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■2025クラゴン部屋開催日程■ ※途中です

 1月 8日(水) 筑波1000稽古(午後)
 2月 4日(火) サーキットのために其之壱in筑波(1日通し)
 2月 9日(日) 筑波弐千稽古(午後)
 3月 4日(火) サーキットのために其之壱in筑波(1日通し)
 4月予定     クラゴン部屋 春場所(3日間予定)
 6月24日(木) 筑波雨錬(1日通し)
 6月予定     クラゴン部屋 夏場所(3日間予定)
 7月       暑そうなのでお休み
 8月       とても暑そうなのでお休み
10月予定     クラゴン部屋アレ場所(3日間予定)
12月予定     鈴鹿稽古(午後)

もてぎロードコース、SUGO、鈴鹿などまだ追加します。

エントリー、詳細はこちらへ⇒ドラテク鍛錬場クラゴン部屋

クラゴン親方のブログ一覧

2017年04月09日 イイね!

ピットインラップのペース

ピットインラップのペースひさしぶりにサーキットの基本ルールの話をしませうか。4月だし。

サーキットを走るみなさんは、チェッカーフラッグとか赤旗中断とかでスロー走行でピットに戻るときに、どのくらいのペースで走っているか気にしたことはありますか。

ピットインする周はレースでは一般的にインラップと言います。

反対にピットから出る周はアウトラップ。ピット基準でインとかアウトということで。

インラップはもちろんゆっくりだけど、徐行ではないし、明確な基準はないしなかなか難しいところです。

そこで自分のペースを測ってみました。

2月に開催した筑波サーキットコース1000のクラゴン部屋筑波冬之陣のデータです。



全開タイム→インラップタイム =タイム差 です。

S2000① 44.3→47.1 =2.8秒
S2000② 41.9→51.5 =9.6秒
BMW M3 43.8→47.8 =4秒
スカイライン 45.3→49.7 =4.4秒
S2000③ 43.2→49.2 =6秒
BMW318 47.0→50.3 =3.3秒
S2000④ 43.1→48.5 =5.4秒
NCロードスター① 45.1→50.5 =5.4秒
インテR 44.3→50.7 =7.4秒
NCロードスター② 45.6→53.2 =7.6秒

一番速いときは2.8秒。一番遅いときで9.6秒。平均値で5.59秒ですか。

ラップの平均が45秒だから、5.6秒遅くなるとだいたい12%くらいプラスという計算になりますかのう。

そんなに遅くないでしょ。

チェッカーを受けたあと、意味なく大きく減速して、ゆーっくりピットに戻る人がたまにいますが、それはぜひやめてください。

可能な限りエンジン回転数を上げず、ブレーキを使わず、だけど速度はある程度高く。そうしないとクルマが冷えないんですよ。冷えないとトラブルにつながるので、チェッカーが出たところで気を抜かずに、気合いを入れて冷やしましょう。

チェッカーが出る前にピットに戻るときにも、コース上をあまりスローペースで走るのは危ないしね。

チェッカー後のインラップが速いと、コースクリアになるのも早くなるから、次のクラスを早くスタートできます。結果としてみんなの走行時間が伸びますので。そこはお互いのアレで。

ちなみに筑波2000でも同じくペースを測ったら、1分9秒くらいのクルマで1分25秒くらいでした。こっちは23%くらいか。ストレートが長いぶん最高速の差ですかね。



ただし!

チェッカーが出てからコース清掃や停止車両の回収があることは多いし、赤旗のときにはまず間違いなく停止車両の回収や、オイル処理が入ります。

そういう場所では必要に応じてしっかり減速してください。

あとはサーキットや走行会のルールがあると思いますので、その通りにやってください。


関連情報URL : http://kuragon.net
Posted at 2017/04/09 19:15:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | サーキットに行こう! | クルマ
2016年12月27日 イイね!

走行会はお互いさま

走行会はお互いさまサーキットで抜くとき、抜かれるときの注意についてそろそろまとめますか。

具体的にはこれまで書いてきた通りです。


ゆずるときは自分が行く方向にウインカー。

ウインカーを出さないときは全開で走る。

抜くときにはまず直線で並べるように段取りをする。


というカンジで。

走行会では速い遅いで優先権はありません。全員が同じ走行料を払って走るわけだから、タイムの差があるだけで全員が同格です。

その中で余裕があったらゆずってあげる、あるいは迷惑にならないようにオーバーテイクをする、そうするとお互いに走る環境がよくなるでしょ。

少なくともクラッシュの赤旗は激減するだろうから走行時間は減らなくなるでしょう。それだけでも大きなメリットです。しかも全員にとって。


ここから先は少し余計な話ですが、全員が同格なので誰が悪いとかもありません。

もし意志の疎通が上手くいかなくて不幸にして接触してしまっても、それはサーキットに限らずドライビングに必ず伴うリスクだから仕方ないことです。

そこで謝るとか謝らないという話になるのは、サーキットのルールでいえば筋が違います。どちらかが正しくてどちらかが間違っていると決められないのがサーキットだから。だいたいどっちも間違ってるわけだし(笑)。

詫び入れたら許してやるとか、そういうのは本当にくだらないことです。いや、人間の感情はそうなってしまうものなので、今後はみんなでくだらないと思うことにしましょう。

それが紳士の社交場です。

楽しいクルマ遊びなんだから、遺恨を残さないようにやるのが一番。だいたい謝られたってクルマ直らないし。

という前提で、どっちも謝るというのがオトナのアレです。

「ごめんねーケガとかしてない?」まで言えたら100点満点です。もしケガしてても別に何もしなくていいんだから(笑)。

レースではレース中に悪の限りを尽くして、終わってからはゴメンで済ますという伝統芸能もありますので、そこはみなさん上手くやってください。

クラゴン部屋では、これまで書いてきたようなオーバーテイク関連のルールを徹底していること、単純に台数が多くないこと(笑)、そして弟子のみなさんひとりひとりのご協力をいただいて、弟子同士の接触はたぶんゼロです。

コレは完全に自慢ですが、みんなで気合いを入れて安全を確保して、楽しいサーキット遊びにしましょう。






関連情報URL : http://kuragon.net
Posted at 2016/12/27 05:49:10 | コメント(4) | トラックバック(0) | サーキットに行こう! | クルマ
2016年12月23日 イイね!

追い抜く側の注意点

追い抜く側の注意点走行会で前の人を抜くとき、速いクルマに乗っていて追い抜くことが多い人向けの注意の続きです。

抜かれるときの話も書いてますのでそっちもだうぞ。

前回の話をまとめると、ブレーキングだけで抜こうとするな。ストレートで並べるように段取りをつけて、前の人が抜かれるとわかるように抜きましょう、という雰囲気です。

前の人が避けないといけないようなオーバーテイクは、センスがないということで(笑)。

速いクルマに乗っていると、それだけで遅いクルマが邪魔に見えてしまうものですが、それは勘違いですから。

たまたま速いクルマに乗ってるから前の人をどかしていいとか、遅い人はゆずるべきだとか、そういうのは勘違いです。大事な話なので2回書きました。

レースで周回遅れがゆずらなきゃいけないのはレースだから。遅いヤツには好きに走る権利すらないのがモーターレーシングです(笑)。

走行会はそういう場所ではないので、コース上にいる全員がお互いに楽しく安全に走れるように行動する義務があると考えております。

遠慮しすぎはよくなので、程度のアレではありますが。


じゃあオーバーテイクはゆずってもらうまで待て、ということではないですよ。

前の人がゆずる気がないなら、実力で抜くのはアリです(笑)。

そのために速いクルマ乗ってるんだしー。ただし、前の人が後続車=自分に気付いていなくても、安全に抜けるというのが前提です。そのくらいの差がないとダメ。

前の人が気付かないでレコードラインを走ったらぶつかるようなときは、オーバーテイクするには中途半端な状況です。中途半端な状況にしない、というのもスキルのうちですぜ。


抜く人、というよりは直線だけで速いクルマに乗る人向けの注意も書いておきましょうか。

それはコーナー立ち上がりでミラーを見ること。

コーナリング中と言いたいところですが、それは慣れないと危険なので。できるだけコーナーに近い位置でということです。シフトアップ直後とかがいいです。

直線の遅いロードスターとかロードスターとかロードスターみたいなクルマに乗る人にとっては、直線だけ速いクルマは最もやっかい(笑)です。

というのも、コーナーで追いついて直線で離されての繰り返しで、とても邪魔だから。この機会にハッキリ書いておきます。邪魔です。直線の遅いクルマに乗っていないとわからないことなので、気持ちを代弁しておきましょう(笑)。

しかもエンジンの速いクルマに乗ると必然的に、バックミラーを見る余裕がなくなりやすいです。

人間の生物としての反応がそうさせるので、コレは仕方ないんですよ。

余裕のできるストレートの後半でバックミラーを見ると、すぐ後ろには誰もいない。「大丈夫だな」と思ったら、遅いコーナリング中には後ろの人が詰まって怒り狂っているという(笑)。



スーパー耐久ではS2000に乗るのが多かったので、そういうことはけっこうありました。特に十勝24時間レースは助っ人がそりゃもう遅いチームが多くて。

ランエボとかコース上で抜いたりしてたっけ(笑)。

1周のペースは遅いのに直線だけが速い、というのが後ろの人が困るパターンです。ペースが速いのに抜けないのはかなりストレスフルな状況です。

そういうのが続くと無理に抜こうかな、なんて気にもなってくるので、前を走る人にとってもリスクが上がります。

そんなことがありまして、直線の速いクルマに乗る人は、ぜひコーナー立ち上がりでもミラーを見てください。

コーナリング中は危ないので、立ち上がりで2速から3速に入れたときとか、ちょっとヒマができたらすかさず。コーナリングで後ろの人がイライラしてるのがわかるかもしれません。

そういうときにゆずってあげる余裕があると、お互いに安全に走れます。

直線の速さに関係なく、後ろの速い人にはとっとと行ってもらった方がいいのでね。速い遅いに関係なく、それぞれのいいペースで走るのがいいべ。

繰り返しですが、余裕がなければゆずらなくていいです。

後ろの人は、前の直線の速いクルマの人がぜんぜんミラー見てないなと思ったら、早い段階でオーバーテイクをあきらめた方がいいです。ペースを落とすなりしてクリアなところを探しましょう。

続く。
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Posted at 2016/12/23 16:39:03 | コメント(7) | トラックバック(0) | サーキットに行こう! | クルマ
2016年12月19日 イイね!

オーバーテイクは段取りつけて

オーバーテイクは段取りつけて追いつかれた人がゆずる話を書いてきたので、今後は追いついた人が追い抜く、オーバーテイクについて書きましょうか。

例によってレースのことではなくて、走行会でみんなで安全に走るように、という話です。そこは明確に分けた方がいいと思うので、この機会に参考にしてください。

まず前提として、走行会は速い人が優先ではないです。

たまたま乗っているクルマが速かったり、たまたま腕がよかったりするだけの問題であって、どちらが優先ということはありません。速い方が偉いのはレースの話。

みんな同じエントリー代を払って走る場所が走行会です。そこを勘違いしないことです。

その上でオーバーテイクの話を書いていきましょうか。

前の人がゆずってくれるならウインカーを出してない方から抜けばいいので、ここではウインカーを出していない、前の人も全開で走っている状態です。



走行会のオーバーテイクは基本的には直線です。

直線が速いクルマならそのまま直線で抜けばいいし、直線が遅いクルマの人は気合いでコーナー立ち上がり速度を上げて、何とか直線で横に並んでください。

直線で横に並んでからブレーキングで抜く。

前の人にゆずる気がなくても、気付いてもらって抜くのは何の問題もありません。ただし安全にオーバーテイクできるならですが。


やっちゃいけないのはコレです。



後ろからブレーキングだけでずどーん! というパターンです。

車重とかブレーキ性能が大きく違うならなくはないですが、それでも前の人がステアリングを切る前に並びたいところです。だからかなりの差がないと無理。

コーナリングの途中から相手のコーナリングラインに割り込んでどかすようなのはダメです。

ブレーキングだけで抜くのはレースの話です。走行会はそういうもんではないので、アレが標準だと思わないように。

だいたい直線の後半で追いつくってことは、直線が速い場合が多いわけじゃないですか。それでブレーキングを奥にしたら止まるわけないんですよ。

止まらなきゃどうなるか。前の人に避けてもらうか、前の人にぶつかるか。どちらかしかありません。

結果として接触しなくても、そういうカッコ悪いのはオーバーテイクとは言わんのですよ。前の人が気付かないうちに抜かれちゃうくらい、エレガントに行かないと(笑)。

レースだってブレーキングだけで抜こうとすると、接触する可能性が高いもんなので、走行会はより丁寧にリスクなくオーバーテイクを仕掛けるように、段取りをつけるつもりでやりましょう。

クルマにしろ腕にしろ、速く走れる人はそれだけ能力が高いともいえます。

能力の高い、余裕のある人が気を使って、上手く段取りをつけてオーバーテイクをしてくれると、みんなより安全に走れるでしょう。

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Posted at 2016/12/19 02:24:16 | コメント(4) | トラックバック(0) | サーキットに行こう! | クルマ
2016年12月18日 イイね!

サーキットのゆずり方見本映像

サーキットのゆずり方見本映像「ゆずるときは自分が行く方向にウインカー」の続きです。

鈴鹿出稽古でほどよくいい抜かれ方をした映像を確保してきました。

コーナーは難しい例で出した松ちゃんコーナー。ヘアピン~スプーンの全開区間です。

時速200km近くで右端(ヘアピン立ち上がり)→左端(松ちゃん)→右端(スプーン進入ライン)とコース幅をフルに使うので、ゆずる方も抜く方もけっこうキワドイことになりやすい場面です。

危ないと思ったことがある人もいるんじゃないですかね。



注目ポイントは、右ウインカーを出してから抜かれるまでの時間差。

ウインカーを出すのが14秒、18秒までサイドミラーに写っていて(=まだ後ろにいる)、完全に並ばれるのが21秒。

ウインカーを出してすぐに抜かれるようでは、ウインカーを出すのが遅いです。後ろから追いついてくる人が、どっちから抜けばいいか迷わないタイミングで、というのがベストです。

今回のケースでは、バックミラーを見てポルシェのカップカークラスだろうな、ということはわかったので、スプーン手前ではかなりの速度差があることが予想されます。その速度差でも危険がないくらいタイミングだとこのくらい早くともいえます。

全開で走りながら、後続車の速さを把握するのはかなり難易度が高いアレではありますが。

なので、後ろを見る余裕がなければ、レコードラインを全開で走るのが最も安全です。

どこを走るか、どこからブレーキを踏むか、後続車の人が予測できますので。ちょっと後ろが詰まってカンジ悪いことになるかもしれませんが(笑)、それでも妙な進路変更よりは安全です。

繰り返しですが、ゆずろうと思って予測できないことをすると、事故の原因になりやすいです。

この映像はあくまでも一例です。何秒前に出せということではないし、コースのどちらに寄るかもケースバイケースで安全を優先にアレしてください。

ちなみにこのポルシェさんは、抜いたあとにもこちらのラインを残してくれていて、とてもイイカンジです。2つ目でちょっと突っ込みすぎてるけど(笑)。

と、抜かれる人の話ばっかり書いてますので、次は抜く人の話を書きましょうか。



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Posted at 2016/12/18 17:31:39 | コメント(3) | トラックバック(0) | サーキットに行こう! | クルマ
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趣味はドライビング鍛練、特技はドライビング指南のクラゴン部屋親方です。 ※「クラゴン/KURAGON」はクラゴンの登録商標です。 主な実績 ■シビ...
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