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3.8S & 600のブログ一覧

2022年08月31日 イイね!

MINI1000 オルタネーター分解メンテ2〈17〉

MINI1000 オルタネーター分解メンテ2〈17〉昨日に続けてオルタの分解清掃。
リア側ハウジングとステータを分解して
内側の清掃メンテです。








昨日分解して錆落とししたローターをシンナーで油分を拭き取りました。


車載するのはまだまだ先なので錆びない様にウレタン塗料を筆塗りしました。
ローターの外周部(ステーター内周に向く面)を塗装したら発電出来るのか
心配になりましたが直接擦れるでも無く磁力が弱まるほどの塗膜でも無いので
大丈夫とは思いますが・・・。


筆ムラが見えますが組んだら全く見えないので良しとします。
昨日メンテしたフロントハウジングにローターを立てて乾燥させました。
シンナーで希釈して筆に残った分をステータに拭いました。


続いてステータの分解ですがレギュレターなどのベースと一緒に取れそうです。
7/32のボルトと10mmのナットを外します。


内部は長年の汚れが堆積しています。


固定ボルト穴にドライバーを差し込んでこじると簡単に外れました。
リアハウジング側のローラーベアリングには汚れが入らない様にティッシュを
丸めて突っ込みました。


ボルト・ナット・ビス・プーリーの内溝側もカップワイヤーで綺麗にします。


違いが判り難いですが作業後です。
ナット類はそこそこ綺麗になりました。プーリーは再塗装します。


ここからはハウジングとステータの清掃研磨をひたすら続けました。
ステータのコイルはパーツクリーナーを吹きながら歯ブラシでゴシゴシ。
完全には綺麗になりませんが表面部分は元の色が見える様になりました。


リアハウジングの外側は軸付ゴム砥石で表面を滑らかにしました。


内部は汚れがこびり付いているのでカップワイヤーで研磨しました。
綺麗になってすっきりしました。


パーツクリーナーで全体の汚れを拭きました。


フロントハウジングとリアハウジングの外側はブルーマジックで磨きました。


一旦作業台に戻してステータの塗装準備をします。


ウレタンシルバーを筆塗りしました。


リアハウジングのローラーベアリング内の旧く汚れたグリスを除去して
リップシールの汚れも拭き取りました。


新しいグリスは組み立てる時に塗布します。
それまでゴミが入らない様にティッシュを丸めて入れて置きます。


プーリー・冷却フィン・フィンカバーは吹き付け塗装する予定です。
フロント側のベアリングは日本製の方が安心なのでNTNの6203LLBC3を
注文しました。STF製と同じ様な規格です。
数日で届くと思いますので来週の休みに組み替える予定です。

スリップリングも磨かないと・・・フィンカバーは何色にしましょうか・・・。
601
Posted at 2022/08/31 18:01:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | MINI1000 | 日記
2022年08月30日 イイね!

MINI1000 オルタネーター分解メンテ〈16〉

MINI1000 オルタネーター分解メンテ〈16〉早朝から雨が降り続く涼しいこんな日は
汗をかかず整備作業も楽に出来ます。
スリップリングのブラシユニットの分解には
二面幅7/32のインチソケットが必要でした。
1/4ソケットから3/8への変換アダプターも
持ち合わせが無く追加購入しました。
まずはブラシユニットを外して摩耗状態を
確認しました。
今回で600回目のブログとなりました😅。


新しい工具の組み合わせで長いボルトを外しました。
これから使うかも知れないので他に3/16と5/32のソケットも購入しました。
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ユニットを外したら手前側のブラシに引っ掛かりがあり先端は少ししか
出てませんでしたが数回押し引きしたら出て来ました。
それほど摩耗して無い様です。
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上側のスリップリングは少し段付き摩耗しています。
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次は本体の分解に取り掛かります。
シャフトの回り止めが無いのでユニバーサルホルダーをフィンに掛けて
プーリーのロックナットを緩めました。
フィンはプーリーと共締めになっているのでこれでは完全に緩みません😣。
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よく見たらシャフト中央には六角穴がちゃんとありました😅。
六角レンチを掛けて7/8インチソケットで完全に緩められました。
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3本の固定ボルトを外してステータから後ろ側が外せました。
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後端のローラーベアリングは指でぐるりと動かして見ましたがゴロゴロした
感じは無く滑らかでした。
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シャフトの方も綺麗で段付き摩耗は無さそうですがスリップリングは
ご覧の状態です。ダストが堆積しているので余計に段差が大きく見えます。
ローターの塗装もすっかり剥がれて錆びだらけです。
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フロントハウジングとローターの分解はシャフト先端を床に当ててハウジングを
少しずつプラハンマーで叩いて外しました。汎用プラーがあれば便利です。
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シャフトを外す前にベアリングのガタを確認したら僅かに振れがありました。
回すと一周の半分くらいゴロゴロ感がありました。
ベアリングは要交換と判断しましたがどの様な規格なのか後ほど調べるために
アップで刻印を撮って置きました。赤文字がその番号です。
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シャフト径はΦ17mmでレース外径は40mmの様です。
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ここからはひたすら清掃研磨作業の連続です。
固定ボルトやカラー・ワッシャー・ナットなど小物からカップワイヤー研磨。
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フロント側ハウジング裏はダストが堆積してますが一緒に飛ばします。
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およそ3時間格闘してフィン・プーリー・ローターなどカップワイヤー掛け
フロント側ハウジングは軸付ゴム砥石で研磨しました。
夕方になったのでステータとリア側ハウジングの分解清掃は次回にします。
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ローターの錆もほぼ落とせました。外周面は細め金ヤスリを掛けました。
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内部の清掃研磨が約半分出来ましたがステータのコイル周りはどうやって
綺麗にしましょう・・・。
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フロントハウジングのベアリングを調べたらイタリアのSKF製でした。
6203は内径Φ17mm・外径Φ40mm・レース幅12mmの規格サイズで
2RS1はシールの種類と判りました。
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SKFの取り扱い店のネット通販画面で検索すると
シールド(2RS1)ベアリングには、潤滑剤の漏れ、埃、水及びその他の有害な物質の侵入を防止する2つの合成ゴム製シールが付いています。
特長と利点
- シールは耐油性、耐摩耗性合成ゴム製で、スチール補強材を採用
- 動作温度: -40 → +120 °C
- ラジアル方向荷重とスラスト方向荷重に対応
- 標準クリアランスとC3クリアランスの両方を用意

2RSHはほぼ同じシールド、C3はクリアランス大きめ、HTとはグリスの種類
と言う事が判りました。
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装着されている物と近似の6203-2RSH/C3を注文することにします。
600
Posted at 2022/08/30 22:48:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | MINI1000 | 日記
2022年08月28日 イイね!

FIAT600 デスビ再々調整試運転

FIAT600 デスビ再々調整試運転再調整したデスビキャップで暖機運転すると
不整脈の様に時々回転が落ちる症状でした。
もう一度デスビキャップを外して再々調整。
コンタクトカーボンを無理矢理押し込むと
引っ込み過ぎると思い程々にしてましたが
内部の電極にスプリングがしっかり付いて
いなかった事が原因の様です。
奥まで入れてスプリングを少し引っ張って
カーボンが少し出る様にしました。


前回はセルを多く回したので午前中にバッテリーを再充電して置きました。
辺りが暗くなり始めましたがようやく安定したアイドリングになったので
近所を一回りして確認後に家の前で撮影しました。
LEDヘッドライトを点灯したままのアイドリングでもハロゲンの時の様な
電圧降下はぐっと少なくなり信号待ちでも安心です。


ライセンスランプは電球色LED、テール・ストップは赤色LED、ウインカーも
アンバー色LEDになりましたがバックアップランプも電球色LEDにしたいですね。
リア周りは全部LEDになりました。


LEDウインカーの点灯具合も撮って見ました。
キレが良くなりましたが光っている時間が少し短くなりました。
ガードレールがウインカーの光で明るくなっていますので拡散しているのが
判ります。これなら後続車からもよく見えると思います。

まずは安定して乗れる様になったと思いますが今後の事を考えて
デスビキャップなど予備部品をネット注文して置きました。
599
Posted at 2022/08/28 20:26:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | FIAT600 | 日記
2022年08月28日 イイね!

MINI1000 FUSEコネクター断線修理〈15〉

MINI1000 FUSEコネクター断線修理〈15〉被覆補修の時にFUSEBOXに接続する
コネクターの配線が1本切れてました。
コネクターを分解して接続補修。

接続されている中で一番細い線ですが
よく見ると銅線が腐食しており無理な
力が掛かって切れた様です。
配線を直しただけのブログですが😓。



樹脂のコネクターと平端子を精密ドライバーを使って爪を浮かして分離しました。
配線の被覆を少し詰めてカッターの刃で腐食を擦り取りました。


平端子のかしめ部分はガッチリ締められており広げられず被覆のかしめ部分だけ
開いて半田付けする事にしました。銅線と端子の接続部に半田を付けた状態。


熱収縮チューブを先に入れてから半田固定します。


銅線の腐食が僅かでも残っていると半田が流れず数回付けては磨いて
ようやく平端子に付きました。


熱収縮チューブをかしめ部まで被せてライターで炙りました。


コネクターに端子を差し込んで元の状態になりました。
細い線なので収縮チューブが少しでも被覆強化になります。


FUSEBOX側の端子も研磨して差し込みました。
この周りはエンジンの熱で配線被覆が固めになっています。

地道な作業が続きます・・・。
598
Posted at 2022/08/28 11:46:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | MINI1000 | 日記
2022年08月28日 イイね!

FIAT600 コンタクトカーボン調整

FIAT600 コンタクトカーボン調整前回整備したデスビキャップですが
コンタクトカーボンが若干引っ掛かる
感じだったのでスプリングを整形して
接点グリスを追加して調整しました。

引っ掛かりが無くなりスムーズに上下
する様になりました。




コンタクトカーボンを外してスプリングが入る穴の内部にも接点グリスを
追加塗布しました。


カーボンの周囲にも塗ってはめ込みました。
スプリングの根元側が末広がりなっていて落ちてこない様になっていますが
変形させない様に奥まで入れるのが結構面倒です。


一番奥まで押し込んでも引っ掛かり無く上下する様になりました。


スムーズになったキャップを元に戻します。
回転するローターへの追従が良くないと点火しない原因になりそうです。
ほんとに非力なエンジンですから僅かな事でも影響しますので😅・・・。


今朝は強めの雨でしたが庭のブルーベリーを収穫しました。
今年は甘みが少なめな感じです。
今朝の収穫分は白いボールですがまだ収穫出来そうです。


8/24までに収穫した分はこのくらいです。
既に食した分があるので実際の量はもう少しあります。

今年は少ないと思いましたが採ってみると案外とあるものです😅。
597
Posted at 2022/08/28 09:49:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | FIAT600 | 日記

プロフィール

「2024 Historic&Classic Car Meeting in SENDAI
4/13・14 仙台勾当台公園で開催されます。
参加募集が届いたのでさっそく申し込みました。
今年はFIAT600で参加します😊。」
何シテル?   02/08 08:53
16歳からバイクに没頭しミニバイクレースを始めて 自身で整備する様になりました。 旧車に惹かれたのは1993年にJAGUAR MK2を見て 現代の車には無...
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