浴びましたが、私はこの発言に関しては無問題と思っています。
日本人は無宗教とよく言われますが、元々は天皇を神と崇めて心の拠所としてきたのだと思います。
神社に参拝する習慣もそうなのかもしれません。クリスチャンが礼拝に行くのと同じ感覚だと思います。
ただ、戦後政策により、日本人の団結力、伝統観を根刮ぎ破壊することにより、戦前の日本人とは変わってしまいました。
大きく変わった部分、やはり他者を思い遣る心(武士道精神)、連帯感…。
個人の自由のみが強調され、他者との衝突の場面が増えました。
日本人本来の”和を以て貴しと為し”という部分が失われているため、個人レベルの対立が深まりましたね。
今のギスギスして世知辛い世相となったのもこういったことが背景にあるのだと思います。
やはり教育のレベルから見直さなければ、ご先祖様が築き上げてきた日本固有の伝統が失われてしまうと思います。
文明の衝突(米政治学者サミュエル=フィリップス=ハンティントン著)では、日本文明が日本一国のみで成立する孤立文明であって、他のどこにも属しないと記されております。
コメントへの返答
2009年8月16日 16:12
こんにちは♪

コメントありがとうございます。ホントに仰るとおりだと思います。

私は無学ですから天皇の存在というものを宗教観からとか○○主義のようなイデオロギーで見るということなど出来ませんが、世界史的にも希有な日本の連綿と途切れることなく続く歴史、先の終戦後の驚異的な復興の土台の部分に日本人の精神的支柱としての天皇があるのだろうなぁと漠然と感じています。
これは宗教と言うよりも土俗信仰に近い感覚なのかも知れません。なにせ「神教」ではなく「神道」ですから。

「私」を捨て、姓もなく戸籍もなく年金も保険も職業選択の自由もなく人生のすべてを「公」として生きる定めを受けた天皇を、だからこそ尊いものだと感じるのだろうと思っています。

野球の優れたストッパーやサッカー日本代表のGKを「守護神」と呼んだり、松下幸之助を「経営の神様」、手塚治虫を「漫画の神様」と呼ぶように、天皇に常人を超越した「神性(ゴッドではなく)」を感じるのは日本人独特の感性でありそれは現代も確かに続いているのだと思っています。

しかしながら、その日本人の感性と天皇を分断しようとしている考えや勢力が戦後GHQから日教組などのように存在し勢力を保持していることもまた確かであると思います。

「滅私奉公」、かつては美徳とされた生き方を実は最も体現されているのは天皇であると思っていますので、その天皇を否定することは日本人自ら日本人であることを放棄することに繋がるような気がしてしまいます。

2009年8月16日 7:29
「ゴー宣」は好き嫌いが別れる本だと思います(あれはマンガというより、本に近いですね)。少なくとも「ゴー宣」の登場で、少なくとも論壇の空気が変わったことは事実。
戦後民主主義一徹であった輿論が変容される礎になった傑作だと思います。

戦後世代の私にとっては、天皇に関しての想いというのはどうも漠然としています。
運動世代後の人間ですから、天皇に対して嫌悪感を持つわけでもありませんし、
かといって行幸時に民衆全体が旗を振って祝賀するような気持ちにもどこか違和感があります。もっとも基本的には今上天皇に対して、好意的な視線を送っています。

江戸期までは天皇はほとんど無名に近い存在になっていたようです。
天皇という呼び方も明治日本になり、久しぶりに復活したようです。
長らく、院などと呼ばれていたようで、尊王運動が盛り上がるまえは、その存在を知らない民衆も多くいたとか。
こんなありさまですから、「天皇=ゴッド」という図式が成立するとすれば、明治以降のフィクションに過ぎないと思います。

参拝行為に関してはなかなか外国の視点からはわかりにくいかもしれませんね。
神道に体系的な教義があればよいのですが、アニミズム的要素が強いので、あまり論理性には向いていないもののように思えます。仏教寺に鳥居があったりする。
やはり、この光景は外国人には理解しにくいですね。

説明による論理を擁しないのが神道ですから、祭祀を行なう天皇という存在も実に説明しにくいと思います。「ゴー宣」が天皇を論じるにあたり、世界的普遍性を持つべき言葉や思想を生み出すことができればいいのですけどね。
「エンペラー」だとか「日王」とか言われても、ちょっとな~と思います。
コメントへの返答
2009年8月16日 16:48
こんにちは♪
コメントありがとうございます(^^)

「ゴーマニズム宣言」・・・、本人も作中で言っているように確かに傲慢な物言いもあるにはあると思いますが(笑)、私などからするとなかなか勉強になることは確かでした(^^;

>戦後世代の私にとっては、天皇に関しての想いというのはどうも漠然としています。

もちろん私にとっても縁遠い存在でありますし、普段の生活を営む中で実際問題として天皇が居ても居なくても変わらないのが現実だと思ってはいます。もちろんこれは平和だからこそなのでしょうね。

そんな私ですが或る皇族の方と関わる縁があり、このブログネタを深夜にアップした際にはその皇族の方との関わりを書いたものの、特定のお名前を書くことに差し障りを感じその部分は削除したのですが(苦笑)、あるボランティア活動の一環で皇族の方と接する機会があったりするのですが、相手も同じ人間と頭では分かってはいるものの、やはり面と向かうと後光のようなモノを感じてし緊張してしまうのは、我ながら不思議な感覚だと思ってます(笑)

話が逸れましたが(笑)、これが「国体」ということを考えるならば、やはり日本の歴史の中で天皇の存在の大きさ重さは計り知れないものがあったのだろうと愚考してます(^^;

現代の世界に於いても王様を戴いてる国家は多数在りますが、民衆と対立せずに超然と一王朝が連綿と続いている例は日本しかありません。
日本でも過去の歴史で何度か支配権力の交代劇はありましたが、天皇はそれを超越して常に日本の象徴で在り続けたように思えます。これは世界史的に見ても奇跡だと思います。
お隣の支那では王朝が変わる度に前王朝に関わる人からモノから根こそぎ破壊され、人口も権力交代の混乱の度に激減しています。日本ではそこまでの悲惨な歴史は皆無です。
また、支那の皇帝が民衆から権力から全てを私有していたのに対し日本では上代以降、天皇が権力や民衆を私物化したことはありません。かの藤原氏でさえ権力を全て手中にし栄華を極めたとて天皇に成り代わろうとはしませんでした。平氏然り、後の武家政権然りです。それは天皇は権威の象徴であって権力そのものではなかったからです。
よって民衆と対立する立場になかった天皇は権力者が変わってもそれを超越して神道の祭祀者として存在し続けられたのだと思っています。

神道というものも、制度というか思想の産物として合理的に考え出されたモノではなく、仰るように古代からのシャーマニズムや土俗信仰と混じり合いながら整理されていったものなのでしょう。だからこそその祭祀者として最高位にある天皇は民衆にとっても信仰(宗教ということでなく)の対象で在り続けたのだと思います。

2009年8月16日 8:36
そもそも何で皇居にお住まいなんでしょう?
便利だから?(笑)

本来なら、出雲大社の近くにおわされて、畑でも耕してる
方が自然のよーな・・・・・
コメントへの返答
2009年8月16日 16:51
こんにちは♪

なるほどぉ~w
出雲大社は私も大好きな社ですし、全国的にも過疎な山陰に天皇が遷都されたら、これは世の中がガラッと変わるかも知れませんネ♪

2009年8月16日 11:10
↑↑↑のようなコメントは、出来ません~^^

「東大一直線」思い出しますね~(青春)!^^
コメントへの返答
2009年8月16日 16:53
こんにちは♪

天皇は感性として有り難い御方、と言うので良いんじゃないでしょうか~(^^;

「東大一直線」・・・、パーペキ!とか独特の言い回しは強烈でしたね~www

2009年8月16日 12:00
確かに難しい本ですよね。
彼の作品は漫画の域を超えていると思います。

私も天皇論・靖国論を読破してから先日靖国に行ってきました(*^o^*)


小林よしのりさんの考えは論理的で読んでいて筋がとおっているのでスッキリします。
マスコミや左翼、他国のバッシングなどはどうも利害関係が伴っているようで違和感がありますね。

注意すべき点は彼の考え全てを吸収するのではなく、これからの自己思考のキッカケにできればと思います。難しいですけど、あくまでも考えて判断するのは自分自信でないと自己の成長はないものかと…
コメントへの返答
2009年8月16日 17:00
こんにちは。コメントありがとうございます(^^)

小林よしのりの一連の本は論旨が明快ですし漫画から来るビジュアルなイメージがストレートに伝わるので読みやすいですね♪(絵よりも字の方が多いですが、笑)

ただ、彼の主張が全て正しいかといえば、やはりそうではない部分もあるそうなので、仰るように読んで吸収して自己消化することが大切ですね♪



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