こないだのスーパーオートバックス東雲店のスバルフェアですが、HKSの隣で追加メーターでおなじみのDefiがテントを張ってました。誰も客がいなかったので、気になっていたことをいくつか質問してみました。
■「なんでメータフードの販売をやめたのか?」
追加メーターって、運転席のどこに配置するか悩みますよね。わたしも大森メーターを装着していた時代から悩みの種でした。ダッシュボードに並べる、コンビネーションメーターの左右にミッキーマウスの耳みたいに付ける、Aピラーに装着する、1DIN、グローブボックスなどいろいろあります。
ダッシュボード上に並べる場合も、できれば配線が見えないように多連メータフードで美しくにまとめたいものです。GV/GR系のインプレッサにはメーターフードが販売されていますが、VA系はメーターフードが無くて困っているのではと思います。
Defiも、3連メーターフードを販売していた時期がありました。こんなのです。
▲DC5インテR用トリプルメーターフード。お値段は2万4500円!
未塗装でこの価格は、売る気ゼロって感じですわ(笑) それでも、ないよりマシですけど!
Defiの人の回答ですが、リサイクルがどうとか言ってました。リサイクルマークを付けると、価格がさらに上乗せさせるとか。あと、金型がヘタって金型を作り直すお金も無かったみたいです。メーターフードの値段から推して知るべしな事情があるんだなーと思いました。でも、VA系でメーターフードが欲しい人は居ますよ! って言っておきました。
■「Defiメーターのオープニングがウザい」
Defiの信奉者には悪いですが、わたしはオープニングもエンディングもウザいと思っています。とっくに飽きてますし。
あれのオン/オフって出来ないのかと尋ねましたが、できないそうです。その理由ですが、メーターを駆動しているステッピングモーターの位置出しをするために、オープニング動作で針をマックスまで振って位置を記録するのだそうです。
常時電源ならいちど位置を記録すれば問題ないのですが、電源が切れると位置の記録が消えてしまうので、毎回ステッピングモーターの位置出しをするそうです。
「だったらコントロールユニットに乾電池かボタン電池を内蔵しろ」とツッコミを入れそうになりましたが、深く追求するのはやめておきました。
■「ADVANCE CAN Driverって、表示の遅れは無いのか?」
OBD2端子からCANを読んでメーターを駆動する方式ですが、たとえば実際のブースト圧からメーターの表示までに遅延は無いのか尋ねました。
すんげー自信を持って、最速ですと回答されました。
ADVANCE CAN Driverに接続できるメーターの種類がやけに限定されているのが気になっていたんですが、他の種類のようにいろんなメーターを追加できるようにすると、採らなきゃいけない信号が増えて遅延が発生するそうです。
まあでも、CANとかOBD2って信号の規格はあるけど、クルマによってすんげー遅延しているのとかありますよね~と尋ねたら、やっぱりあるそうです。
■「青いメーターに需要はあるのか?」
わたしの中では、メーター配色の王道は白いゲージに赤い針です。パッと見たときの視認性がいちばん良いからという、人間工学的な理由です。そういう意味では、インプレッサのメーターは赤いゲージに白い針なので、クソだと思っています。
青いゲージって視認性がめちゃめちゃ悪いと思うんですが、これ本当に要望されているのか尋ねました。
BFメーターだったかで最初に青を使ったが、緑と青の中間ぐらいの目に優しい色で出荷したところ、「青くねーじゃん!」と非難囂々で、いまのメーターはめっちゃ青くしてあるそうです。
青いゲージも需要があるんですね…。
Posted at 2016/06/28 01:35:56 | |
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