(コチラは日産が開発した対歩行者用衝突安全装備「
ポップアップエンジンフード」。)
え~~、広島の産学プロジェクト団体が、世界初の試みとして車のボディー外面にエアバッグを取り付けた新発想のEVの実用化に成功したそうで、今後は市販も予定するとか。
自動車の安全装備というとエアバッグが代表的ですが、乗員の保護が第一であって歩行者保護の動きは今ひとつ遅れていたと思っていましたが、この試みは大変有意義だと思います♪
これまでも日産が開発した「
ポップアップエンジンフード」というものがあるそうですが、これはそうした歩行者保護の安全装備をさらに進化させた画期的なものだと思います。
これはあくまで対人用の安全装備のようであって車対車ではまだまだ不十分な物だと思われますが、今後全メーカーでこのような柔軟な発想を持った安全装備の普及が進めば良いですネ♪

(コチラは公開された開発車両。まだ不格好ではありますが・・・w)
広島県人、グッジョブ♪w
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衝撃吸収ボディーのEV公開 '10/8/29
膨らませたエアバッグで車体を覆う電気自動車(EV)が28日、広島市内で公開された。世界初の構造で衝撃を吸収し、運転者と歩行者の安全を確保する。広島県内の自動車部品メーカーなど約20社でつくる広島EV技術研究会が開発した。年内の販売開始を目指しているという。
車体は長さ3・1メートル、幅1・35メートル、高さ1・65メートル。前方2輪、後方1輪の三輪自動車で、大人2人、子ども2人乗りとの想定だ。ボディーは金属板の代わりに、空気で膨らませたエアバッグで車体フレームを覆う。人や車にぶつかると弁が外れてバッグ内の空気が抜け、衝撃を吸収する。この構造を「iSAVE(アイセーブ)」と名付け、特許申請した。
同時に軽量化も実現し、重量は350キロ。軽自動車の半分以下という。リチウムイオン電池を搭載し、家庭用電源で充電できる。
研究会はこの日、広島市南区の市立広島工業高でEVを公開。研究会メンバーのほか、作業を手伝った同高の生徒も出席して完成を祝った。今後、安全基準などを満たし、公道の走行を可能にする。年内にモニターとして95万円程度で販売開始し、量産に向けた改良を進める。
ニュース元URL↓
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201008290021.html
エアバッグ:世界初、車外に 広島大・市立広島工高など共同開発、市販化へ /広島
毎日新聞 2010年9月1日 地方版
◇来年にも市販化へ
県内の大学や企業などで作る産学プロジェクト「広島EV技術研究会」が、自動車の外面にエアバッグを取り付ける世界初の衝撃吸収ボディー「アイセーブ」を共同開発した。
広島大と広島市立広島工業高校(南区)、県内を中心とする企業約20社が研究に参加し、08年秋から開発に取り組んできた。車体外層のエアバッグによって歩行者の体を守り、バッグがつぶれた時に出る空気で車内のエアバッグを展開する仕組みになっている。電気自動車に取り付ける形で、年内に約95万円で50~100台をモニターに販売する予定で、来年の市販化を目指しているという。
8月28日に同高でお披露目され、開発に携わった同高の自動車部員たちは世界初の技術に触れ、「クッションみたいで気持ちがいい」と大はしゃぎ。1年生の原誠幸さん(16)は「こんな車が普及したら自動車離れもきっと解消できますよ」と胸を張った。【中里顕】
ニュース元URL↓
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20100901ddlk34020587000c.html
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Posted at
2010/09/01 18:10:05