(今夜(3月30日夜から31日未明にかけて)は月齢14日「満月」です♪)
え~~、3月1日の満月より続いた「月の満ち欠けシリーズ」もいよいよ今夜の満月で一巡し、目出度く?終了となります♪
何度も月ネタ尽きそうになりましたが、よく続いたなぁ~と我ながら感心しますwww
この間、月に憑かれたようなコトもあったような無かったような・・・?www
まぁ憑かれてはいないと思いますが畑違いのネタばかりで疲れましたけども(爆)、私自身イロイロと勉強になりました♪w
この1ヶ月間、月の満ち欠け画像をアップしてきましたが、これを動画で見るとこうなります♪
で、最後の月ネタは「月の正体?起源の謎」です♪
太古より夜空に浮かぶ月を見上げ、人類は様々な神話を作り月への想像力を膨らませてきました。
そして1969年アポロ11号が月に降り立ち、月は人間の手の届く領域となることで神秘と神話の世界から人間の活動する世俗的なありふれた世界へと変化しようとしています・・・。
しかしながら、そんな月のことを調べれば調べるほど月は謎に満ち、月の起源については未だに諸説紛々で決着が着いていないのだとか・・・。
月についての疑問。
①衛星としては月は大き過ぎる?
他の天体の惑星と衛星の大きさの比率からすると、地球と月の大きさのバランスは例外的だと言われているそうです。
太陽系最大の惑星である木星と最大の衛星ガニメデの質量比は1万3千分の1、土星とその衛星タイタンでは4千分の1なのに対し、月は地球の8分の1と桁外れに大きいと言うのです。
②なぜ月はいつも同じ面を向けている?
これは自転周期と公転周期が一致しているためで、月以外にも木星の衛星ガニメデ、エウロパ、カリスト、イオや土星の衛星タイタンも同じように惑星にいつも同じ面を向けてるのだそうで、その要因として潮汐力が関係しているのではないかと考えられているそうですが、難しくて私にはよく分かりませんw
もっとも、太古の昔には月はもっと地球に近かったそうで、その頃は自転周期と公転周期が現在ほど一致せずに回転していたのではないかとも考えられているそうですが、それを誰も見ていない以上本当なのかどうかは謎ですね・・・w
そして現在も年間3センチ程度ずつ月は地球から遠ざかっているのだそうで、その原因もまた潮汐力なのだそうですが、やはり難しくてサッパリです(爆)。
③皆既日食は偶然の産物?
現在、地球から見る太陽と月の大きさはほぼ同じです。そのため見かけ上の大きさがぴったり重なる為に皆既日食が起きるのだそうです。これは、地球と月の間の距離は太陽から地球までの距離の400分の1にあたり、不思議なことに月の直径は太陽の直径の400分の1なんだそうです。この数字の一致は偶然なのでしょうか?
④クレーターの大きさは色々なのに深さが同じなのは何故?
火山活動がない月のクレーターは隕石の衝突した跡だと考えられているそうですが、クレーターの大きさは大小さまざまなのに不思議なことにクレーターの深さは最大でも6キロ程度しかないそうで、これは余りにも浅すぎると言われているようです。例を挙げると、「ガガーリンクレーター」と「マーレ・オリエンターレクレーター」の直径はそれぞれ298キロメートルと1300キロメートルと巨大なのに対し、深さはどちらも同じ6キロメートルなのだそうです。
そしてクレーターの底は凹んでいそうなものなのに、月の地面の曲率に沿って膨らんでいるのだとか・・・。こじつけ的な科学的説明があるにはあるようですが果たして真実は?(^^;
⑤黒い「海」は金属の固まり?
月の模様で黒く見える部分は鉄やニッケル、マグネシウムといった金属を含んだ溶岩が流れ込み冷えたものと考えられているそうですが、地球の構造からすると重い金属は星の核に多くあるはずなのにそれが月の表面に重力異常を起こすほど大量に露出しているのは何故なのか?
かといって月全体がそうした金属の塊で出来ているわけでもないそうで、仮説の一つとして重金属を多く含んだ隕石がそのままめり込んで埋まっているのではないかとも考えられているそうですが・・・。
⑥月の「表」と「裏」では表情がまったく違う?
地球の方を向いている表には「海」がありますが裏には殆ど無くクレーターは裏側に集中しているそうで、地殻の厚さは裏の方が表より40~50kmも厚いのだそうです。
この説明として、月がまだ冷え固まる前の頃は今よりもずっと地球に近く、地球の巨大な潮汐力(マタか!w)によって月の内部が掻き回され、冷えるようになっても潮汐力が強く働く表側は裏よりも固まるのが遅くなり地殻も薄く重金属を含む融けた溶岩が表面に流れ出し「海」となったとするものです。
う~ん・・・ナルホド・・・(^^;
⑦月に人工地震を起こしてみると・・・?
アポロ12号が月の内部構造を調べようとして人工地震を起こしたそうですが、予想に反して地震が発生せずに困ったそうです。仕方ないので使用済みの月着陸船をわざと月にぶつけて地震波を計測したところ、今度は予想外の出来事が起き、なんと月全体が1時間も振動し続けたそうで、丁度お寺の釣り鐘のような振動で地球の地震波とは全く違う結果に研究者は驚いたそうです。
その後アポロ13・14・15号と同様の実験をしたところ、やはり月全体が震動し最大で3時間も地震が収まらなかったそうです。
この原因としては、地殻が不均一で地震波が散乱しやすい、振動を吸収する水のような流動体がない、岩石に歪みがないといった説があるそうですが、今のところ決定的な説は無いようです。
⑧月の石は地球よりも古い?
アポロが何度かにわたって持ち帰った「月の石」を調べると、なんと太陽系の誕生した時期と同じ46億年前の岩石が見つかったそうです。まだ地球も出来ていなかった時代に月は既に冷えて固まり天体として存在していたことになります・・・。
また、月の密度を調べると外殻から内部まで殆ど密度差がなく、月には地球のような中心核が無いかも知れないというのです。
⑨月には磁場が無い?
そろそろ私のアタマもオーバーヒート気味です・・・w
地球も含め、高温の金属質の核を持つ星には必ずと言っていいほど「磁場」があるそうですが月にはそれが無いのだそうです。ところが、過去の月の磁場を月の石を用いて調べてみると、かつては地球と同じくらいに強い磁場があったことが分かったのだそうです。しかし現在はそれが消えてしまっている・・・。何故なんでしょうね・・・?(^^;

苦悩するキバヤシ氏・・・www
こうして謎に満ちた月の起源について、過去に様々な説が挙げられたそうですが現在最も有力視されているのが、1975年にウィリアム・ハートマンとドナルド・デービスの二人の科学者により提唱された「ジャイアント・インパクト説(衝突起源説)」と呼ばれるものです。

(ジャイアント・インパクトのモデルイラスト)
地球が生まれて間もない46億年前、飛来してきた火星よりも少し大きな巨大隕石、というより天体が地球の中心から外れた所に衝突し、粉々に飛び散った天体と地球の破片が地球の軌道上を周回しているうちに集まって月になったというものです。
この説が現在のところ一番支持されている学説だそうですが、飛び散った破片の残りが土星のリングのように一個も無いのは不自然なような気もします・・・。
先日のネタの直径400キロの隕石では全てがオシマイですが(苦笑)、恐竜絶滅の原因として有力なのがメキシコ湾に落ちた巨大隕石によるものと考えられるそうですから、過去に飛来してきた小天体が地球に衝突したことは可能性としてはゼロではないのでしょうね。
そうすると、過去に何度か古代文明が栄えたことがありその都度巨大隕石によって文明が滅んできた歴史があるのかもしれません・・・。
ジブリアニメ「天空の城ラピュタ」の中でムスカ大佐のセリフにあるように、古代インドの神話「マハーバーラタ」、「ラーマーヤナ」には天から降り注ぐ「火の矢」の記述があるそうで、一部では核ミサイルや核戦争を描いているのでは?とも言われています。また「旧約聖書」の「ソドムとゴモラ」でも似たような記述があるそうですが、ひょっとしたらこれらは「古代核戦争」という表現で現代の世相を古代神話に投影した現代人の想像力など遙かに超えたスケールの、実際に古代文明を壊滅させた巨大隕石の災厄を語り継いでいるのかも知れません。
昨年に日本でも公開され話題になった映画「2012」では、古代マヤ暦を基に地球の地殻変動による世界終末を描いていましたが、はてさて2012年・・・どうなるのでしょうね~?w

(古代核戦争で滅んだのでは?と言われ有名なパキスタン南部の「モヘンジョダロ遺跡」と同遺跡で発見された一瞬で死んだとされる複数の骸。)

(こちらは「アンコールワット遺跡」の壁面に残るインドの叙事詩「マハーバーラタ」のレリーフ)
それにしても、「月」はどのように生まれたのか・・・、「ジャイアント・インパクト説」にしても残念ながら完璧ではなく明確な結論は未だに出ていないようですが、私が高校生の頃にこんな説を読んだことがあります♪w
ズバリ、
「月は異星人の巨大宇宙船だった!」
というものです(爆)
サイトURL→
http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/hitokuchi020.html
説の内容については重複もあり長くなるのでリンク先にお任せしますが(笑)、一見荒唐無稽な説のようでも読んでるウチに思わず「ナルホド!」と膝を打ちたくなりますwww
この説に因れば月の構造や起源の謎も、宇宙人やUFOの謎も一挙に解決できるというのですが・・・、果たして真実はどうなのでしょうね~?w
すると、我々人類は新天地を求めて別宇宙からやってきた宇宙人の子孫なのか?それとも彼らに創り出された「ホムンクルス」なのか?www
あと数年、数十年もすれば人類は当たり前のように月に行くようになるのでしょうから、その時に全ての謎が明かされると思うとワクワクしますね~♪www
まぁマジメな話、この先100年の間に月は人間の好奇心の対象から欲望の対象として「開発」という名の下に荒らされていくのでしょうけども、地球をボロボロにして今度は月から火星へ・・・。なんだか人間てシロアリみたいですね・・・(苦笑)。
オマケ♪
〆はhazimexさんのリクエスト?wで「謎の円盤 UFO」♪
スカイダイバーのプラモ作ってたなぁ~!w
ムチムチのコスチュームに萌え~♪www
さてさて、これにて「月シリーズ」は終了です♪
長らくご覧頂きましてありがとうございました~♪
※ シリーズ中の「第七夜」、「第二十八夜」は“レンジローバー”のカテゴリに、「第二十七夜」は“歴史・ミリねた”のカテゴリに収録されています。