今、(無理すれば)購入可能な価格帯で一番欲しい車、E46のM3。
ノーマルで満足できそうな車は、これしか無いかな。
CSLじゃなくて良いし、19インチホイールも要らないよ。18インチの標準車で十分だ。
とはいえ300万円のローンは、家計を圧迫して、カミさんの猛反対に合うことは必須だ。
レーシングポルシェの934、935が大好きだが、ライバルBMWのレース・スポーツモデルも大好きである。
まずは、70年代の3.0CSL。
ノーマルで前後のスポイラーが装備され、当時としては画期的にレーシングライクなデザインだったのだろうが、今となってはアンバランスで古臭いデザインだ。
それがレースカーでは、車高が下がり、ワイドなタイヤとそれを納めるブリスターフェンダーで豹変する。
最終的には3.5Lツインターボエンジンとなり、ポルシェの935ターボと死闘を繰り広げたモンスターマシンだ。
E30のM3のデザインルーツはこれだな。
さらにタイヤとフェンダーがワイドになる。
流石島レースで隼人ピーターソンが駆っていたマシンだ。
細部のエアロダイナミクスの処理が進化して、前後のスポイラーが大型になった最終形。
赤馬ケンや京極さくらが駆ったマシンだ。
小学生の頃、これのワークスカラーのトミカを持っていたよ。
次は、BMWらしくないM1プロカー。ノーマルはかなり地味だが、ワイドフェンダーと大型の前後スポイラーで武装したボディがメチャメチャカッコ良い。
ちなみに、このミラーが大好きでね、20年ほど前にBNR32に付けていたんだ。今はE36M3タイプのミラーを付けているけど、いつか別の車で使いたいと思ってまだ持っているんだ。
Mシリーズの先駆けとなったM635は、先の2台とは逆に、ノーマルが一番美しいと思えるスポーツセダンだ。ホイール交換もローダウンもしたくない。
M1譲りのM88型ツインカム6気筒エンジンは、快音を発して、気持ち良く吹け上がるのであろう。
往年の名ドライバー、ネルソン・ピケがサーキットを攻めるシーンもある、プロモーション用のレアな動画を見つけたので貼っておく。
さて、次は実際に所有可能な現代のスポーツモデル、M3の話である。
俺は初代からずっとM3を気にしている。
前にどこかで打ったが、80年代半ばからGr.Aカテゴリで大活躍したの初代M3(E30)こそ、現代版ハコスカGT-R(KPGC10)であると思った。
気筒数や排気量の違いはあれど、2Lセダンベースのコンパクトなボディで、ツーリングカーレースを制する目的で進化した特別な車。
18インチを履いて極限まで車高を落としたレースカーはカッコいいが、個人的には、ターマックステージでドリフトしまくっていたラリーカーの活躍が印象深い。
1992年にBNR32初号機を買う際に検討したが、当時は、新車に近い中古車しかなくそれでも500万円は下らなかったので、新車のBNR32を選んだ。
最近の状況では、程度の悪い車体は淘汰され、ヒストリックカーとしてメンナンス済ものしか残っていないため、200~300万円前後と高値で安定している。
2代目M3のE36は20年落ちで50万円程度のものから、15年落ち200万円程度なので、じっくり探せばお買い得車がありそうだ。
3代目のE46も10年以上経過して、200万円辺りまで下がってきた。
現行のE90は、まだ450万円を超える価格なので手が届かない。それに、V8エンジンはパワーが有り過ぎ、大きく重い車体は、既に俺の乗ってみたいM3ではない。
その代わりに、コンパクトなボディに6気筒ターボエンジンを搭載したM1クーペが、実質的には「M3」のポジションに相当するのだが、新しいだけに高価であり、ずんぐりむっくりなデザインが気に入らない。
もし今買うとすると、E46だな。
E30では古すぎて、日常の足に使うには不安だし、メンテナンスにお金もかかるだろう。
E36は、一見コストパフォーマンス的にベターと思えるが、安いものを買えば原状復帰にお金がかかり、程度の良さそうなものでも、故障の心配は拭いきれない。そして何より、ノーマルでは地味すぎて改造したくなるのでダメだ。(笑)
E46を改造せず、プレミアムな雰囲気を感じながら通勤に使用する。
時には家族を乗せて、出かけるのも悪くない。
逆にいえば、改造せずとも満足できる車、家族が嫌がらず(笑)に乗ってくれる車に乗りたいのだ。
自分の50代のカーライフは、そうありたいね。
あと数年経てば、弐号機も消耗するだろうし、M3の値段もさらに下がってくるだろう。その時に備えて、貯金しようかな。
あぁ、その頃は長男が免許取る年頃だな。
彼のためにと大義名分で、ビートかBNR32を保存しようか・・・
今はまだ、BNR32弐号機にまだ乗っていたいし、ボディの上で毛繕いをする(塗装が痛むのだよ)野良猫が来なくなるまで、新しい車に乗り換える気はしない。
塗装保護のため、弐号機のルーフに本当にカーボン調フィルムを貼ってみようか?
取り留めなく、そんなことを考えるヒマな日曜日である。
Posted at 2013/04/14 15:50:59 | |
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