Dai@cruiseのブログ一覧

朝イチからＧＲＢの現車セッティングで旅に出ていました。

普段ならシャシダイで終わらせるのですが、シャシダイが２２年の歳月の中で最大限のピンチに見舞われていて修理できるかどうかの瀬戸際の為、納車のスケジュールも有り久々に実走です。

実走と言うとＥＣＵのセッティングしか確認しない様に思われる方も多いのですが、僕の実走行の目的はクラッチのキレ、ブレーキジャダーのチェック、今回の場合はカーボンプロペラの装着による車体の微振動の確認、エンジンブレーキ中の排気系のボディーとの干渉など多岐にわたりチェックするのが目的です。

今回フクちゃんから預かったＧＲＢは腰下はノーマルのままでノーマルよりもう少しストレートも加速する仕様と言う事で、ＨＫＳのＧＴⅢ-ＲＳタービンを使った４００ｐｓ仕様をセットアップさせて頂きました。

セッティング結果は使用した大容量インジェクターがほぼ全噴射に近い状態で決まったので４１０ｐｓ前後の状態にブラッシュアップされたようです。
ＥＪ２０７にＨＫＳのＧＴⅢ-ＲＳタービンの組み合わせは全域でレスポンスが良く、ノーマルタービンだと６０００ｒｐｍ以上は頭打ち感が強いのですが、このタービンだと１，２速は８０００ｒｐｍまで一瞬にして吹け上がり、３、４速も７５００ｒｐｍまでしっかりパンチが有ります。

この後、ＥＣＵデータで電動ファンの作動開始を少し引き下げて完成予定です。
電動ファンの作動開始温度の変更はローテンプサーモスタット同様に絶対的な放熱量を上げられるわけでは無いので、全開走行中の水温を下げられる訳では無いのですが、ピットスタート時やグリッドスタート時の水温１００℃スタートは回避出来る為、可能なクルマはやり過ぎない程度に電動ファンの作動開始を引き下げています。

クルーズ　マネージャー　Ｄａｉ

皆様おはようございます！

昨日入庫した博士のＧＲヤリスです。

今回、車高調はＨＫＳのＭＡＸＳＰです！
ＧＸＰＡ１６用のサスペンションとしては高価なアイテムですが、スポーツ走行をしたい方には転ばぬ先の杖と言える車高調です。

ハイレートでもしっかり車高が下げられる様にフロントもヘルパーが入ります。

フロントサスペンションはストラット構造の為、旋回中の対地キャンバーを考えると５°以上欲しいところですが、一先ずＭＡＸネガティブ方向で計測してみようと思います。
今回、キャスターは増加方向にせずキャンバーだけです。
ストラット式なので舵角が当たっている時の対地キャンバー角を今慮すると、キャスター角も増やした方が良いのですが、今回はネガティブＭＡＸでセットします。

今回、博士のヤリスはフロント１６㌔/リヤ２２㌔のセットです。

それでは本日もよろしくお願いいたします。

クルーズ　マネージャー　Ｄａｉ