• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

3.8S & 600のブログ一覧

2019年08月28日 イイね!

JAGUAR 3.8S ポンプハウジング補修材の研磨

JAGUAR 3.8S ポンプハウジング補修材の研磨昨夜のうちに硬化したGM-8300の研磨です。
この補修材はアルミと相性がとても良くて
かなり強固にくっ付いてくれます。

角からわずかにはみ出した部分でもカッターで
ゴリゴリやってもなかなか削れません。




研磨する前に新品のアルミ製ポンプを仮ばめして見ましたが
どこも擦れるところは無かったです・・・盛り付けが不足してたかな?
ミニルーター砥石で全体を滑らかに削りました。


フラッシュ撮影すると凹凸が判り難いのでフラッシュ無しのマクロ撮影。
(一番下のカーブ部で色が違って見えるのが厚く盛った部分)


右上のクーラントがインペラに最初に吸い込まれる所もかなり痩せてたので
盛りが厚くなってます。


ブロックから来たクーラントが直角に曲がる隅部分は盛り付けは十分ですが
もう少し滑らかに削りましょう。
(地金と色が違っている逆L字部分が盛り付けたところです)


逆流しないためのせき板のエンド部分は何とか高さを出せましたが根元に
ピンホールを残してしまいました😣。


その反対側はまあまあな感じです。


ここまで人差し指の腹で撫でて凸凹を感じるところを削りました。
(ほとんど勘に頼っての作業です😅)
このままでも鋳物肌より余程滑らかですが午前中はここまでにしました。


昼食後は軸付きゴム砥石でさらに滑らかにしました。
同じ様な写真が並んで判り難いとは思いますが凸凹はほぼ無くなりました。
アルミ地の傷んで無かった部分と面一になり内周面もほぼ元の形状に戻せたと思います。


ちょっと気が早いですが新品のアルミ製ポンプをはめて見ました。
手で回して何処にも擦る事はありません。


何かとてもリフレッシュした様に見えます。周りの機器のぼろさが目立ちます。


ついでにヘッドの前面下部の鋳物肌の残っている部分も砥石で研磨しました。


ヘッド左上部に大きな傷があったのでこれも荒研磨して置きました。


ミニルーターをしまう前にヘッド前面の大きな段差も削って置きました。
後での仕上げが少しでも楽になります。
中央の丸いカバーの右側部分が鋭角に深い溝になってましたので
滑らかなRに削りました。


クーリングラインのレストアが済んだらヘッド前面をもっと磨いて
カムシャフトカバーは鏡面仕上げにするつもりです。
オレンジ色に見える部分はセンサーライトの光が反射してるためです。


フロントフレーム下部も綺麗にしました。ここは元のボディーカラーが残ってます
反対側は塗装が無くなっているので錆を落して塗装します。
キャブ側のタイヤハウスも錆錆なので塗装しますがボディー塗料が無いので
どうしようか悩んでます。
ウレタンのシルバーにメタリックブルーを少し混ぜて近づけて見ようか
鈑金塗装店で色合わせした塗料を作ってもらおうか思案中です。

ダイナモやプーリーはブラックで塗装します。
323
Posted at 2019/08/28 18:42:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | JAGUAR3.8S | 日記
2019年08月28日 イイね!

JAGUAR 3.8S ポンプハウジング補修材

JAGUAR 3.8S ポンプハウジング補修材昨夜の夕食後に耐熱金属補修材GM-8300を
盛り付けました。

この作業は3回目ですが綺麗に適正な盛りに
するのは本当に難しいです。





主材と硬化剤を付属のプレートで計量し混ぜ合わせました。


気温が高いと混ぜたら手早く盛り付けないと硬化し出します。
垂直面の低い所を重点的にラフにどんどん盛ります。


下のフランジ側にも盛り付け


シリンダーブロックからの流入口隅も盛り付け


作業体勢が辛く垂直面の盛りが適当かとても見難く苦労します。


必要な部分におおよそ盛り付けられました。


まだ硬化が始まらないので垂れてくる補修材を何回かヘラでせり上げました。


ここまででおよそ30分ほど・・・お茶タイムを入れて様子を見ます。


硬化が始まり出して垂れが収りだしたら整形をします。
鋭角な失われた仕切り壁を復元するため先端を細くせり上げました。


硬化する前にヘラで滑らかに均すには限界があります。
形状が同じ鋳物の雄型でもあれば整えられると思いますがそんなのは無理な話。


ブログアップしている間にほぼ硬化しましたが一晩置いてしっかり硬化させます。

322
Posted at 2019/08/28 09:25:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | JAGUAR3.8S | 日記
2019年08月27日 イイね!

JAGUAR 3.8S ポンプハウジング研磨

JAGUAR 3.8S ポンプハウジング研磨先週外したウォーターポンプケース側の研磨です。

高温のクーラントの流れで腐食浸食されアルミ鋳物が
部分的に肉痩せしてます。

補修作業の前にまずは全体を綺麗にしました。




クランクプーリー裏側の油泥汚れを綺麗にしました。


ポンプハウジングはフラッシュ無しで撮影すると陰で浸食の深さが判ります。


今回もミニルーターを使って錆と腐食を削りました。
55年の間で一度も分解された事が無いのでしょうか?たぶんそう思いますが
ガスケットは固く硬化して剥がれずカッターの刃単体を使って削りました。
(上部に少し残ってます)


右上の部分が浸食されて減ってます。


下部のポンプに向く側も浸食されてます。


ブロックから流れて来て直角に曲がる隅の部分の下と脇も浸食されてます。


ベンチに座り顎をグリル上のボディに顎を乗せて両腕をグリルの中に突っ込んで
作業しましたが、変な前傾姿勢なので休み休みしないと体が痛くなります。


ルーターを掛けて灰色の腐食部分を削ってはカスを掃除してまた削ってを
何回も繰り返しました。


削っていくと中に腐食が隠れている部分もあって段々広がってしまいました。
削った深さが判ると思います。


おおよそ削り終えましたが赤○の部分に補修材を盛らないとなりません。
数字は浸食の度合いで①と②は同じ位深くその次は③です。


斜め上から見ると浸食の深さが判りやすいです。
赤矢印は補修材を盛る所ですが緑矢印も盛りますがここは稜線の様に盛ります。


研磨前の写真になりますがポンプへの流れのせき板状の先端も浸食され
アルミが削れ低くなってますので盛り付けて伸ばさないとなりません。


ヘッド前面も軸付きワイヤーブラシを使用し磨くと少し艶が出ました。
ガスケットも全て削り落としてフランジ部分にもワイヤーブラシを掛けました。

補修材の食い付きを良くするのに盛り付ける部分を重点的に削りました。
平らな部分はすっかり地金まで出す必要はないので白く腐食している部分を
削る程度にしました。既に右手首が痛くなってます😣。
日中は仕事の電話やメールが来て落ち着かないので夕食後に補修材GM-8300の
盛り付けをして一晩掛けて硬化させます😅。
321
Posted at 2019/08/27 17:21:52 | コメント(2) | トラックバック(0) | JAGUAR3.8S | 日記
2019年08月22日 イイね!

JAGUAR 3.8S ウォーターポンプ取外し

JAGUAR 3.8S ウォーターポンプ取外し昨日に続けてウォーターポンプ取外しを進めました。

ポンプ取外し前にラジエーターの裏側の清掃をして
フィンの塗装をしました。






フィンを曲げない様に靴用タワシを横方向に動かして埃汚れを水洗いしました。


エアーで水分と細かい汚れを吹き飛ばして黒塗装をして置きました。
表側と同じ様に綺麗になりました。
フィン以外の周囲に錆や汚れはほとんど無く良好です。
しかしマウントブッシュは完全にへたってますのでカラーと平大ワッシャー
ナイロンロックナットも新しい物を注文しました。


まずはファンベルトの遊びを大きく緩めるためにダイナモを動かしました。
下側の固定ボルトが緩まないので角材でボディを保護してタイヤレバーで
テコの原理でダイナモを押したら動きました。
その写真は撮り忘れましたがベルトが緩み無事プーリーも外せました。


ポンプのホースを外して内部を写してみると錆が固まりになってます😱。


ポンプ上部は割と綺麗なのですが・・・
外す前に手で回して見ると軽く動きますが少し引っ掛かる部分がありました。
中で錆が固まって擦れてるのかシャフトベアリングが焼付きを起しているのか
分解して調査しないと判りません。


ポンプを軽くプラハンマーで叩いて取り外しました。
インペラは錆でぐだぐだな状態でした😣。


ポンプ下側は普段手が入らない所なのでオイルと泥汚れがびっしりです。


ベルトテンショナーのスプリングも油泥汚れで詰まっている状態。
そしてポンプハウジングの内部はアルミ鋳物が腐食して削れてました。
心配していたのですがやはりこんな状態でした。


そのハウジング内部のアップです。
クーラントの流れがきつい部分は掘れる様に削れてます。
タイミングチェーンカバー一体の部分ですがそれ程肉厚は無さそうです。


ちなみに新品はこんな形です。鋳物ですが肉厚が凄くある様には見えません。
残念ながら2つのパーツショップでは在庫は有りませんでした。
綺麗に清掃し研磨して削れた部分を耐熱補修材で修正するしか無さそうです。


ともかく周囲の油泥汚れを綺麗にして状態把握をしないとなりません。
スクレーパーやマイナスドライバーを使って粘性の塊を除去しました。


ラジエーターの直下部分も汚れがびっしりでした。粘性の塊を大まか除去。


正面左側は水分が多かったのかパネル表面は錆びてました。


デスビ取付け部、テンショナー取付け部も汚れが酷い状態です。
左下に見えるエンジンマウントはラバーの状態もまずまずの様に見えます。


ダイナモ側も汚れが・・・ヘッド周りのガスケットからのオイル滲みが
長年の間に垂れてそこへ泥埃が付着してこんなになるのかと思われますが
それにしてもです。


デスビも良く見える状態です。
ともかくこの汚れと外した部品の掃除としばらく格闘です😓。


午後から清掃を進めてチェーンカバー周りを重点的に綺麗にしました。
左側からデスビ根元の付近までと


ダイナモステー側も少し綺麗にしました。


正面から見るとブロックは結構スリムでDOHCヘッドは頭でっかちな
スタイルをしてます。


ファンベルトテンショナーは外せたのでその取付け部も綺麗に出来ました。


クランクプーリーの裏側は次回綺麗にします。


エキゾースト側はダイナモ上が開いているので手が入り掃除はしやすい方です。


ラジエーター下のフレームもおおよそ綺麗にしました。
錆落しをしてさらに塗装が必要です。外した各部品の分解清掃も次回にします。


外したファンベルトは癖が付くほど固くなっているので新品に交換します。

ボンネットフロントから前屈みで作業を続けたので膝の裏側が突っ張り
首から肩甲骨周りもコリコリになりました😣。
まずはポンプが外せたので少し先が見えて来ました😅。
ここからが長く掛かると思いますが・・・。
320
Posted at 2019/08/22 14:19:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | JAGUAR3.8S | 日記
2019年08月21日 イイね!

JAGUAR 3.8S ラジエーター取外し・エンジンブロック塗装

JAGUAR 3.8S ラジエーター取外し・エンジンブロック塗装引き続きラジエーター取外し作業です。









ラジエーター下部のドレンコックからクーラントを抜き取りました。


抜けきる間にエンジンブロック側面を再洗浄し油汚れを落として黒塗装。


セルモーターの外装の見える範囲も一緒に黒塗装しました。


クーラントが抜けたのでロアホースを外しました。
残っていたクーラントと一緒に錆も少し出て来ました。


ファンシュラウドを奥にずらしラジエーターを持上げたらまたも障害が・・・。
シュラウドのステースタッドボルトがブレーキサーボの配管に当たって
上に引き上げられません😣。


ブレーキサーボのマウントを緩める前にもう一度トライして見ました。
ラジエターを持上げながら狭い所で左右に少し振ったら下のボルトステーが
抜けてクーリングファンに当りながら何とか外せました。


初めて見えるプーリー周りです。プーリーの奥のカムチェーンパネルは
油汚れがこってり付いてるのが見えます😓。
グラスファイバー製のファンシュラウドの左下も割れてます・・・。


ラジエーターのエンジン側も汚れやゴミが結構付いてます。
外す際にファンに引っ掛かりフィンを数ヶ所痛めてしまいました。
この後フィンの修正をして置きました。ゴミ・汚れ掃除は明日にします。


外したファンは鉄製の当時物・・・樹脂製に比べると重量があります。
カップリングクラッチなど付いてないのでエンジンと一緒に常に回ってます。
風量はそこそこありますが。


ウォーターポンプも良く見える様になりました。
一番上のプーリーがポンプのシャフトになりますのでこのまま手前に引き抜けば
プーリーは外れるはず。


プーリーが固着してなければ良いのですが・・・。
テンショナーを押してベルトを緩めればプーリーは外せると思います。


ポンプノズル部分は表面錆が広がってます。


ピンボケですがダイナモ下側の固定ボルトはステーの裏にナットが有り
共回りして緩みません。
スパナも入らずファンベルトの張り調整などこまめに出来ません。
ナットにどうやってスパナを掛けるかクロウフットレンチの様な特殊工具で
対応出来るか思案中です。次から次へと難題ばかりのエンジンです。

こういうボンネットスタイルのためにエンジンルームが狭くなってそこに
無理無理納めているので整備性は無視してるとしか思えません😣。
319
Posted at 2019/08/21 21:59:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | JAGUAR3.8S | 日記

プロフィール

「2024 Historic&Classic Car Meeting in SENDAI
4/13・14 仙台勾当台公園で開催されます。
参加募集が届いたのでさっそく申し込みました。
今年はFIAT600で参加します😊。」
何シテル?   02/08 08:53
16歳からバイクに没頭しミニバイクレースを始めて 自身で整備する様になりました。 旧車に惹かれたのは1993年にJAGUAR MK2を見て 現代の車には無...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2019/8 >>

     123
45 6 78910
11 1213 14 15 16 17
181920 21 222324
2526 27 28293031

リンク・クリップ

ヒーターファンコントロール自作1(レジスター式テスト) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/02/12 08:54:59
ローバーミニ ヒーターマトリックス交換 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/01/15 08:50:06
夢のつづき・・・・ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/11/27 08:12:27

愛車一覧

ジャガー Sタイプ 3.8S(S-TYPE) 1964年式 (ジャガー Sタイプ)
1993年旅行先でJAGUAR MKⅡを初めて見てから将来この様な車を所有出来たらと思っ ...
フィアット 600 FIAT600 2a Serie (フィアット 600)
1959年式の2a serie (最初期型のマイナーチェンジ) 初期型はスーサイド(前開 ...
日産 デイズ 日産 デイズ
2020年3月登録、20年使用したセレナから乗り換えました。 経済性と維持費を抑えたく軽 ...
ローバー ミニ ローバー ミニ
30thアニバーサリー仕様。 1989年式(1992初年度登録)・1000ccシングルキ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation