TBS「がっちりアカデミー」
> 渋滞のソントク!
> 清水草一先生
> 車線が減って合流する時、ギリギリで合流するのが「トク」!
> 皆さんも迷ったことありませんか?道路工事などで車線が減っている時、どの辺で合流すればいいのか?って問題。当然ギリギリで合流するのが一番速いのは分かっているけど、他のドライバーに嫌な顔されるし、なんだかちょっとズルイ感じがして、ついつい早めに車線変更しちゃいますよね!
> でも清水先生によると、ギリギリで合流した方が、その人だけではなく他の皆が全員トクなんだとか!
> では一体どういう事なんでしょうか?
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> 実は、車線が減るギリギリに車が交互に合流するというこの方法は、自動車先進国ドイツではすでにちゃんと法律になっているんです!
> 交互に合流する様が、ジッパーに似ていることからジッパー法と呼ばれているこの法律、大きな社会問題になっていた渋滞ですが、制定後はドイツ全体の渋滞率が、ぐっと減ったそうなんです!
【高速道路】高速道路の合流レーンでのマナーとは? | オートックワン
> 首都高の合流地点で、本線に合流しようとウィンカーを出して待っていると、私と同じように合流しようと後ろから来たクルマが、後ろにいたのにも関わらず私のクルマを追い越して行き、私より先に合流してしまいます。
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> これって明らかにマナー違反ではないのでしょうか、いつも腹が立ってしまいます。
> その疑問、私「MJブロンディ」がお答えいたします!
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> 「後ろにいたくせに、なぜ自分の前に割り込むんだ!」という腹立たしさ、よくわかります。でも、なぜあなたは前に行かれてしまうんでしょう。
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> 恐らくあなたは、合流区間の手前の方で本線に入ろうとしているんでしょう。それは、「一刻も早く合流したい」という気持ちのなせるわざです。
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> ちょっと気持ちを切り替えて、合流車線の先の方、もうすぐ車線がなくなるあたりで合流してみたらどうでしょう。その先に車線はないので、誰も前に割り込めませんよ。
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> 10年ほど前まで、首都高の合流では手前の方で合流するドライバーが主流でした。でも、せっかく何十メートルも取ってある合流部分の手前で合流してしまうのは、実は意味がないんです。
長い合流レーンが用意されているのに、それを目一杯使わないというのは、例えば、本線が2車線、合流レーンが1車線ある場合、合流区間の通行帯は3車線ある訳です。これを、合流する側の皆が皆、合流レーン殆ど使わずに、あっという間に本線に合流してしまうと、通行帯は2車線しか使われていません。
流体では、Q:流量 A:断面積 V:流速に於いて、Q=A・V が成り立ちますが、これを或る道路区間に於ける交通流量に当てはめますと、Q:交通流量=A:車線数×V:車線当たりの実効速度、と表せます。
車線数が2車線、(速度の項は便宜的に1秒間に何台の車が通行出来るかで表現し)各車線毎に1秒間に1台が通行するとした場合、
2車線の道路なら1(台/秒)×2(車線)=2台/秒、10秒間には20台が通行出来ます。
3車線の道路なら1(台/秒)×3(車線)=3台/秒、10秒間には30台が通行出来ます。
このように、与えられている車線はなるべく多く使った方が交通流量、スループットは上がります。
※車線数が半分になったら速度を2倍にすれば通行可能な台数は同じに出来るのですが、実際には難しいですね。
一方、合流する際、滑らかな合流が出来ずに自動車が完全停止してしまうと、車線の実効速度は一気に落ちてしまいます。そして、多くの自動車は減速より加速が苦手です。一度落ちた速度を元に戻す(→加速)ためには時間が掛かりますから、なるべく速度を落とさないで済むような運転が平均速度の維持には有利で、皆がこれを心掛けることで車線としての実効速度も落とさずに済みます。そのためには予め適切な車間距離を保持してブレーキを踏まないで済むような運転をすることが有効です。
上記を踏まえますと、合流区間に於けるスループットを最大化するためには、滑らかな合流を促すため、予め適切な車間距離を保ち、合流する車線側は与えられた合流車線の全区間を有効に使って合流をすれば良いことがわかります。
逆に、合流区間でのスループットを下げるため(笑)には、各車が前車との車間距離を詰め、合流する車線側では合流車線のほんの一部を使っただけでなるべく早く本線に合流するようにし、本線側の車列も元から車間距離を余りとれていない状態のところに合流しようとし、その後、合流により車間距離は更に短くなり、前車に接近し過ぎてブレーキを踏み、結果、後続車にもブレーキを踏ませて車線上に居る車列全体の減速を強いるようにすれば良いことがわかります。
首都高での合流を観ていると、この「スループットを下げるための方策」を頑張ってやっている人が多いように見受けられます。これを改めるだけで、首都高の渋滞はかなり減少させることが出来ると思います。
「ジッパー法」-清水草一公式サイト
> 渋滞原因は事故でした。
> ここでもスーパーカーゴ君はドイツ仕込みの合流。
> わかってないおまわりさんが怖い顔で赤い旗を振り「早く左へ合流しろ」とせかす中、びくともせず最後までジッパー法を守り通しました。
> ドイツ魂です。
ところが、この↓白い、ドイツの自動車の運転手さんは、どうやら「ジッパー法」を知らないようで、事故車回避の際、入れさせない(合流させない)と頑張っていました。
※白い車の後方の車列との車間距離に注目
その後もパッシングや車間距離不保持、最後はこの動画↓の有様でした。まぁ、私と絡むはるか前から、大分前方でオラオラ運転、車間距離不保持で、だんだんと近づく過程で、この車、危ないなと目を付けてはいたのですが、近づいてみたら、付けてるナンバープレートもあれな感じで、典型的な方でした。
※↓下の動画撮影箇所は、中央環状道路への<分岐>箇所で、合流箇所ではないです。分岐レーンを使って左側から追い越してきた図、です。
20150806 合図不履行 - YouTube
> 特にキャンペーンがあったわけではないんですが、ここ10年で首都高での合流は、合流部分の一番先のほうで順番に1台づつ、というのが不文律になりました。そんな中、気が急いて手前で合流しているあなたは、いつのまにか「わかってないドライバー」になっていたんです!
「ジッパー法」、良く読んで勉強しましょうネ。