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■2025クラゴン部屋開催日程■ ※途中です

 1月 8日(水) 筑波1000稽古(午後)
 2月 4日(火) サーキットのために其之壱in筑波(1日通し)
 2月 9日(日) 筑波弐千稽古(午後)
 3月 4日(火) サーキットのために其之壱in筑波(1日通し)
 4月予定     クラゴン部屋 春場所(3日間予定)
 6月24日(木) 筑波雨錬(1日通し)
 6月予定     クラゴン部屋 夏場所(3日間予定)
 7月       暑そうなのでお休み
 8月       とても暑そうなのでお休み
10月予定     クラゴン部屋アレ場所(3日間予定)
12月予定     鈴鹿稽古(午後)

もてぎロードコース、SUGO、鈴鹿などまだ追加します。

エントリー、詳細はこちらへ⇒ドラテク鍛錬場クラゴン部屋

クラゴン親方のブログ一覧

2016年12月19日 イイね!

オーバーテイクは段取りつけて

オーバーテイクは段取りつけて追いつかれた人がゆずる話を書いてきたので、今後は追いついた人が追い抜く、オーバーテイクについて書きましょうか。

例によってレースのことではなくて、走行会でみんなで安全に走るように、という話です。そこは明確に分けた方がいいと思うので、この機会に参考にしてください。

まず前提として、走行会は速い人が優先ではないです。

たまたま乗っているクルマが速かったり、たまたま腕がよかったりするだけの問題であって、どちらが優先ということはありません。速い方が偉いのはレースの話。

みんな同じエントリー代を払って走る場所が走行会です。そこを勘違いしないことです。

その上でオーバーテイクの話を書いていきましょうか。

前の人がゆずってくれるならウインカーを出してない方から抜けばいいので、ここではウインカーを出していない、前の人も全開で走っている状態です。



走行会のオーバーテイクは基本的には直線です。

直線が速いクルマならそのまま直線で抜けばいいし、直線が遅いクルマの人は気合いでコーナー立ち上がり速度を上げて、何とか直線で横に並んでください。

直線で横に並んでからブレーキングで抜く。

前の人にゆずる気がなくても、気付いてもらって抜くのは何の問題もありません。ただし安全にオーバーテイクできるならですが。


やっちゃいけないのはコレです。



後ろからブレーキングだけでずどーん! というパターンです。

車重とかブレーキ性能が大きく違うならなくはないですが、それでも前の人がステアリングを切る前に並びたいところです。だからかなりの差がないと無理。

コーナリングの途中から相手のコーナリングラインに割り込んでどかすようなのはダメです。

ブレーキングだけで抜くのはレースの話です。走行会はそういうもんではないので、アレが標準だと思わないように。

だいたい直線の後半で追いつくってことは、直線が速い場合が多いわけじゃないですか。それでブレーキングを奥にしたら止まるわけないんですよ。

止まらなきゃどうなるか。前の人に避けてもらうか、前の人にぶつかるか。どちらかしかありません。

結果として接触しなくても、そういうカッコ悪いのはオーバーテイクとは言わんのですよ。前の人が気付かないうちに抜かれちゃうくらい、エレガントに行かないと(笑)。

レースだってブレーキングだけで抜こうとすると、接触する可能性が高いもんなので、走行会はより丁寧にリスクなくオーバーテイクを仕掛けるように、段取りをつけるつもりでやりましょう。

クルマにしろ腕にしろ、速く走れる人はそれだけ能力が高いともいえます。

能力の高い、余裕のある人が気を使って、上手く段取りをつけてオーバーテイクをしてくれると、みんなより安全に走れるでしょう。

関連情報URL : http://kuragon.net
Posted at 2016/12/19 02:24:16 | コメント(4) | トラックバック(0) | サーキットに行こう! | クルマ
2016年12月18日 イイね!

サーキットのゆずり方見本映像

サーキットのゆずり方見本映像「ゆずるときは自分が行く方向にウインカー」の続きです。

鈴鹿出稽古でほどよくいい抜かれ方をした映像を確保してきました。

コーナーは難しい例で出した松ちゃんコーナー。ヘアピン~スプーンの全開区間です。

時速200km近くで右端(ヘアピン立ち上がり)→左端(松ちゃん)→右端(スプーン進入ライン)とコース幅をフルに使うので、ゆずる方も抜く方もけっこうキワドイことになりやすい場面です。

危ないと思ったことがある人もいるんじゃないですかね。



注目ポイントは、右ウインカーを出してから抜かれるまでの時間差。

ウインカーを出すのが14秒、18秒までサイドミラーに写っていて(=まだ後ろにいる)、完全に並ばれるのが21秒。

ウインカーを出してすぐに抜かれるようでは、ウインカーを出すのが遅いです。後ろから追いついてくる人が、どっちから抜けばいいか迷わないタイミングで、というのがベストです。

今回のケースでは、バックミラーを見てポルシェのカップカークラスだろうな、ということはわかったので、スプーン手前ではかなりの速度差があることが予想されます。その速度差でも危険がないくらいタイミングだとこのくらい早くともいえます。

全開で走りながら、後続車の速さを把握するのはかなり難易度が高いアレではありますが。

なので、後ろを見る余裕がなければ、レコードラインを全開で走るのが最も安全です。

どこを走るか、どこからブレーキを踏むか、後続車の人が予測できますので。ちょっと後ろが詰まってカンジ悪いことになるかもしれませんが(笑)、それでも妙な進路変更よりは安全です。

繰り返しですが、ゆずろうと思って予測できないことをすると、事故の原因になりやすいです。

この映像はあくまでも一例です。何秒前に出せということではないし、コースのどちらに寄るかもケースバイケースで安全を優先にアレしてください。

ちなみにこのポルシェさんは、抜いたあとにもこちらのラインを残してくれていて、とてもイイカンジです。2つ目でちょっと突っ込みすぎてるけど(笑)。

と、抜かれる人の話ばっかり書いてますので、次は抜く人の話を書きましょうか。



関連情報URL : http://kuragon.net
Posted at 2016/12/18 17:31:39 | コメント(3) | トラックバック(0) | サーキットに行こう! | クルマ
2016年12月15日 イイね!

ゆずるときはラインをキープ

ゆずるときはラインをキープだんだん話が込み入って来るのでここまでしなくてもいいかと思いつつ、せっかくなのでまあいいべ。

サーキットで後ろの人にゆずるときには、ウインカーを出して意思表示をして、余計なことはするな(笑)、という話です。

その代わりに、後ろの人は前の人がウインカーを出すまで、あるいは直線など安全に抜ける場所まで待て、ということで。そうすればお互いさまでいいべ。

内容としてゆずり方の話になりやすいところですが、速いクルマに乗ってる人が傍若無人に走るのは、クラゴン部屋では一切許しませんよ。エントリー代はいっしょだから。

初心者、入門者の人ほど、どうしても遠慮がちになりやすいじゃないですか。遠慮した結果予想外の動きをしたりすると、それはそれで危ないという話でもあります。

ゆずり方でちょっと困りそうなシチュエーションをアレしましょう。

モデルは例によって筑波2000の1コーナー。今回は全開ではなくてスローダウンしている状況です。走行時間内だけどクールダウンしたりするときですかね。



ストレートのレコードラインはコース左端。先に右コーナーがあります。

この位置関係でスローダウンで右端をキープしていれば、後ろの人の迷惑にはなりません。

なんだけど右コーナーのクリッピングでは、右端はレコードラインになってしまいます。



後ろの人からしたら、そこそこ嫌な状況ですなこりゃ。タイムアタックだったらもう終了。

こうやって後ろの人を邪魔しないように、気を使えるとても人格の高い人がいます。



そういう人はわざわざこうやってレコードラインを空けてくれます。

コレが絶対にダメです。

まずスローダウンしてるときにコースを横断するのがダメ。速度が遅いから横断に時間がかかります。

そして後続車には完全に予想外の動きです。

よくあるパターンとしては、ミラーを見て「邪魔しないようにゆずらなきゃ!」と思って動き出すと、ちょうど後ろの人が来るタイミングなんですよ。本当に危険です。



こんなカンジで。

邪魔しないように進路変更をするくらいなら、右端or左端をキープしてクリッピングにいる方が確実に安全です。

クラゴン部屋では結果として後続車の邪魔になってもいいということまで言ってます。そこまで言わないとゆずってしまうんですよ。

タイムアタック大会ではクリッピングを邪魔されるのは困るけど、走行会はみんなで楽しく走る場ですから。

タイムを出したい人もいれば、時間いっぱい走りたい人もいて、どこかのコーナーを練習したい人もいるのが走行会です。

全員が最優先しなければいけないのが安全。

1日楽しく走って無事に帰ることに比べたら、クリアラップとかタイムが出たとか、そんなことはどーでもいい話です。

というノリで某部屋ではやっておりますが、他はそうとは限らないのでその走行会やイベントのお約束を確認の上でやってください。

コレは自慢ですが、その某部屋は変態ドライビング指南だけではなくて、走る環境としてもいいと定評があります。少ない台数でルールを徹底するのはもちろん、やっぱりちゃんと話を聞く弟子がエントリーしてくれますので。

こちらが助かっておりますにょ。
関連情報URL : http://kuragon.net
Posted at 2016/12/15 17:37:35 | コメント(3) | トラックバック(0) | サーキットに行こう! | クルマ
2016年12月14日 イイね!

ゆずるときはウインカーの追加

ゆずるときはウインカーの追加ゆずるときにはウインカー必須! がご好評をいただいているようなので追加しましょうか。

おさらいしませう。


・ゆずるときはウインカーを出す

・自分が行く方向に出す

・ラインは右端か左端キープ

・後ろの人に勝手に抜いてもらう


というカンジですかね。

あとわずかにスローダウンするといいですかね。アクセル全開のところなら半分、ブレーキングポイントなら何台ぶんか手前で踏むとか。アクセル全開のところでブレーキを踏んでいたりすると、速度差が大きすぎて危険です。

だから「ゆずる」のニュアンスがちょっと難しいかもです。

後ろをよく見てゆずってあげましょう、ではないです。自分=抜かれる側の行動を明確にして、後続車=抜く人に勝手にイイカンジにしてもらうということで。

コレにはちゃんと理由がありまして、前の人がミラーを見ながら避けるよりも、後ろの人が前を見て避ける方が、圧倒的に安全なんですよ。

クラゴン部屋的には「速いクルマ乗ってるんだからそれなりに上手いですよネ!」というムチャ振りをして(笑)、完全に前の人=抜かれる人を優先にしてます。極端にいえば、バックミラーを全く見なくてもOK。

後ろの人は、前の人がウインカーを出していれば抜けるし、ウインカーを出していなければ抜けません。

ニュルブルクリンクのツーリスト(レースではない一般走行)時間は、オーバーテイクは左側からのみ、というルールもあります。コーナーもストレートも関係なく。

ルールは単純かつ徹底すれば、それだけ安全性は上がるともいえますかのう。


あとウインカーは全開のときに使ってもいいです。レース中は全開だし。



例えば筑波2000のバックストレート…だと心眼で見てください。



前の人がウインカーを出せば、このように明確に右からオーバーテイクしていいのがわかります。

抜かれる人は全開でレコードラインをキープしてるわけですが、ストレート何かあるとエライコッチャだし、こういう使い方をするとより安全です。

ちなみにウインカーを出さないでゆずるとこう。



ゆずるラインとオーバーテイクのラインが完全に重なります。

ウインカーを出さないときにはゆずるな、というのはこういうことです。筑波2000なら1コーナーから1ヘアみたいなS字っぽい、レコードラインがコースの左右入れ替わるところでは、本格的に危険なことになります。

直線で↑みたいなことはほぼないとはいえ、ほぼ大丈夫のはずが大丈夫じゃないことってサーキットでは山ほどあるじゃないですか。ウインカーを出していれば絶対にないといえます。サーキットの安全はこういう詰め方をしていきましょう。

ストレートが遅いクルマの人は、コーナーを全開で立ち上がってからストレートでゆずりウインカーを出したりすると、けっこうカッコイイですぜ。

それは反対にコーナーではゆずる気はないから待ってね、ということにもなりますので。

筑波のバックストレートは例えばのアレで、富士の300Rとか鈴鹿の松ちゃんコーナー(ヘアピン~スプーンまで)あたりでは、ウインカーを出すとかなり安全性が高まります。オレは追いつかれたら必ず使います。


あとハザードは自主的なスローダウンでは使うべきではないです。

どっちにゆずるのかわからないからダメ。

チェッカーフラッグのあとも、本来は使うべきではないです。チェッカーフラッグは見て当然だから合図など不要。というのも、赤旗中断のときにハザードを使いたいんですよ。まさにハザード状況にとっておきたい。


こんなところですかね。

走行会や仲間内の練習会など、このルールで安全になりそうだと思う方は、主催者さんなど該当する人にこのページを教えてあげてください。

コレはクラゴン部屋での運用ですが、他でも使っていただいてOKですので。だってみんな安全な方がいいべ。リンクとかトラックバックでびょーんとこのページに飛ぶようにしてもらうと一番めんどくないでしょう。

ただし、その日に走る全員が同じルールでやらないとそれはそれで危険です。使うときは全員でやってください。

また何か思い出したら追加します。
関連情報URL : http://kuragon.net
Posted at 2016/12/14 17:27:35 | コメント(1) | トラックバック(1) | サーキットに行こう! | クルマ
2016年12月14日 イイね!

ゆずるときにはウインカー必須!

ゆずるときにはウインカー必須!先日の筑波2000でちょっと気になったことがあるので、それを書きましょうか。

というのは、ウインカーを出さないでゆずる人がけっこう多かったこと。

写真はクラゴン部屋の弟子に偶然追いついたところです。ウインカーを出していてさすがです。前の人がウインカーを出してくれると追いつく人はとても助かります。

ウインカーは自分が行く方です。一般道と同じです。

ウインカー必須の理由はとりあえず2つ。


1、後続車から見て、前の人がどちらに避けてくれるかがわかる。

2、同じく前の人がバックミラーを見て自分に気付いているのがわかる。


サーキットの事故でよくあるのが「ゆずってくれたと思った」でインに入ってがっしゃーんというパターンです。

ウインカーを出すことで、このパターンを完全に防ぐことができます。

でね、ウインカーを出さなくってもゆずればいいじゃん、ということにはならないんですよ。

ゆずるかどうかは、ゆずる本人にしかわからないから。後続車の人にはわかりません。前の人が大きくラインを外した段階ではじめてわかります。

例えばコーナー進入の段階でウインカーが出ていればブレーキングで抜けるのに、ウインカーが出ていないとコーナーの途中まで待たされることになります。サーキットの時間の流れでいえば、それはすごく待たされるわけですよ。

そういうことが続くと、「たぶんこの人もゆずってくれるに違いない」でインに入りたくなるもんです。

なのでクラゴン部屋ではよりアグレッシブに、ウインカーを出さないときにはゆずるな、全開で走れと言っております。

そして追いつく方の人には、前の人がウインカーを出していなかったら、必ずライン上を走ると思え、
です。

合図と行動を明確にすることで事故を防ぐ効果はあるべ。

ニュルブルクリンクのルールそのまんまなんだけどね。クラゴン部屋の専有はこのルールを適用して、弟子同士のクラッシュはこれまで12年間一度もないはずです。たぶん。個人のモラルに助けられてる部分もあるけど。




ニュルではポルシェGT3だって追いつかれたらウインカーを出すんですよ。メルセデスSLS GT3ってどんだけ速いんだというオチですが(笑)。


再確認しましょう。


・ゆずるときには必ずウインカーを出す。

・ウインカーは自分が行く方向に出す。

・細かいライン変更はしないで右端or左端をキープ。

・自分の行く進路を明確にして、空いてる方から勝手に抜いてもらう。


自分ではゆずるのはわかっているわけだから、ウインカーは後続車のために出すもんです。自分にメリットがないような気がするから省略したくなるんだろうけど、後続車の安全は自分の安全でもありますのでね。

同時に追いつく方にもモラルは必要です。

ピットに入る周には前の人にゆずらせないようなペースで走るとかね。ゆずる方にとっては1周失うともいえますので、ゆずってもらったその周にピットインとか全くセンスを感じられませんぜ(笑)。

ショップのデモカーに乗るレース経験者とか、そういう人をたまに見るので注意するといいでしょう。レースではそれでいいけど走行会なので。


あとタイムアタックイベントなどでは、クリアラップを確保するためのローカルルールがあると思うので、その通りにやってください。

走行会では安全が最優先ですから。アタックラップにひっかかったらどーするんだ、という話はここでは完全に無視しております。

これからタイムアタックシーズンでもありますので、このウインカーの話はみなさんに知ってもらって、安全にサーキットを楽しんでもらいたいところです。

関連情報URL : http://kuragon.net
Posted at 2016/12/14 02:43:45 | コメント(5) | トラックバック(8) | サーキットに行こう! | クルマ
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