ユーロシビックはイイぞ

ユーロシビックＲの話は忘れてはいないですよ。ちょっとしか。

型式ＦＮ２だっけ。正式名称はシビックタイプＲユーロですが、シビックタイプＲのヨーロッパ仕様じゃなくてユーロシビックのタイプＲなのと、アコードユーロＲみたいな雰囲気になるのがアレで。

いやアコードユーロＲはメチャメチャイイクルマなんですが。タイプＲではないので。



ユーロシビックの何がいいかといえば、２１世紀のシビックタイプＲとしてちょうどいいんですよね。速さも大きさも。鈴鹿でも不足なくよく走ります。

今の時代のシビックはコレだべと思えるシビックです。

ＥＫ９あたりと比べると重くて大きいけど、そこは時代のアレもありますのでね。質感や安全性が上がっているぶん許容範囲だと思います。個人的には。

ＦＫ型は大きすぎてシビックではないな。ランエボ。ＦＦのランエボに用事があるかといえば、ない。

ユーロシビックがアレだという人は、プラットフォームがフィットとか、リアがトーションビームとか言うじゃないですか。

言いたいことはわかるし、オレもちょっとそう思うけど（笑）、↑の鈴鹿の映像とか↓のニュルの映像を見て、トーションビームがーとかわかる人いる？



今のクルマ造りではサス形式でダメなんてことはもうないです。

反対に昔はマルチリンクでもぜんぜんダメなのもあったし、ポルシェだってフロントはストラット。新しいスープラもストラットらしいですよ。

サス形式よりもボディ、サスアーム、サス取り付け剛性の方が大事。

ストロークしたときのタイヤ接地面の変化に関しては、サス形式ごとの特性、限界はありますが。

ユーロシビックはタマ数もたぶん多くないし、乗ってる人も多くないけど、たまに乗ると「コレはシビックだな」と思うんですよね。

ネガティブな部分で毛嫌いしないで、乗ってみてほしいクルマです。

ちょうどいいクルマ。

ハンドルを上下させるとタコメーターかスピードメーターが必ず見えなくなる王手飛車取りのゴミみたいなデザインと、ムダに反応する全くセンスの感じられない電スロさえ何とかなれば本当にいいクルマです。惜しい。

ハンドルはポジションを工夫して、電スロはそういう修行だと思えばまあ大丈夫です（笑）。





ユーロシビックは２４時間レース３回もやったし。タイプＲは１回だけど。

もっと評価されていいクルマです。日本人でニュルブルクリンクでユーロシビックに一番乗ってるオレが言うんだから間違いないです。たぶん。