え~~、少々古い話ですが、楽天やユニクロが社内公用語を英語として、英語の出来ない社員は出世できない、或いはクビにするという方針を打ち出したと言うニュースには、私個人として少なからず違和感を感じておりましたが、先日ネタにした「
TPP(環太平洋経済連携協定)」のことを調べていた際に、面白い意見、というか私などが漠然と感じていた「違和感」をうまく纏めてくれたブログを見つけました♪
「文士・事物起源探究家」と称する松永英明氏のブログ「
絵文録ことのは」の中にあった、「
「英語を公用語化」する企業はグローバルを履き違えている。必要なのは多言語化」と言う記事です。
サイトURL↓
http://www.kotono8.com/2010/06/30multilingual.html
日本国内だけでなく海外でも仕事をする上で、英語や中国語など、世界で広く使われている「外国語」を習得し使えることは、とても良いことであると言うのは間違い無いと思います。
しかし、それを日本企業が会社の公用語として英語を使うことを強要するのは、このブログの指摘する通り、グローバル化という言葉の履き違えのように感じます。
グローバルが「多様化」と言う意味であるならば、どの言語もどの文化も等しく尊重し、自分のアイデンティティーのバックボーンである日本の言葉や文化・歴史をより深く身に付け外国と渡り合うことが、本当のグローバルだと私は理解してるのですが・・・(^^;
なんてコト言っても、中学英語程度しか出来ない人間のヒガミなのかなぁ・・・www
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三木谷浩史・楽天会長兼社長――英語ができない役員は2年後にクビにします
投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン
国境や国という概念が大きく変わっているのに、唯一大きく取り残されているのが日本。ここ2~3年、世界中を飛び回ったが、社会のトップ層が英語をしゃべれないのは世界中でたぶん日本だけですよ。これは相当やばい。
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日本の文化や伝統を重んじるのはいいと思う。でも、ガラパゴス状態から脱して、多様化しないとサバイバルはできない。
日本人が英語をしゃべれるようになれば、海外の人も日本で働きやすくなる。
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「いきなり明日から英語をしゃべれ」というのは無理でしょうから、2年間は猶予を与える。2年後に英語ができない執行役員はみんなクビです。
記事元URL↓
http://www.toyokeizai.net/business/interview/detail/AC/
810ee47297d49033c2a4b43a0a5216e0/page/1/
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ユニクロ:幹部会議や文書、英語公用化--12年から -
毎日jp(毎日新聞)
柳井正会長兼社長は毎日新聞の取材に「日本の会社が世界企業として生き残るため」と語った。導入までに「海外で業務ができる最低限の水準」(柳井会長)として、国際英語能力テスト「TOEIC」で700点以上の取得を求める。幹部社員の賃金体系も世界で統一し、店長クラスの海外異動を日常化させる。
記事元リンク切れにつき、「内田樹の研究室」より。以下ブログ記事URL↓
http://blog.tatsuru.com/2010/06/24_1311.php
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Posted at
2011/01/18 10:16:34