言わずもがな、今の車はコンピューターが使われているのです。
そう、車がキャブを捨て、インジェクションになった瞬間から車は電子制御されコンピューターが車をコントロールするようになったのでした。
ちょうど、ターミネーターの映画で言うところの、
スカイネットのスイッチが入った瞬間、ターミネーターが意思を持ち様々な出来事を起こし始めたあの、名作映画のごとく・・・
まあしかし、一旦起動させてしまったスカイネットはどうすることもできないのです。
ハイ、車ももう一度キャブに戻すってことはできないのです。
インジェクションになり、今はその電子制御もよくなり、いい時代になったのかも知れません。しかし、
ちょい古とかネオクラとかいう時代の初期のインジェクションは、生まれてから10年以上経過した今、そういう趣味の車好きなおだぴんを苦しめ続けるのでした。
まずは、ちょっと脱線だけど
おだぴんが愛した車に
ロータスエスプリがあります。
人の好みはいろいろ。とやかく言うつもりは全くないのですが、おだぴんの心をつかんだのは、この写真のような、後期型のエスプリ。
このエスプリを例に挙げるなら、初期型の
この時代は、みんなキャブの時代。
しかし、中期というか、いわゆるニューシェイプに変わった
この時代に、エスプリにもスカイネットのスイッチが入るかの如く、インジェクションに変更されるのです。
つまり、ニューシェイプの初期型には、キャブ仕様とインジェクションが混在する時代を経て、インジェクション化されるのです。
実は、おだぴん。エスプリを探した時に、最も気を付けたのがココ。
当時から、今も大変お世話になっているチナモータースの知名さんに、エスプリ購入の相談していた時に、
「キャブないの?キャブなら何とでもしてあげられる。こういう古い時代のインジェクションは手が付けられなくなる」って言われてたんです。
もちろん、現代の車と性能を比較するなんて、ナンセンスは言うまでもなく、パワーがどう・・・とかトルクが・・・とか意味がないと思っていました。
なので、この
エスプリを購入した時の、一番の決め手は実はこのエスプリはキャブの最終型
つまり
キャブターボだったのです。
その後の、このエスプリの活躍はご存知の方も多いと思いますが、僕のところに来た当初は、いや~故障しまくりました(^^;)
あっちもこっちも、あらゆるところが壊れましたが、どれも経験豊富な知名さんの手にかかれば楽勝!(^^)!
所有していた後半は、クーラーまで復帰して快適仕様で故障知らずの最高の一台でした。
コイツと違って"(-""-)"
つまり、古い車はできればキャブ。これが鉄則。
今エスプリを買うことはできませんが、もし、将来許されるなら、キャブターボ一択なのです。おだぴん的には。
さて、話を戻しましょう。
インジェクションでコンピューター化された車に、故障修理に必要不可欠なものそれが今日の本題、診断機というものです。
OBDとか言われるものです。
つまり、今の車は全て、軽トラまで。
何か不具合があると、まずはOBDを接続し診断機をかけるという作業に入るのです。それから故障を診断し、修理に入るのです。
だったら、簡単じゃないって思いますよね~。
診断機さえあれば・・・
それが、そうでもないっていうことが、今回のテーマ。
OBDの診断機にもいろいろあります。
ピンからキリまで。
安いものなら、数万円~高いものなら数百万。最高峰はディーラーが使うメーカー純正の物。
で、ですよ。
このOBD診断機があれば、何事も解決。
めでたしめでたし・・・とならないのが診断機なのです。
今まで、いろんな診断機を見ました。
安いものから、高いものまで。
そして、まずは、80万円ぐらいの診断機です。僕のお客さんに鈴鹿でレース車両のチューニングとかをお仕事とされている方なんですが、僕の車を見るために診断機を持参してくれました。
この診断機は、見た目はいわゆる「タブレット型」でした。
これでアウディTTを見てもらうと、
様々なエラーが検出されました(^^;)
まあ、この時実際に、エアコンがおかしいな~って自覚症状があったんですが、そうしたら、見事に診断機でそのエラーが出てきました。
ちょっと向きが悪いので見にくいですが、この診断機のエラーの2行目に注目すると
VWアウディの部品番号が記載されています。
で、これをネット検索かけてみると・・・
見事に、TTのエアコンのコントロールするスイッチ付近の部品でした。
つまり、この診断機では
この部品番号の部品が壊れていますので、この部品を取り換えしてください。というところまで見事に教えてくれていました。
ということは
別のエラーですが、これもこの診断機で出ている部品番号の部品を取り寄せ交換すれば治る。ってことですから、めちゃわかりやすいですね。
こういうのがOBD診断機だと思っていたんです。
但し、厄介なのがこの80万ぐらいの診断機では、ガヤルドやフェラーリなどスーパーカーは見れません。
スーパーカーが見れる診断機というのは、もっと高価なんです(^^;)
で、僕のガヤルドを面倒見てくれている
Tさんですが、遂に購入したんです。
ランボルギーニやフェラーリも対応する診断機を・・・
その金額。ゆうに100万オーバー(^^;)
僕もカンパしました(^^;)
で、これで安心。どんな故障もこれで安心って思いました。
が、それがそう甘くないのです。(-。-)y-゜゜゜
では、先日僕のガヤルドを診断した時の画面です。
ちなみに、この診断機はノートパソコンみたいな形でした。
で、先日からのピーピー病(エンジン警告灯)の診断ですが
3つのエラーが発現
で
それぞれの意味は
ですって。
ふ~ん(-。-)y-゜゜゜
なんかようわからん。
つまりバンク2のO2センサーがダメ
温度センサーもダメ
もう一つはようわからん。
となるのでした。
え、壊れているところの部品番号教えてくれるんちゃうの???
まあ、微妙な教えてくれかた( 一一)
で、しゃーない。
O2センサー新品に全交換。
温度センサーも修理
更には、社外マフラー用のエラーキャンセラー
これも装着
ヨシ、これで大丈夫(^^ゞ
そして、試運転
5分後
「ピー」
イタリアンスーパーカーのピーピー病は簡単には治りませぬ(/ω\)
どないせーっちゅうねん。
答えは簡単です。
貧乏人は乗るな・・・これに尽きます。
貧乏人が背伸びして乗る車ではないって事みたいです。(T_T)
そう、今日の〆ですが、
OBD診断機・・・これって人間に例えるなら
「どうも体調がすぐれないな~」病院行こう
いろいろ検査すると
「血圧が異常に高いですよ~」ってお医者さんに言われる。
でも、これを治療するには、何が原因で異常に高血圧になっているのか?それはわからない。
・単なる本態性高血圧なのか
・腎臓が悪く腎性高血圧なのか
・アルドステロン症
・クッシング症候群
・甲状腺機能亢進症
・褐色細胞腫
・・・
何が原因なんだ~。それを見極めるのが内科医の腕。
つまり、今の診断機って
あなた、高血圧起こしていますよ・・・とは教えてくれても
何が原因で高血圧になっているかまではわかりません。
そんな状態なのです。
復帰するんですかね~。
いや、まあピーピー病のままでもちょっと乗れちゃいますからね~。
この先、やることないんですが、どうしたらいいですか~??
誰か助けて~
まあ、僕が考えても仕方ないので・・・
ガヤルドはTさんに任せて(^^;)
僕は GO TO トラベル・・・
今から嫁さんと旅に出ます。
今回は、、、
大阪~滋賀県~岡山県~香川県~大阪というプランです。(^^ゞ
ということで、旅先から暇だったらブログ書きます ^^) _旦~~