八戸市内の機関車の動輪②

八戸には市内に東北新幹線、青い森鉄道（旧東北本線）、八戸線が走っていますが、漁港である八戸港には網の目のように専用線が走っていました。

鉄道貨物がコンテナ貨物のみとなった今は、八戸駅近辺でしか鉄道貨物を見られませんが、過去には魚市場まで専用線があったんです。
今は専用線はほんの一部しか残っていませんが、この専用線跡は公園となっています。

今回の動輪は「みさき通り」に設置されています、交流電気機関車ED75の動輪です。

この動輪を見ますと、歯車がありますが、この歯車は平歯車で、一番単純な歯車且つ、耐久性がある歯車でしょう。
ちょっと鉄道に興味にある方は聞いたことがあるでしょうが、吊り掛け駆動というと、大体平歯車な様でして、かなり音はうるさいですね。

このED75も峠道など、かなり負荷がかかった状態で運転すると、すごく頑張っている（笑）音がします。
高速走行時の音も特徴がある音がします。

最近は産業用機械の減速機に使用される歯車も精度が良くなり耐久性があがったので、はすば歯車ややまば歯車に変わってきました。
その歯車はとても静かです。

そういえば、昔乗っていた初代ミラージュはミッションの音が特徴あったなぁ、と思い出しました。
平歯車で組んだミッションだったのかも（笑）