クラゴン親方のブログ一覧

また今日はゴッ寒シティですな。

最近の地球チャンは温度調節ヘタッピチャンで、人類を滅ぼしに来てるような気がしないでもない。

夏は暑くて、冬はゆぎがアブなくて、日程キメるのも大変ですよ。

そんなわけでマッタリと今年のクラゴン部屋開催日程を作っております。

リンクサーキットの四季場所、今年前半の筑波サーキットジムカーナ場、とりあえず早くキメないと他がキマらないところです。


■２０２４クラゴン部屋開催予定■
　３月１５日（金）午後　筑波ジムカ場（仮）
　４月１２日（金）～１４日（日）　クラゴン部屋春場所
　４月２３日（火）午前　筑波ジムカ場（仮）
　５月３１日（金）～６月２日（日）　クラゴン部屋夏場所
　６月２７日（木）１日　筑波雨錬
１０月１８日（金）～２０日（日）　クラゴン部屋アレ場所
１１月１５日（金）～１７日（日）　クラゴン部屋冬場所


あとはもてぎ関連と筑波１０００も開催したい。

鈴鹿、ＳＵＧＯ、筑波、もてぎフルコースなどの大きめのサーキットは、後半で開催しようと思いつつ検討中です。

今年は体調を整えつつ、クラゴン部屋専有のヤツに注力しようとい思っていましてね。サーキット系は様子を見て開催にしようと考えております。





日程は追い追い追加していきますので、興味ある稽古があったらアレしてください。

とても今さら去年のもてぎの車載映像です。

なぜかといえばユーロシビックほちい気分だから。

インテＲもシビックＲも高いじゃないですか。しかも年式も古いし。

そろそろ最後のタイミングだと思うと、Ｋ２０ＡエンジンのクルマほしいってゆーかＫ２０Ａほしいと思って。

現実的には中古で２００万円前後のユーロシビックがアリアリのアリ。

正式名称はシビックタイプＲユーロなんだけど、シビックタイプＲのユーロ仕様というよりはユーロシビックのタイプＲなので、そんな呼び方をしております。

アコードユーロＲとも混同されてちょっと軟弱な仕様だと思われていたり、名前の付け方をもうちょっと大事にしてあげてほしいところです。



うーむエエカンジですなこりゃ。

確かサスは純正でフロントのＬＳＤだけ入ってます。入っていない方がたぶん乗りやすいはず。アクセル踏めばタイムが出る仕様です。

プラットフォームがフィットとか、リアがトーションビームとか、気にするほどのことじゃあないですよ。映像を見ればわかるだろうけど。実際に走る上で特に気にする必要なし。




おぢさんニュル２４時間レースでユーロシビックに３回も乗ってますんでね。もちろん何も問題なし。

フィットはとてもよく出来たクルマだし、サス形式よりもボディサイズがシビックらしい方が重要です。やっぱりダブルウイッシュボーンがいいとか、あまりスペックにこだわると本末転倒のパターンです。

そういうわけでユーロシビックほちいんですが、こういうこと書いてるくらいだからたぶん買わないです。

買うときは黙って買って、買ってから書く（笑）。

気になる方はユーロシビックオススメです。

最後にドイツの写真を探してたら見つけた。



ＮＥＷレビン誕生。

何の因果か、ウインカーを出すタイミングの話のあとに、スーパーＧＴでピットインするマシンと全開のマシンが交錯、大クラッシュがあったとのこと。

この件とは全く関係なく、そういえばと思い出したことを書きましょうか。

クラゴン部屋ではゆずるときにはウインカーを出せ、出さないなら全開で走れ、と常にお伝えしています。

サーキットでは意思の疎通が難しいこと、効果に対して手間が少ないこと、ニュルでクッソみたいに速いマシンに抜かれるときに非常に安全であること、そしてオレ自身がウインカーを出していれば回避できたクラッシュがあるということです。

まあウインカーを出していれば回避できたとはいえ、明らかにレコードラインを広く開けているのに、狭いところにわざわざ入ってきて勝手にブッ飛んでいった向こうが悪いとは思っていますが。こちらはドアが言われないとわからない程度に押されたくらいでほぼ無傷。

それこそお互いに相手が悪いと思っているはずで、モーターレーシングは本来そういうものです。

レースではみんな全開なのが当然ですから、フォーミュラカーみたいにウインカーなしでも成立するアレもありつつ、走行会などでは全員が全開とは限らないし、走るペースが遅い人もいる場です。

ウインカーは非常に有効です。出して悪いことはないはず。自分がその通りにすれば。

なのになぜ人はウインカーを出さないのか、というのが本題です。


たぶん一番のアレは、ウインカーを出さなくてもわかるよね、ということだと思います。

レコードラインを外してスロー走行していれば、それはわかる。減速してピットロード入口に向かっていれば、それもわかる。

わかる状況ならウインカーなしでも問題ないんですよ。

わかる状況なら。

決して多くはない、わからない状況のときにクラッシュが起きるわけでしょ。

インからもアウトからもどちらからも抜けるタイミングとか、ゆずったつもりが後続車もゆずった方に来ちゃったとか。

そういう万にひとつ、ではなく５０か１００にひとつくらいの確率だと思うんだけど、めずらしくタイミングが悪いときに、ウインカーひとつで事故を回避できる、というのがオレの経験です。

ただ単にお互いの思い違いでクラッシュしたりケガをしたり、そういうことが有り得るからこそ、間違がないようにということで。

オレにとっては曲がるまでウインカーを出さない地方の軽トラの人とか、たぶん来ないだろうで一時停止を止まらないとか、ブレーキランプ点けたら負けと同じくらいくらい謎の上に、ぜんぶカッコ悪い（笑）。

なんだけど、ウインカーを出したら負けという宗派の人はいて、なかなか不思議なアレではありますよね。

レーシングドライバーでいえば、レーシングカートからフォーミュラをやったりすると、そもそもサーキットでウインカーを出す習慣がなかったりもするでしょう。

そういう人がショップのデモカーなどで走行会で走って、お客さんとクラッシュなんてウワサもたまに聞きます。走行会を甘く見てはいけない。

オレもちょっとは痛い思いをしたことなので、ここをご覧になっているみなさんがそういうことがないように、ということで。

ひとつアドバイスをアレしておくと、バックミラーで後ろを見ながら低速でちょろちょろと避けるのは非常に危険です。そういう人に限ってウインカー出さないから最悪。クラゴン部屋では禁止です。

バックミラー見なくていいからウインカーを出して右なら右、左なら左と決めてキープする方が安全です。

によって、レース、タイムアタック、走行会によって別のアレがあるでしょうから。走るところのルールを順守してください。タイムアタックなら絶対にレコードライン空けてになるだろうし。

サーキットでゆずるときはウインカー必須です。

・行く方向を明らかにする

・後続車に気付いていると教える

事故を避ける効果絶大です。

ウインカーを出す方向は自分が行く方向。一般道と同じです。

サーキットなんだからウインカーなんて出さなくてもわかるじゃん、と思うでしょ。わからないんですよ。人によって動きがぜんぜん違うから。マジで違う。

前の人がウインカーを出していればスパッと抜けるのに、出していないから待つ。そういうのが何度も繰り返されると、「ウインカー出してないけどゆずってくれるだろう」という楽観的なモードに入ります。待つのイヤだし。

そしてちょっとペースが遅くてバックミラーを見てないだけの人とクラッシュするという。

遅いのはスキルによるから何も悪くないし、バックミラーを見る余裕がないのもしょうがない。もちろん見られればいいけど。

悪いのはウインカーを出さないでゆずる人です。

ウインカーを出さないときはゆずらないで全開で走ってほしい。ウインカーを出さないならゆずっちゃダメと明記しておきます。そのくらいアクシデントの原因になる。

今知った人は、ほほうそうなんだと思って今後やってみてください。

それはそれとして、どういうタイミングで出せばいいかですよね。



だいたいでいえば抜かれる３～５秒前が目安。

ストレートかコーナーか、速度の差によっても違うけどまあいいでしょう。

完全にスローダウンしてるときなら、後続車に関係なく出しっぱなしでいいわけだし。

正解のタイミングとしては後続車がどちらから抜けばいいか迷わないくらい。

だから追いつかれてからウインカーを出すのでは遅いです。追いつかれる前に出す。どう抜くかでライン取りや速度のコントロールも変わるから。

ゆずることについてどうも気に入らない、納得いかない人もたまにいるようですが、何より自分が危ない思いをしないため、くだらない修理代をかけないためのアレですので、ウインカー出すだけでリスク回避できるなら、出さない理由はないべ。

追いつく方も、ボケッとスローダウンして後続車の邪魔をしない、遅いクルマで全開で走っている人のラップを邪魔しない、場合によってはウインカーを出してる前車を待つ、ということも必要です。



レースやタイムアタックではなくて、主に走行会の話です。クラゴン部屋は完全にこう。

クラゴン部屋は速いクルマに乗る人がどけどけと下品なことをするのは厳禁で、遅いクルマの人が優先です。余裕がなければバックミラー見なくてもいい。バックミラー見すぎてコースアウトとかマジであるから。

バックミラー見なくていいけど、ウインカー出してないときは全開で走れという（笑）。

ウインカーを出すのは何よりも自分のため。ご縁あってここを読まれた方は、ぜひやってみてください。オレもニュルでやってます。大きいクラッシュなしでやってきた実績ある方法です。

ひさしぶりに某部屋の話です。

結論はもちろん残さない。

イロイロな面のアレからナニして、残さない方が推奨です。

サーキットや環境によっては旋回制動が速いこともあるやもしれませんが、そういうのは特例だから、置いときます。ＡＢＳと同じ。

なんだけど、実際のところどう違うか敢えてどちらも全開でやってみたので、比較をお楽しみください。

正確にはフルブレーキング→抜きブレーキ→限界コーナリングにイイカンジに移行したパターンと、旋回制動を上手くやったパターンです。



抜きブレーキを使う方が自然。

旋回制動はだいぶ左フロントに負荷をかけているというか、苦しそうに曲がってるのがわかりますかね。

この差はコーナリングしやすさはもちろん、タイヤの消耗にもつながります。ＦＦ車のスイフトスポーツでフロントタイヤをどう使うかはだいぶ大きい差です。

そしてもうひとつ大切なのがフロントＬＳＤ。

このクルマはフロントにメカＬＳＤが入っているので、アクセルを踏むとフロントがひっぱって旋回します。ブレーキを踏んでいると、そのひっぱる動きが出ない。だからブレーキを残すと曲がらない上に加速もしない。

ちゃんと解説するとそういうことになりますかのう。

ではなぜブレーキを残してしまうかという話はまた。