ども
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、松下電器産業(ナショナル)の真空管ラジオから、
「UX-495」であります。
発売は
昭和32年、なんとアタシよりも4個も年上wでして、
当時の定価は7700円、公務員の初任給が10000円未満の時代ですから、けっこうな高級品と云うことになります。
( ̄▽ ̄)b
小型パーソナルラジオと云うことですが、幅(約327mm)×高さ(約160mm)×奥行き(約130mm)と、後年の小型ラジオと比べると、けっこう邪魔なサイズでありますよねーw
( ̄ー ̄)σ
使用真空管 は12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)の、所謂、5球式トランスレスラジオとなります。
アイボリーとブラウンのツートンカラーの本体は、なかなか個性的なデザインでして、右側に突き出した周波数表示パネルが
キャラ立ちまくりのラジオwとなっております。
正面にツマミが三つ並んでおりますが、実はAM専用ラジオでありまして、右側がチューニング、真ん中がボリューム調整、そして左側が音質切替兼電源スイッチとなります。
この電源スイッチが、宣伝文句の一つの
「自由回転式新型スイッチ」でありまして、左右どちらに回しても電源がOFFできる、所謂(いわゆる)
ロータリースイッチでありました。
そして、コストダウンが目的でしょうか、当時としてはまだまだ珍しい
プリント基盤が採用され、金属製のシャーシを見慣れた目には、いかにも安下で、少々不安になってしまいますよねー
そんなわけで、今回もオクで
(骨董屋さんの出品でしたけど) 格安で入手、プラ製の筐体の底部に割れや欠けがあり、片脚が紛失した
ボロボロのジャンク品でありました。
( ̄^ ̄)b
ジャンク品のトランジスターラジオと二台セットでしたけど、
1000円の開始価格にツラれて入札、
こんなボロを欲しがるのは、さすがにアタシだけだったとみえて、
そのまま当方で落札となりますたw
最初は部品取りにするつもりだったのですが、到着したラジオの電源を入れてみると、アンテナ線を繋いだだけで、そこそこの感度で受信しているではないですくわ、
w( ̄o ̄)w オオー!
せっかく鳴っているラジオを部品取りなんかにしちゃうと、絶対に、
もったいナイおばけwが出てきますのでw、そんなわけで、プラ製の筐体の大レストアの敢行となりますた。
とりあえず、ヤニと汚れで真っ黒の筐体は換気扇スプレー攻撃、ピカールで磨いてみましたが、思った以上に綺麗になった本体に、ちょっとビックリであります。
( ̄◇ ̄)♪
そして、2..5mm厚のブラバンを切りだし、
欠けた部分にハメ込むような感じで接着、紛失した脚部分も同様にブラバン細工で再生、隙間を瞬着パテで埋めてカタチを整えてみました。
あとは、ベージュのスプレーを吹いてやりましたが、幸い、欠損しているのは筐体底部のみでしたので、加工した下側だけの塗装で、なんとか助かりました。
資料的観点からも、あまり塗装したくありませんし、吹付を行った
本体底部と上側の境目もほとんど判りませんし、今回はコレで良しと云うことにいたしました。
(`・ω・´)キリッ
最後に、固くなった電源コードと、見た目で劣化したペーパーコンデンサーを数個交換、IFTを455KHzに調整してやって、
半日ほどエーシング、無事に復活となりますた
ヾ( ̄  ̄ )
ささ、ということで、またまた可愛そうなラジオの救出に成功いたしますたww
ま、ぼちぼちと頑張って行ってみましょー
でわでわ
※写真はすべてクリックで拡大します。ヾ( ̄  ̄ )♪
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Posted at
2017/09/22 19:33:40