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2016年11月14日 イイね!

調査報告と考察 (オーリス メンテナンス編)

調査報告と考察 (オーリス メンテナンス編)こんにちは。

今日、三つ目のブログです。

今日一つ目のブログで書いたように、「あーでもない、こうでもない。」…といろいろと調べることに今どっぷり浸かっています。

幸せな時間ですね。

みんカラの中には、先人のチャレンジャースピリッツで、完成された数々の整備手帳やら、パーツレビューがあります。

自分もわかる範囲で、いろいろと情報を提供したい!と思い記載しておきます。

このブログの目的は、もともと私の為の記録なのですが、私もいろいろと調べた内容をお返しすることができないかと思い、ここに記します。

皆様のお役に立てると幸いです。

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今回は、オーリス メンテナンス編です。

最終的には、WISH の時のように詳細情報をブログ内の掲示板に掲載したいと思いますが、今日は他のブログを作成するのにほぼ日中すべてを使用してしまいましたので、メモ程度の内容です。

記載方法は マイ オーリスのグレード 120T をメインにしつつも、120T 以外のグレードでも使える情報も前期・後期に関係なく併記しています。(基本的には通期共通ですが、前期・後期で異なる場合、その旨 併記しています。)


17801-21050 エアフィルター \3,050円 (税別)
※エンジンの吸気 (エアインテーク) の間にあるエアフィルター。120T は 150X (1NZ-FE),180G,S (2ZR-FAE) と共通です。

TOM's のエアフィルター適応表には 120T を対応リストに掲載していないのですが…。そこで思いついたのが、標準装備品の品番を先に調べ、それと同じものを使っているエンジンを調べる。そして、今度は、そのエンジンが使用している品番が TOM's 品番ではどれなのかを調べる…と言う方法で、 TOM's 版をゲット。TOM's 品番 17801-TSR40 が対応している…と思います。

ただ、1NZ-FE エンジンを採用したポルテ / スペイドだけが、TOM's 品番 17801-TSR22 と言う品番になってます。そっちだったらどうしよう…。 ただ TOM's って結構誤記多いので… 1NR-FE (1,300cc 17801-21030) か 2NR-FKE (1,500cc 17801-21050 …これは150X の 1NZ-FE と一緒か。) 用なのでは?

とはいえ、もう既に準備しました。たぶん、問題無いでしょ。 これで、すこしはパワーアップ!※

TOM's 版はTOM's 品番 17801-TSR40 で間違いありませんでした。


90915-10003 オイルフィルター \1,050円 (税別)
※150X (1NZ-FE) 、2代目後期の 180S (2ZR-FAE) と共通ですし、 前車の初代 WISH X “Aero Sports パッケージ” (1ZZ-FE) とも共通。ならば、これも WISH で使っていたデンソーのフィルターなどが使えそうですね。 (^_^)v

(2021/01/02 12:17追記)
初代オーリス、2代目オーリス前期 180G (2ZR-FAE)ではフィルターの種類、取付方法が車両の出荷時期により異なる場合があるようです。その場合は 04152-37010 が純正品番になります。 (中のフィルター部分のみ交換するタイプ)

取付・交換前に確認されることをお勧めします。

87139-50100 エアコンフィルター (花粉除去・脱臭) \4,000円 (税別)
87139-52040 エアコンフィルター (微細塵フィルタ) \2,000円 (税別)
デンソー製はクリーンエアフィルタープレミアム DCP1009 (品番:014535-3360) または、クリーンエアフィルター DCC1009 (品番:014535-0910) が対応です。

90919-01285 スパークプラグ (NGK DILKAR8J9G) \2,100円 (税別)
※1本。1台分は4本必要。

これは今のところデンソー製はないです。純正品番で購入するしかないかも。ただし、C-HR のガソリン車が同じエンジンなので、C-HR が発売されたら、また違って来ると思います。まあ、このエンジンを採用したクルマが、プラグを交換しなければならないほど長距離を走っていることもおそらくまだ無いでしょうし…。当分発売されなくても大丈夫でしょう。

【2017/12/18 23:21 追記】

デンソーから、8NR-FTS に使用できるプラグが出たようです。(いつ発売されたか未調査)

・型式:VDCH22F (呼び番:V63) イリジウム タフ (デンソー品番:267700-9290 タクティー品番:V9110-5663 1本箱 2,100円 (税別) ) 必要本数4本 ※標準プラグ (NGK DILKAR8J9G) 相当品

※もちろん C-HR、カローラスポーツなどの 8NR-FTS 車も同じです。


【2020/05/16 10:27 追記】

本日デンソーのWebサイトを確認したところ、対応プラグの明記が削除されていることを確認しました。いつから削除されているのかはわかりません。

ということは、8NR-FTS エンジンのプラグ交換をする場合、NGK 1択となる可能性が高いです。
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ちなみに、180S、HYBRID はトヨタ品番:90919-01275 \2,000円 (税別) / デンソー型式:SC16HR11 が標準相当 (デンソー品番:267700-8300 イリジウム仕様のプラグが標準装備)、VCH16 (呼び番:V58) がイリジウムタフ (デンソー品番:267700-9210 タクティー品番:V9110-5658 1本箱 2,100円 (税別) ) 必要本数4本となっています。

150X はトヨタ品番:90919-01243 \2300円 (税別) / デンソー型式:FK16HR11 が標準相当 (デンソー品番:267700-7140 イリジウム仕様のプラグ) VFKH16 (呼び番:V54) がイリジウムタフ (デンソー品番:267700-7410 タクティー品番:V9110-5654 1本箱 2,400円 (税別) ) 必要本数4本となっています。


04465-02220 ディスクブレーキパッドキット FR ADVICS PV565H \10,100円 (税別)
04466-12150 ディスクブレーキパッドキット RR AK NS254 \5,900円 (税別)

【2017/07/10 19:39 RS の項目を追記】
フロントとリアのデスクブレーキパッドです。フロントは ADVICS、リアはアケボノ製のようですが…。ディスクブレーキパッドは既存のブレーキパッドですから、ディクセル、プロジェクトμなどお好きなブランド品をお買い求めいただいてもいいと思います。探し出すときに、純正品番が必要であった場合に参考に見ていただけたらと思います。

ちなみに、ハイブリッド車とM/T 車の RS は、フロントが大径タイプなので、品番が異なります。
04465-42180 ディスクブレーキパッドキット FR ADVICS PV565H \10,500円 (税別)

また、リアがトーションビームの150X (各パッケージ含む) の 2WD 車は、リアが異なります。
04466-47080 ディスクブレーキパッドキット RR AK NS254 \5,900円 (税別)
※記載内容は通期で同じ (前期、後期共通) です。

【2021/01/02 12:00 追記】
昨年、他車 G's のブレーキパッド流用ができましたので掲載しておきます。
(フロント) ディスクブレーキ パッドキット FR (04465-D8000)
(リア) ディスクブレーキ パッドキット RR (04466-WY010)

【2021/01/02 12:00 追記】
2023年、他車 GR SPORT のブレーキパッド流用ができましたので掲載しておきます。
(フロント) トヨタ純正部品 ディスクブレーキ パッドキット FR (04465-28540)
(リア) トヨタ純正部品 ディスクブレーキ パッドキット RR (04466-74020)

【2017/12/06 18:59 追記】
90942-05009 チューブレスタイヤバルブ / チューブレスタイヤスペアバルブ \390円 (税別)
純正ホイール用のエアバルブです。(キャップはセットで付属のようです。たぶんバルブコアもセットになってます。)

メーカーオプションでスペアタイヤを装備している場合、スペアタイヤ用もこれでいいようです。価格は1個 390円 (税別) 一台当たり4つ (スペアタイヤ分までいれると5つ) 必要です。

【2016/11/14 23:27 オイルの項目を追記】
08880-12005 キヤッスル ECO TURBO 0W-20 4L \5,200円 (税別)
10月24日10/24 21:38 の何シテル?にもつぶやきましたが、工場出荷時に装填されているターボ用のオイルです。値段は税別 5,200円。 2015年7月現在、オーリス 120T 専用。今のところ店頭で見たことはないです。ディーラーでも、お取り寄せでしょうね。

ちなみに、マニュアル ( PDFファイルがオーリスのページからダウンロードできます。[ガソリン車] [ハイブリッド車] ) を見る限りでは、0W-20、5W-20、5W-30 で良いようです。(P386 に記載あり)

【2017/11/07 21:08 追記】

2017年夏頃にトヨタ純正オイルが新しくなりました。。4L缶の品番:08880-12205 ジェームス価格3,900円 (税別)




一応 8NR-FTS、8AR-FTS のターボ車にも対応の合成油とのこと。詳しくはニュースリリース特設ページをご覧ください。


【2020/05/16 10:52追記】

その後、エンジンオイルは SN Plus と言うグレードが販売されています。これは、これまでのSNグレードと同じようにダウンサイジングターボ車でも使用することが可能になっています。
品番は
(左 4L) 08880-12605 (→ パーツレビュー)
(右 1L) 08880-12606
です。(20L ペール缶の品番は未調査)


【2021/01/02 12:00追記】
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さらにその後、SP グレードが発売されています。
こちらは別のブログにまとめましたので以下のリンクからどうぞ。

続・エンジンオイルの話 - 2020 秋 -



(2.0L ターボの 8AR-FTS 、1.2L ターボの 8NR-FTS は Touring 0W-30 だけが対応なので要注意)
また、Gazoo Racing から GR オイルも販売されています。

オイル交換の重要性や性能など、この辺りの情報は別途ブログを作成していますので、ご興味のある方はどうぞ。(ついでに、ちょっと関連性のある添加剤の話も。)

【関連ブログ】
・皆さん、ガソリンはどこで入れますか? そしてガソリン / オイル添加剤って、本当に必要なのですか? - 2017年12月31日
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/blog/40919795/

・エンジンオイルの話 (一部 ミッションオイル (M/T) の話も…) - 2019年06月05日
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/blog/42924787/

・続・エンジンオイルの話 - 2019年09月03日
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/blog/43225101/

・油の話 (ガソリン・添加剤・エンジンオイル)
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/blog/43756294/


【2016/11/15 0:04 バッテリーの項目を追記】
バッテリーサイズ Q-85
120T はアイドリングストップ車なので、Q-85 というサイズになります。ちなみに、オーリス以外を含めて一般的に標準車からみて、アイドリングストップ車はバッテリの性能が高いものが装着されていますし、寒冷地仕様も同じく性能が高いものが装着されます。ただ、この 120T の場合、もれなくアイドリングストップ車なので、標準装着品は高性能なタイプが搭載されています。また、オーリス 120T の寒冷地仕様の場合は、もともと高性能品が搭載されている関係上、変更はなく同じ Q-85 が搭載されています。頭に“Q”がつくバッテリーは従来の○○D23L と同じサイズのようです。(Panasonic Web サイトより。)

バッテリーを囲むバッテリーインシュレーターの品番は 28899-47020 で、標準車、寒冷地仕様にかかわらず、120T ( “RS パッケージを含む” ) のみに設定があります。バッテリーのサイズを考えると、150X と 180G,180S の寒冷地仕様は使えるかも知れません。(使えるかは未確認)


2代目オーリスの標準搭載バッテリーは…
Q-85 120T
Q-55 150X のアイドリングストップ車
55D23L 150X と 180G,180Sの寒冷地仕様
46B24L 180G,180S
S34B20L ハイブリッド車の補機バッテリー

2代目オーリスのオルタネーターは、前期5種類、後期5種類の計10種類あります。発電容量がわかるように記載しています。 ※ガソリン車のみ。

(後期)
27060-47190 12V 115A (NRE185 - 120T)
27060-37180 12V 100A (ZRE186 - 180S と RSの寒冷地仕様)
27060-21200 12V 80A (NZE184 - 150X 4WD)
27060-37220 12V 80A (ZRE186 - RS)
27060-21180 12V 80A (ZRE181 - 150X)

(前期)
27060-37210 12V 100A (ZRE186 - 180G と RSの寒冷地仕様 201308-201503)
27060-37101 12V 100A (ZRE186 - 180G と RSの寒冷地仕様 201208-201307)
27060-37131 12V 80A (ZRE186 - RS)
27060-21200 12V 80A (NZE184 - 150X 4WD)
27060-21180 12V 80A (ZRE181 - 150X)

出力電流に対して、ブースターケーブルを準備されると安心かと思います。100A用を持っていますが…、買い換えが必要かも。

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【2017/11/11 20:11 追記】
89465-12B80 オキシジェンセンサー \5,900円 (税別)
89467-12270 空燃比センサー \9,100円 (税別)

オキシジェンセンサーは排気中の酸素の有無を検出するセンサーです。
また空燃比センサーは排ガス中の酸素 / 燃料濃度の比率 ( = 空燃比 (くうねんひ、Air by fuel ratio ) を計測するセンサーです。

混合気の理論空燃比※よりも濃い混合気の状態をリッチ状態であるといい、薄い状態をリーン状態と言うそうですが、燃焼後の状態がリーンであるかリッチでるかのみ(数値化はできない)を検知して、燃料噴射量を調節することで触媒を効率よく作動させる理論空燃比に近づける(制御する)ためのセンサーとして使われているそうです。

※ 理論空燃比とは、排ガス中の酸素 / 燃料濃度の比率( = 空燃比 (くうねんひ、Air by fuel ratio ) が、最も燃焼効率のよい比率のことで、一般的に ガソリン 1 に対して空気 14.7 が理想とされています。

エンジンの細かな仕組みは専門家では無いのでわからないのですが、このセンサーを用いて、燃料を増やしたり、減らしたりして、極力 1:14.7 に近づけているそうです。

実際近づいたかどうかは、別の部品(空燃比センサー)で数値化し、実際にどのくらい近づいたのかを計っているようです。

詳しくないのでよくわからないのですが、個人的には仕組み的に空燃比センサーを取り付けるだけでも良さそうな気がしますが、おそらくれっきとした理由があって2種類装着されているのでしょうね。たとえば、1つのセンサーで2つの機能を持たせられないとか、精度向上やフェイルセーフとして働けるから…とか?

この部品類が壊れたり、老朽化すると燃費が悪くなるようです。燃費改善のためにある程度走行したらセンサーを交換してみて、正しい燃料濃度の測定になるようにするのも良いかもしれませんね。

ちなみに他のグレードのオキシジェンセンサーは、
89465-12A40 180G,180S
89465-12B00 150X 2WD
89465-12B20 150X 4WD
価格はどれも、5,900円 (税別)

他のグレードの空燃比センサーは、
89467-52060 180G,180S
89467-12160 150X 2WD
89467-30050 150X 4WD
価格はどれも、9,100円 (税別)

です。
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【2017/11/26 0:10 追記】
ワイパーブレード / ワイパーラバー

【フロント】
(2023/12/10 追記)
撥水コート専用シリコンラバー
85213-30280 ワイパーラバー RH ※ゴム部分のみ。
85213-12320 ワイパーラバー LH ※ゴム部分のみ。
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85212-12520 フロントワイパーブレード RH \4,290円 (税別) ※ゴム部分、固定部込み
└85214-52110 ワイパーラバー RH \900円 (税別) ※ゴム部分のみ

85222-52220 フロントワイパーブレード LH \1,480円 (税別) ※ゴム部分、固定部込み
└85214-68030 ワイパーラバー LH \750円 (税別) ※ゴム部分のみ

【フロントウインターブレード】
85291-30070 フロントワイパーウインターブレード RH \7,200円 (税別)
85291-28120 フロントワイパーウインターブレード LH \3,000円 (税別)

【リア】
85242-12120 リアワイパーブレード \860円 (税別) ※ゴム部分込み
└85214-12330 リアワイパラバー \450円 (税別) ※ゴム部分のみ

【リアウインターブレード】
85291-12100 リアワイパーウインターブレード \1,300円

調べてみましたが、オーリスは、ワイパーラバーが記載時点で高性能品が選べない場合があります。

純正採用もされている日本ワイパーブレード (NWB) の適合表をみると…

【ワイパーブレード】


【ウインターブレード】


【替えゴム】


…と、このようになっていて一部但し書きの商品があるため注意が必要です。

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一般消耗品はだいたい、このような感じだと思います。

あとは、ライトの形状とかリストがあれば、便利だと思いますが…それはこちらをご参照ください。

Q:工場装着ヘッドランプ・リヤコンビネーションランプ等のバルブの規格、W数を教えて。 - トヨタ自動車 Web サイト
Q:工場装着(室内灯など)のバルブの規格、V数、W数を教えて。 - トヨタ自動車 Web サイト
2016年11月14日 イイね!

調査報告と考察 (オーリスのサスペンション / 補強編)

調査報告と考察 (オーリスのサスペンション / 補強編)こんにちは。

今日、二つ目のブログです。

今日一つ目のブログで書いたように、「あーでもない、こうでもない。」…といろいろと調べることに今どっぷり浸かっています。

幸せな時間ですね。

みんカラの中には、先人のチャレンジャースピリッツで、完成された数々の整備手帳やら、パーツレビューがあります。

その情報を頼りに、いろいろと調べてみました。

おかげで、今回のオーリスもすごく満足できるクルマに仕上がる方向で進んでいます。ありがとうございます。

このブログの目的は、もともと私の為の記録なのですが、私もいろいろと調べた内容をお返しすることができないかと思い、ここに記します。

皆様のお役に立てると幸いです。

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今回は、サスペンション編です。

基本的に 120T “RS Package” に装着 / 流用できるか?といった視点で書いてます。とにかくこのグレードは装着できるモノが無いです。

他車流用の情報は割とグレードに関係なく参考になるかも知れません。


【オーリスの足回りは?】
次期車として選んだオーリスは走りが売りのスポーツハッチバックです。

その走りは欧州仕込み。オーリスと競合する欧州車は固めの足できびきびした走りだと聞いています。

そういう意味では、オーリスはノーマルの状態から、ある意味完成した足回りなのだろうと思います。いじらなくてもいいんだろうな~。そう思ったりもします。

でも、カスタマイズ好きな私。そもそも、オーリスを選ぶことになったのは、前車 WISH で足回りをいじったことにより、足回りがしっかりした車の運転は楽しい!ということを知ったからです。

そこで、良くも悪くも、足回りをいじりたい!

と言うスタートラインから、サスペンションまわりはどういうものが標準装着されていて、オプションはどういった物があるのか、調べました。

①グレードによるサスペンションの違い

まず、最初に2代目オーリスは…

150X 2WD車 (1,500cc) のリアサスがトーションビーム。
それ以外のグレードと、150X 4WD車 (1,500cc) がダブルウィッシュボーンです。

とある資料をみると、フロント右のサスペンション ASSY (ショックアブソーバ ASSY FR RH) は、

・48510-80758 150X 2WD (NZE181) …前期:48510-80593
・48510-80762 150X 4WD (NZE184) …前期:48510-80596
・48510-80759 120T,180S (NRE185,ZRE186) …前期:48510-80595 180G:ZRE186
・48510-80760 RS (ZRE186 MT) …前期:48510-80594
・48510-80825 HYBRID (ZWE186)

となってます。グレードごとに足が違います。もしかしたらメーカーが違うだけかも。ちなみにリアも同じで、5種類あります。

また、TRD 製品では

MS260-12010 ショックアブソーバセット
MS250-12012 スプリングセット

が発売されています。これは RS と、180S (前期:180G) と共通です。

ここで、個人的な考察ですが、

・120T と 180S のサスペンションはノーマルが共通品番なので TRD 製品は流用できそうだと考えられます。ただ、エンジンとその周辺の重さが違うので、同じ乗り心地かどうかは…。それに、TRD が120T や HYBRID を適応外にしていることを考えると、その適応外のグレードは同等品が搭載されている可能性も否定できません。

ちなみにブログの最後に、メモ程度ですがサードパーティー製も載せておきます。(読み飛ばしてもらえるように文字を小さくしています。)

②初代オーリス、そしてブレイドとの関連性

次は初代オーリスのサスペンションを見てみましょう。

初代後期で説明しますが、グレードがRS、180G、150X の3つがあり、2WD はすべてリアがトーションビームです。

4WD は RS 以外に設定があり、ダブルウィッシュボーンです。

サスペンションや補強関連でいろいろと調べると、意外にも共通部品が多いことがわかりました。

たとえば、フロントスタビライザー (48811-12A10) や、ちょうど後席に座った人の足の下あたり、車両中央に補強として標準でネジ止めされているフロントフロアブレース CTR (57533-12010 ※2WDのみ) は、初代も、2代目も同じ部品を使っています。

他にも、トーションビーム車に装着されているリアフロアサイドメンバーブレース SUB ASSY ( 53605-12020 / 53605-12021 ) という標準装着の補強部品も初代、2代目ともに同じです。

Wikipedia で調べてみると、どうもこのあたりはいわゆるプラットフォームが同じだから、共通しているようです。(→新MCプラットフォーム)

また、兄弟車のブレイドとも、かなりの部品が同じようです。先ほどの、フロントスタビライザーも同じですし、フロントフロアブレース CTR も同じです。

③その他のトヨタ車との関連性

ここで面白いことがわかりました。

初代オーリスとカローラルミオンの型式がかなり近い型式なんです。

初代オーリスは…
180G,RS:ZRE152H
180G 4WD:ZRE154H ※4WDはリアがダブルウィッシュボーン
150X:NZE151H
150X 4WD:NZE154H ※4WDはリアがダブルウィッシュボーン

カローラルミオンは…
1.8S:ZRE152N
1.8S,1.8X 4WD:ZRE154N ※4WDはリアがダブルウィッシュボーン
1.5G,1.5X:NZE151N
※ルミオンに1,500cc の4WD の設定は無いようです。(後期のみ。前期は未調査)

他に資料を見るとエンジンや排気量も同じものを使っていました。型式も末尾が異なるだけ。カローラルミオンとは、顔違う兄弟みたいな関係のようです。ですから、この車とも結構部品が共通でした。(→ Wikipedia にも記載があります。)

そうやって調べていくと、先ほど紹介した、新MCプラットフォームのクルマたちはかなり共通点が多いと言うことですよね?

そこで、新MCプラットフォームのクルマにどんな物があるか Wikipedia で調べたところ…

プリウス(3代目)
プリウスα
カローラルミオン
オーリス(初代・2代目)
ブレイド
CT200H
SAI
HS250H
マークX Zio
アベンシス(日本での2代目)
…などがあります。 (RAV4 など SUV は抜いてます。)

このあたりは同じ基本設計で、ルミオン、オーリス、ブレイド、CT200H に至っては、ホイールベース(前輪と、後輪の間の長さ)が 2,600mm と全く同じなんです。

なんか、この車同士でいろいろと純正部品の流用ができそうな気がしませんか?

あと、プリウス / アベンシス / SAI / HS250H は 2,700mm、プリウスα / マークX Zio はさらに長い 2,780mm になってます。この車種からの流用は、前後にネジ止めするような部品は装着ができない可能性が高いです。

実際、みんカラ内の情報でまさにそれだ!という記事が見つかりました。

戸塚の歩道橋さんのルミオンのパーツレビューにプリウス G's の補強関連パーツレビューが掲載されています。


具体的には、センターと、リアをつなぐ補強部品です。(写真はプリウス G's のカタログをスキャンしたもので、『3』 の部分とその後ろまで繋がる斜めの補強、そして、それに繋がっている横長の後端部分です。)

斜めにつなぐ部品が、センターフロアブレース No.1 ( 57543-WY010 ) で、後ろ側からつなぐと中心側(写真の『3』が書いてある部分あたりの横にまたぐ補強、フロントフロアブレース CTR ( 57533-WY010 ) ) のボルト穴の位置ちょうど 10cm 超える…と書いてあります。そう、10cm=100mm。 ルミオンのホイールベースの2,600mm とプリウスの 2,700mm 差がここに出ているようです。

わたしも、オーリスにこのパーツ、もしくは別に設定のあるプリウスα用のパーツを流用しようとしていただけに、この記事で装着できないことがわかりました。大変助かりました。

ちなみに記事では、後端の部分、リアサスペンションブレース SUB-ASSY ( 53605-WY010 ) は、同等品があるので、装着しても意味ないでしょう、と言う趣旨の記述があります。


(出典:プリウスα G's のWebサイトから。一部画像を加工しています。)
ちなみに、リアタイヤハウス前の横棒、リアサスペンションブレースSUB-ASSYを調べると、オーリス、ルミオン、プリウス、プリウスαなどのトーションビーム採用車、またはトーションビーム採用グレードには標準装備されています。特にプリウスα G's 用 ( 53605-WY030 ) は空力改善パーツが装着されていますので、装着したいところです。ねじ穴さえあれば、流用はできそうなのですが、オーリスはダブルウィッシュボーン。ダブルウィッシュボーンの車種にはこのバーは一切設定がないので、変な補強になる可能性もあって、今のところ様子見です。

④オーリスと G's の関係

だいぶ脇道を通ってきた感じがしますが、ここでやっと本題です。

私としては、WISH の時と同じようなサスペンションの換装、補強が、オーリスではどこまでできるのか、どのようなパーツがあるのかをかなりの時間を割いて調べました。

そして、走りを重視している G's…。オーリスかヴィッツ G's か悩んだぐらいです。

実は、オーリスのパーツレビューを見ていると、補強系にはプリウス G's や、プリウスα G's のパーツ流用が載っています。走りにこだわる私としては、すごく気になります。

そこで、どこまで流用できるのか…これが、今回の調査の起点です。

一番いいのは、当たり前ですが、既に装着されている方のパーツレビューが一番参考になります。

だって、既に付いてますから。 (^^;)

では、装着例がないパーツを装着できるのか? これが、調査対象になるわけです。

まず、付けたいパーツはWISH と同じ。できれば、新しいパーツを使用したチューンにもチャレンジしたい…。

調査対象パーツは…

①スタビライザー (フロント、リア)
②サスペンション (ショック、スプリング)
③各種補強 (ブレースなど)
④空力改善パーツ

です。まさに G's が標準車から変更している部分です。

それで、いろいろと調べていくと、オーリスはプリウス G's、プリウスα G's が標準車から変更している部分のパーツが、実は最初から付いていることもわかりました。しかも先に話したとおり、プラットフォームは同じですから、車体としての基本性能はほぼ同じ。あえて G's を語っていない G's みたいなもの。

言い換えるとオーリスは (グレードにもよりますが) ノーマルの状態で G's にかなり近いチューンが入っている感覚です。

まず、先ほどのプリウス G's と 新たにプリウスα G's の図を掲載します。


(出典:プリウス G's のカタログより。)


(出典:プリウスα G's のWebサイトから。一部画像を加工しています。)

まず、プリウス G's の①の部分と プリウスα G'sの②の部分は同じパーツで、フロントサスペンションメンバーブレース ( 52255-76010 ) といいます。フロントスタビライザーを支えるブッシュが取り付けられているブレースです。

ブレースにより、サス自体の補強もさることながら、スタビライザーをしっかり支える必要のある部分ですが、オーリスは最初からこの品番が装着されています。

また、そのフロントスタビライザー ( 48811-12A10 ) も、プリウスα G's と同じものです。

このフロントスタビライザーに至っては、G's が発表される前の初代オーリスから採用されています。
このブログの冒頭でも初代オーリス、2代目オーリスと共通部品と紹介したモノです。

ちなみに、このフロントスタビライザーが採用されている車種は、

初代オーリス
2代目オーリス
プリウスα (G's のみ)
ブレイド
マークX Zio

です。どれも、新MCプラットフォームのクルマですね。しかも、ざっくり見る限り、走りを重視したクルマが並んでいます。

ちなみにフロントスタビライザーの情報を追加しておきます。


(出典:プリウスα G's のWebサイトから)

プリウスα 標準車用 ( 48811-12A40 ) とくらべて、G's用は径が細いんです。もしかしたら、左右のデーターが入れ違っているかもしれませんが、もしこれが正しいなら、ぱっと見は標準車の方が良いように思えませんか?

ここが、まだ調査中といか、不明なのですが、もしかすると標準車のフロントスタビライザーは中空…つまり、鉄パイプの構造で、G's用が中実で鉄棒になっているかもしれません。

もしくは、プリウスα G's はサスペンションが違うので、わざとフロントスタビライザーを柔らかくしてちょうど良い堅さにしてあるのかもしれません。

あと、初代オーリスと同じフロントスタビライザー…ということは、初代には TRD からフロントスタビライザーが発売されています。 (ブレイド用はさらにリアスタビライザーがセットで販売されていましたが、現在は販売が終了しています。)

ということは、今なら、2代目オーリスにそのフロントスタビライザーを流用できないか?と考え尽きました。

でも、気になる注釈がサスペンションのページに書いてあります

注8 で 『スタビライザーセットのみの装着はお勧めできません。ショックアブソーバーセット、スプリングセットと同時装着をお勧めいたします。』とあるので、もしかしたら、プリウスα G's のところで話したとおり、サスペンションと合わせたチューンの可能性も否定できません。柔らかいかもしれないし、逆に固いかもしれない…。ちょっと手を出せずにいます。


プリウスα G's の黄色で囲んだ部分。これは、フロントサスペンションメンバーブレース RR RH ( 右:52257-WY020 )と、フロントサスペンションメンバーブレース RR LH ( 52258-WY010 ) なのですが、これも、同じ形状のモノ…同等品が装着されています。( 右:52257-21040,左:52258-21040 )

初代オーリスは形状が異なりL字型でしたし、プリウスも前期はL型でした。( 右:52257-12011、左:52258-12011 ) 後期と、プリウスα 標準車は三角タイプです。

このあたりの変更も、オーリスの乗り味に貢献しているのかもしれません。

では、プリウスα G's 用と標準車のパーツが何が違うのかというと、今度は緑で囲んだ部分に、空力改善パーツが付いているのですが、これをクリップで留めるための穴が付いているのです。

クリップ ( 90467-07215 ) 2つと、車体にボルト1本 ( 90109-08252 ) で装着します。

そして、三角パーツに囲まれている中央の部分。

フロントサスペンション ブレーズ LWR CTR ( 53689-WY050 ) です。

この部分は、残念ながらオーリスには装着されていませんでした。

ですので、先ほどの三角部分、空力改善パーツとセットでディーラーに注文しました。



また、プリウスには、3番のセンターフロアブレース ( フロントフロアブレース CTR ) が3種類あります。

・オーリスと同じ、プレートタイプ ( 57533-12010 )
・プリウス後期標準車とプリウスα標準車に装着されているバー(鉄パイプ)とプレートを溶接したもの ( 57501-12020 )
・G's 用の斜めのバーセンターフロアブレース No.1 ( 57543-WY010 ) をつなぐタイプ ( 57533-WY010 )

おそらくプレートタイプよりも、後期のバータイプが強度、もしくはねじれないタイプと思われますので、これを共販で購入しています。


ちなみに、オーリスの前期用として、TRD からフロントサスペンション ブレーズ LWR CTR (G's でいえば 53689-WY050 )と、その中間の部分に取り付けるフロントフロアブレース CTR(標準車でいえば 57533-12010 )がセットになった同等品が発売されています。( MS300-12003 )

なのでこの部分の補強が意味が無いことはないと思いますが、後期が適用外になっている事を考えると、何か意味がある…そう思ってもいるところです。


あと、プリウス G's の①の部分、フロントサスペンションメンバーブレース-ASSY ( 51403-WY020 )。これも、オーリスには設定がありませんでしたので、注文しました。

ただ、同等品はオーリスにもプリウス標準車にも、プリウスαにも装着されています。( エンジンフロントマウンティングブラケット リインホースメントLWR 51425-12060 プリウスαのみ途中から 51408-47020 エンジンアンダーカバーを装着する穴が付いているものに変更されています。)
---

長くなりましたが、いかがでしたでしょうか?

こうやって見ると、結構オーリスっていい車だと思います。

文章が、長くなってよくわからない…そんな場合は納車後に換装した各パーツレビューを掲載する予定ですので、今しばらくお待ちいただけたらと思います。

本当は、リアのアンダーカバーを外したりすると、プリウス、プリウスα用の社外品、クスコ パワーブレース リアエンド (952 492 REN) が装着できたりしますが…。これは、空力改善パーツのアンダーカバーを外すかかなりの部分を加工する必要があるので、今回は装着しない方向で検討しています。

オーリスは、もともと、強度があるクルマかもしれませんし。そうであれば、補強の“補”は補うわけですから、補強もほどほどに。

まずはノーマル+αで、乗ってみてまだ固くてもいいと思えるようであれば、継続してチャレンジしてみたいと思っています。


※ここにある情報は、個人的に調べた結果で、同じオーリス乗りを含めた車に興味のある方向けに便宜を図るために記した情報です。独自研究であり、何の保証、確信もありません。ですので、この情報を元にカスタマイズを行われる場合、すべては自己責任でお願いします。SQUARE は何の責任も持てません。


【関連ブログ】
・素人 SQUARE が語る、補強の話。ほか - 2018年03月06日
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/blog/41186121/

・ 1勝1敗 ~ 前編 ~ 新たな補強パーツの発見と選定 - 2019年10月11日
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/blog/43355991/
後日、新たに社外品の補強パーツを発見したときのブログです。

★★★関連情報 ★★★

サードパーティー製の用品情報をおまけで記載しておきます。

○スプリング / サスペンション

【KAB】
・Lowfer Sports
LKIT-NZE181H (150X)
LKIT-ZRE186H (RS / 前期:180G / 後期:180S)

・New SR SPECIAL SET
NS-55862162 (150X)
NS-55862160 (RS / 前期:180G / 後期:180S)

【TEIN】
・STREET FLEX ※車高調
GSQ94-51AS3 (RS / 前期:180G / 後期:180S) ※在庫限りの完了品 [残5] (2016/11/14 時点)

【TANABE】
・SUSTEC NF210 ※ダウンサススプリング
ZRE186HNK (RS / 前期:180G / 後期:180S)
・SUSTEC PRO CR ※車高調
CRZRE186HK (RS / 前期:180G / 後期:180S)


ただ、サードパーティーの RS★R はすごいですね、ここ。
グレードごとに設定・型式があるので、悩む必要がないです。

【RS★R】
・Ti2000 DOWN ※ダウンサススプリング
T460TD (120T)
T570TD (前期:180G / 後期:180S / 120T “RS パッケージ” / HYBRID “G パッケージ”)
T575TD (150X “S パッケージ”) ※150X 150X “C パッケージ”もおそらく OK と思われます。

・RS★R DOWN ※ダウンサススプリング
T460D (120T)
T570D (前期:180G / 後期:180S / 120T “RS パッケージ” / HYBRID “G パッケージ”)
T575D (150X “S パッケージ”) ※150X 150X “C パッケージ”もおそらく OK と思われます。

・Best☆i
BIT571M (120T / 120T “RS パッケージ” / HYBRID “G パッケージ”)
BIT570M (RS) ※たぶん前期:180G / 後期:180S もOKと思われます。

・Basic☆i
BAIT571M (120T / 120T “RS パッケージ” / HYBRID “G パッケージ”)
BAIT570M (RS) ※たぶん前期:180G / 後期:180S もおそらく OK と思われます。

【ブリッツ】※2017/12/18 18:03 追記
ZZ-R コード No.92421 (HYBRID / 120T / 180S,180G / RS ※各パッケージ含む)
ZZ-R Spec DSC コード No.93421 (HYBRID / 120T / 180S,180G / RS ※各パッケージ含む) ※リアは内装の加工等が必要。

---

○タワーバー
【TANABE】
・SUSTEC STURT TOWER BAR
NST64 (180G “Sパッケージ”) ※後期の 180S もおそらく問題無いです。他のグレードはエンジンが違うので…。

○マフラー
【TANABE】
・MEDALION eR TUNE
ET70WB-GA (RS / 前期:180G / 後期:180S)?
2016年11月14日 イイね!

カスタマイズの方向性に沿って…これ、やります!

カスタマイズの方向性に沿って…これ、やります!こんにちは。

これまでのブログで、次の車がオーリスになったのは、これまでのブログをお読みの方はご存じだと思います。

納車時期も前回のブログに掲載したように、ざっくりですがわかりました。赤い車だけに、サンタさんからのプレゼント…みたいな時期になりそうです。

あと一ヶ月ほど待つ必要があるのですが、こういうときの一ヶ月って長く感じますね。いつもの1ヶ月はあっという間なのに…。できれば、車の事を忘れられるぐらい忙しいのが一番なのですが、忙しさには波があって…。 (^^ゞ

時間があると、やることは決まってます (笑)

車種が決まって契約が終わると、車のカスタマイズが好きな方は、車が納車されるまでの間、「あーでもない、こうでもない。」…といろいろと調べられると思います。私もそうで、今、まさにその状況でして、毎日どっぷり浸かっています。

幸せな時間ですね。

これまでのブログにも書いたように、オーリスはほどほどにしか売れていない車種なので、プリウス、アクア、ノア / ヴォクシー / エスクァイアのような、アクア専用ゴミ箱…みたいな社外品で専用品みたいなものは当然ありません。(いや、例に挙げた車が別格なだけなのかも。)

車自体がが売れないとアフター用品は市場がないので、サスペンションやら、補強製品やらもほとんど無い状態です。(とはいえ、グレードにもよりますが、ゼロではないところがありがたいです。)

「ない、ない」といいつつも、アベンシスなどと比べると、純正用品、TRD製品、モデリスタ製品など車両カタログに添付されているカタログを見ると結構準備されていますね。

良い方かな~。

エーモン工業の静音計画やらLED製品やらを使うと、オリジナルカスタマイズもできますね。汎用品なので、そういうカスタマイズならいくらでもありそうです。なので、今回はそっちの方向も考えています。

けれども、そっちのカスタマイズってきりがなくなるので、機能、性能重視で、ほどほどに。惰性でやらないように厳しく必要な機能だけに絞っていきたいと思っています。

さて、前振りはそれくらいにして。

愛車紹介オーリスのページに、

【カスタマイズの方向性】

『没個性にならず、自分らしさを出していくこと。そして、できるだけお金を掛けない。』

【コンセプト】

『外観は極力ノーマル、動作や挙動など見えないところは別物!』
『ドライバーズファーストを優先しつつ、だけど同乗者への優しさにも配慮する。』

【手法・目標】

『あんまり、お金を掛けない。』
『外装は、極力いじらない。』
『海外車風』
『性能重視 (安全性能・走行性能・使い勝手)』

で、『自分らしさを発揮する。』…ということに定めました。

ここまで縛ると、訳のわからんヤン車、コテコテの LED車、痛車の方向はないですね。イタ車 (イタリア) の方向はあるかもしれませんが。

オーリスの最初から持っている持ち味を良い方向に昇華させることを考えています。

今準備している (または考えている) カスタマイズは…。


①走りの性能と乗り心地の両立
前車 WISH の足回りは、最終的にフロントスタビライザー以外のほぼすべての換装やら補強品の装着をしました。できれば、フロントスタビライザーも変えてみたかったです。良くも悪くも運動性能と乗り心地の変化が楽しかったですね。

WISHの時は、クルマの購入時、スタイルを求めて、モデリスタのローダウンスプリングを導入。

その後、タワーバーリアスタビライザーを同時に取り付け。取り付けたときはクルマのロールが減り、ほぼフラットなままクルマが交差点を曲がるのには感動しました。

話がそれるのですが、学生の頃、バイト先の友達がホンダ CR-X をロールバーやらリアシート外したりとか、(ジムカーナをやってた関係もあってか) コテコテのスポーツ仕様にしてありました。そのクルマは交差点を曲がるときに地べたを這うがごとく曲がるのです。それに近い状態になったことで、「ああ、こういうカスタマイズをすれば、あのクルマのようになるのか!」と。

補強が入った状態で、ノーマルショックにモデリスタダウンサスだと、高速走行時の路面入力に対しリアの揺れの収まりがあまり良くないことがわかってきて、中古で TRD のサスを導入。変えたあとは、すっと揺れが収まり、公式Web上の商品説明で“荒れた路面でのフラット感向上”とはこういうことか!とこれまた感動。中古とはいえ、新品が10万近くする部品を付けることは昔では考えられなかったので、足回りを強化すると楽しいな~と感じました。

ロアアームバーも入って最終的にはサスとステアリングがしっかりと動くようになり、満足していたところです。

自分としては「こうすれば、こうなる」という効果を確かめながらカスタマイズを進められた反面、結果的に WISH は実験車的な一面もあったかもしれません。

それに不満はなかったのですが、性能向上と引き替えに、乗り心地は悪いというか、悪化の方向に進んでいたと思います。

オーリスはこの点において、ある意味最初から乗り味が欧州仕込み。そして、こりもせずまたモデリスタのローダウンを付け (笑)、今回のグレードは最初からタイヤも低扁平率のタイヤ( 標準装着は 225//45/17 です。しかし、WISH から引き継ぐそれよりも少し細い 215/45/R17 に入替)なので、WISH の時ほどサスをあんまりいじる必要はないのではないか?と思っています。

文が長くなるので、次のブログで書く予定ですが、いろいろと考察すると、実は最初から良いサスが装着されているのでは?だからこのグレードに対応してる後付けのサスがないのかな?納車時にすこしサスをいじるし、まずは、それで乗ってみてそれから考えることにしました。(考えたところで、そんなにたくさん社外品もないのですが…。)

この部分の純正流用品はすでにディーラーに注文依頼をお願いしています。


②車内の静音化による高級感
みんカラ内にあるオーリスのクルマレビューを読むと、車格的に十分な遮音、ノイズ対策は行われているようです。この点をもう少しだけ昇華。

具体的には、

・ボンネットの隙間をウェザーストリップでふさぐ。
・ドアの隙間をウェザーストリップでふさぐ。
エーモン 静音計画などで、異音対策をする。

を考えてます。

また、ウェザーストリップを追加する事で、ドアを閉めるときの音も変わったりするようですし、ドアより内側の汚れの低減が見込めますのでそれも助かります。

みんカラ内の情報を元に、静音計画シリーズ以外…つまりウェザーストリップの純正流用品はすでに買ってます。うまく装着できる…かな。


③外装、車内のライトまわり
外装のランプバルブは、WISH のものを流用します。ただ、ウインカーは、リアの端子形状が異なるので、新規に購入しました。あと、フォグランプの変更は現在 LEDバルブで検討中。その他でユーザーが変更できる箇所の LED 化はライセンスランプのみとなり、それ以外は電球です。

バックライト(後退灯)をどうするかはおいおい。

室内ランプもすべて WISH と同じで すべて LED にします。これも WISH から使える物は使いますが、バニティーランプなど装備品が WISH よりも増えていますので、実質、半分以上は新規購入しました。


④もしもの対策
今回は、事故に遭うことによって車を買い換えることになってしまいました。

事故に遭ったことも悔しいのですが、その時の状況をしっかりと伝えることができなかったことも悔しかったです。

そのためドライブレコーダーを導入することにしました。事故時の記録だけではなく、自分の運転を後で客観的に見直すことで「この運転はまずかったな」と思うことができるはずです。

また、旅行時の記録という意味でエンタメにも使えますし。これも準備済み。


あと、細々したものでは、

・アルミペダルの取り付け (ディーラーに注文依頼ずみ。)
・シフトレバーの交換 (共販で購入。準備は済んでいますが、問題は換装できるかどうか?)
・ラジエーターキャップ交換 (TRD Amazon で購入。準備済み)
・エアフィルター交換 (TOM's Amazon で購入。準備済み)
・コーションラベル、エンブレム類の貼り付け … こりもせず純正流用 (笑) (ディーラーに注文依頼ずみ。一部、共販で購入済み。)
・ホーンの取り付け (WISH からの流用)
・USB 充電器の設置 (これはこれから準備)
TOYOTA純正 プラズマクラスター搭載LEDルームランプが取り付けられるか調査…パノラマルーフとの兼ね合いで後席の真ん中に座る人の頭と接触する可能性が…。また、ルーフの巻き取りに支障がでるかも。

…と、ここまでは納車時、納車直後にやってしまいます!

それに合わせて、商品やら部品やらをそろえ始めました。(…というか、ほぼ終わりました。)

サスとか変更しないなら、なんか、いきなり完成形っぽい。 (^^ゞ
Posted at 2016/11/14 13:53:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | SQUARE が語る… | 日記
2016年11月09日 イイね!

ちょっとだけ。

ちょっとだけ。こんばんは。

きょう、ディーラーに用事があったので、仕事の帰りに寄り道してきました。

到着時、店長さんと、受付の女性の方がなにやら、あーでもない、こーでもない…とお忙しい様子。

よく見ると横断幕を設置する準備をされていました。

『こんばんは~。』とご挨拶して入店。

なんだろう?ラジオで広告していた商談会のやつかな?

なーんて思いながら、カタログが並べてある棚をみたところ…



あー、これか~ (笑)

新型車 『タンク

たまたま、きょうが発表日だったようです。

オーリス商談中にも、話は聞いてました。

ざっくりいうと、トヨタ bB、ダイハツ Qoo、スバル DEX の後継みたいなもので、小型のトールワゴン。

なので、名称は企業ごとで異なるものの、トヨタ、ダイハツ、スバルから発売されるようです。

さらに今回は、トヨタの中でもルーミーという名称の兄弟車も発売。4兄弟車のようですよ。ただ、(これから調べますが)違いはほとんど無いようですね。

ポルテがトヨタ店、トヨペット店、スペイドがカローラ店、ネッツ店なので、それと同じじゃつまらない(?)からか、ルーミーが、トヨタ店、カローラ店、タンクが、トヨペット店、ネッツ店 (おっ。オーリスと同じじゃん。 笑) のようです。

カタログを手に取ったところで、営業 Nさん登場。相変わらず忙しそうです。朝に「店舗に行きます」とはつたえていたものの、すんませんね~押しかけちゃって。

この車の説明をさらっと聞きましたが、

ダイハツの車なので、イメージ的にほとんどタントみたいな感じです。それで、これ! バックドアが樹脂製なんですよ~。(→トヨタ広報資料[PDF])

詳細は、カタログをもらえたのでしっかりと見ることとして、個人的には、ネッツ店としては、スペイドシエンタがあるので、そちらがいいんじゃ?と、営業さんと話したところでした。

私の個人的な意見ですが、ターゲットは、ざっくりいうと軽ではちょっと物足りない。かといってパッソみたいな小さな車のヒンジドアでは子育てに不便、という、車にお金をあまり出せない(出したくない)子育て世代と孫の子守をする祖父母…という方をターゲットにしたような車のようです。

人気のスライドドアを装備した少し大きめパッソ…という感じでしょうか?

また、少し注目したのがエンジン。なんだか軽自動車のアプローチに似ていますね~。

軽自動車は 660cc とパワーが欲しい方向けの 660cc ターボがありますよね?

これ、1,000cc と、1,500cc のトルクを発生させる 1,000cc ターボエンジンが設定されいるようです。

オーリスでダウンサイジングターボを選んだので、つい目が行きました。

…。でも、なんかすごいラインナップ。

スライドドアのスモールカーをダイハツ、トヨタでみると…、

タント → トール/ルーミー/タンク → ポルテ/スペイド → シエンタ と、顧客の細かい要望にこたえるラインナップにはすごいと思います。

・車にお金は出せないヤングファミリー、大きな車が苦手な女性 → タント
・軽は嫌! 軽よりパワーが欲しい → トール/ルーミー/タンク
・やっぱりコンパクトカーでしょ? → ポルテ/スペイド
・俺(私)はハイブリッドで環境に優しい車に乗りたい! / ヤングファミリー同士でちょっとだけ遠出をしたい → シエンタ

って、感じでしょうか?

そうなってくると、大は小を兼ねるシエンタが一番いいかな~。

結局、上級志向の私でした。お金持ってないくせに。オーリスなんて買って大丈夫かね?

---
さて、本題に戻して、今日の用事はもちろんオーリスの件ですよ。

契約直後ぐらいに、オーリスに装着する予定の純正流用パーツをお願いしていたのですが、いくつかの部品で別の品番に変えたい物が出てきたのと、注文をキャンセルしたいものが出てきたので、作り直した注文リストを渡しに行ってきました。

まだ注文前だったので、変更 OK でした。

それと…

やっと、納期が(すこしだけ)見えてきました!

11/25、26日あたりに工場のラインに乗るようです。できあがったら、どんぶらこ~っと、愛知で作られた分※で九州全県分の新車を乗せた船に乗って門司港 (福岡) のシッピングヤードに到着。(11月末あたりか?)

※トヨタはダイハツはもとより、日野、スバルまでを含めると国内にたくさんの工場があるからですね~。福岡のトヨタ自動車九州や大分のダイハツ九州の場合はもちろん陸送のようですが。

それから、各県に振り分けられるなかに混ざりながらも順番を待ってキャリアに積載、いざ熊本へ。ネッツトヨタ熊本の場合は、オプション装着、調整などの納車準備に上益城郡甲佐町にある甲佐の工場※に入庫。(私の場合、装着するオプションがやたら多いので、約一週間から10日ぐらい。ちなみにここは修理工場でもあるので、ネッツトヨタ熊本社内で塗装、板金、修理を行う場合もこの工場。もし WISH を修理していたら、ここか、提携先の企業、個人の板金屋さんで修理だったようです。)

※甲佐の工場は熊本地震の震源に割と近いので地震直後は被害がかなり酷かったようです。

甲佐で作業が終わると店舗に移送。通常は最終調整や装備品チェックなどを行い、ナンバー封印、洗車などを行って納車…となるのですが、私の場合、WISH からのカーナビやETCなどの移設があるので、これを店舗側作業で。(ここで約3日ほど。)

営業さん、SQUARE:

『おそらく、12月中旬ごろでしょうね~。』

と2人で声を揃える。 (笑)

ちなみに、純正流用パーツはブログネタにするために、『納車時に1時間ください。その時取り付けてください。』とお願いしています。

たぶん、写真を撮ったりしなければ、1時間もかからない作業ですが、写真を撮らないといけないので…。わがままばかりいってすみません。 > 営業さん

それと、希望ナンバー。

候補はいくつか思いついて、今までだいぶ悩んでいたのですが、もう、これしかないな、と決めました。

それは、子どもの誕生日。

なんてベタな数字。

弟のキューブも甥っ子の誕生日だったので、なんじゃそりゃ!って少し馬鹿にしていたのですが、私もバカでした。 (^^ゞ

色を決めたのも、子どもだったので、ナンバーも誕生日にして、いっそのこと○○号 (○○は子どもの名前) でいいんじゃないか?…と。

更に言うと、2代目オーリス前期の発表日は子どもの誕生日と同じ月で数日後というのも、最近気がついて、さらに『これしかない!』と思うようになりました。

まあ、もうしばらくは変更はできますので、営業さんには『後日、何も言わなかったらそれでお願いします。』と伝えてきました。

あとは、お借りしているヴィッツの話をしてきました。

ばっちり掃除しましたよ! (^_^)v とか話してきたり。ちょっと,恩義せがましかったかな。

でも、通勤の足どころか、ヴィッツ自体を楽しんでますので、返却するときもガソリン満タン、洗車してご返却したいと考えています。

さて、今日が9日なので、待つのはあと1ヶ月ぐらいかな。あーしたい、こーしたいと妄想が突進中です。

進捗が何もわからなかったところから “ちょっとだけ” 進みました。
2016年11月06日 イイね!

これって合法なんですか?

これって合法なんですか?こんばんは。

先日、10/15 (土) に用事があって、大分・別府市に親から借りていたラウムで行ってきたのですが、その時の一幕。


国道57号線、通称・ (熊本) 東パイパスの御幸笛田 ([地名] みゆきふえだ )か田迎 (たむかえ) を通りすぎたあたりで、Gulliver (ガリバー) のブランドで外車・輸入車の中古販売を行っている『LIBERALA (リベラーラ)』がナンバーはもとより、仮ナンバーも付けず、試乗か移送かなにかを行っていたようなのですが…。 (写真)

封印があるので、ナンバーを隠しているだけ…のようにも見えますし、もともとナンバーがないようにも見えます。

会社の社名も IDOM … 法律を犯すことに『挑む』んですかね~。


皆様の見解はいかがでしょうか?
Posted at 2016/11/06 19:25:59 | コメント(2) | トラックバック(0) | SQUARE は見た! | 日記

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