今年も本当に色々な作業をして来ました。
大掛かりな事柄は
JAGUAR 3.8S ウォーターラインのレストア
庭の道路側板塀の解体から作り直し
パーゴラの解体
クラシックカーフェスティバル桐生への参加
と言ったところでしょうか。
かなり長い振り返りブログになります😅。
1月はebayで手に入れたFIAT600の中古クウォーターウインドーを研磨して
フィルムも貼り5月まで掛かって両側入替えて念願のモール再現も出来ました。
1月中に継続車検も通しました。
2月には洗濯機のお湯取りポンプの交換修理作業。
3月にはガレージシャッター部材がようやく届いて取付け加工を始めました。
レールやブラケットを沢山加工して
本体スラットも装着出来て
ひと月掛けてやっとの事でシャッター取付けが完了しました。
4月にはヒストリックカーミーティングに展示参加しました。
道路側の根元が朽ちた板塀の解体作業を始めて
大量の木材を破棄しました。
新しい板塀は樹脂製の物を使用して建替えを始めました。
徐々に加工組立を進めて形になって来ました。
6月末まで掛かってようやく完成しました。
GW期間中はガレージの大掃除と整理をしてワークスペースも設置出来ました。
6月から今年最大最長になるJAGUAR 3.8Sのウォーターラインのレストア作業を
始めました。
一緒にステリングシャフトのレストアも実施しました。
ウォターライン各部品との格闘が長期間に渡って続きました。
もう分解する毎に悲鳴に近い状態でした😱。これはアルミダクト部品
それらをコツコツとレストアして再使用出来る様にしました。
最後は鏡面に仕上げました。
故障したオイルプレッシャースイッチもやっと外せて交換出来ました。
サーモスタットハウジングエルボもひどい状態でしたが
コツコツと修復して
7月末まで掛かってダクトと同じ鏡面仕上げまで出来ました。
8月からはインテークマニホールドの分解を始めました。
傷みはありませんでしたが綺麗にするにはこれも大変でした。
ウォータージャケットの錆を除去して各ホールの研磨もしました。
写真はありませんがシリンダー側のジャケットもある程度綺麗にしました。
外装も綺麗になりました。
チョークソレノイドを作用させるバキュームパイプも綺麗に仕上げました。
お盆中からラジエーターの取外し作業を始めました。
ラジエーターは幸い大きな傷みは無くステーの錆取り塗装程度で済みました。
その先はウォーターポンプの分解作業です。
中は予想通り錆でぐだぐだな状態でした。これは再使用しません。
手強かったのがポンプのハウジング側でした。
長年の使用でアルミ鋳物が水流で摩耗してました。
徹底して研磨し下地を露わにしました。
今回のレストアで活躍してくれたのが耐熱金属補修材でした。
これが無かったらレストアも出来ませんでした。
8月末まで掛かって再生出来ました。
鉄鋳物のポンプは錆びやすいのでアルミ製の新品を装着しました。
ヘッド前部の研磨も一緒に行い
ボディ側も錆変換材を塗ってからボディ近似色を調合して塗装しました。
9月に入ってからはクーリングファン類も綺麗にしました。
錆落し後に暗い色から明るいシルバーに塗装しました。
割れていたファンシュラウドも針金とレジンで補強修理して
同じくシルバー塗装にしました。
ラジエーター周囲のボディも汚れ錆落しして近似色で塗装しました。
9月下旬にはヒーターパイプやヒーターバルブも交換してホース類バンドも
全て新調しました。
仕上がった部品を徐々に組立て始めました。
インテークマニホールド、アルミダクト、サーモスタットハウジングも装着し
ホース類も組付けました。
ポンプも組付けて
ラジエーターを戻してファンを取付けベルト装着してクーラントを充填。
スーパーロングタイプを使用しました。
キャブも掃除して組付けました。
10月上旬(4ヶ月掛かって)ようやくエンジン始動にこぎ着けました。
オイルプレッシャーゲージも正常作動しました。
10月中旬にはウォーシャー液タンク瓶を綺麗にしたり
パワステオイルタンクの蓋を塗装し直してフィルターも交換しました。
ステアリングシャフトをずらしてウインカーニュートラル位置の調整も
出来ました。
チョークソレノイドの電極端子のハンダが取れてチョークが効かず動きも
渋かったので分解整備して仕上げました。
キャブのフロートキャップのガスケット、フューエルパイプのパッキン類も
交換しました。
アイドリングが下がらない症状がありキャブのスロットル同調がずれていたのが
原因と判明し調整してアイドリングが下がり安定しました。
作業を通じて様々な事を勉強出来ました。
10月末にはマフラーの腐食穴の修理や塗装をしました。
オイルフィルターパッキン切れによるオイル漏れもあり交換して治まりました。
レストア作業のためイベント参加はあきらめてましたが最後のイベントになる
クラシックカーフェスティバル桐生に何とか間に合いました。
短距離のテスト走行は数回したもののいきなりの高速長距離は不安でしたが
無事に往復出来ました。
家内にも運転してもらいましたがトラブルは出ませんでした。
同市内で前泊し会場入り出来ました。
みん友の方々とお話し出来てゆったり楽しい時間を過ごせました。
そして素晴らしい車達を拝見出来ました。
翌日は那須・黒磯を観光してゆったり過ごしました。
帰路の夜間走行でもトラブルは発生せず無事に帰宅出来ました。
(後日極めてあぶない状況だった事が判りました😱・・・)
11月中旬は残っていたパーゴラの解体作業を再開し撤去完了。
FIAT600のウォーターポンプ磨きなど軽作業。
高速走行時に運転席後部ドアからビビリ音が出ていたので原因究明対策と
ドア内部の防錆処理。
12月に入りエンジン下のトレイにオートマフルードの多量漏れが・・・
レベルゲージパイプのジョイントホース割れが原因
長距離走行でいよいよダメになった様で走行中に起きなくて幸いでした。
耐油耐熱ホースの到着を待って交換作業。
フルードを随分失ったので補充用のフルードをイギリスから取寄せました。
FIAT600のマウントナットをステンに交換
FIATのアルミ部品磨き
境界側の庭木のカットやイルミネーション復旧作業
(以下は文字数限界のため写真は割愛)
自家用車の黄変したヘッドライトユニットを交換
最後はオートマフルードのレベルチェック補充・・・
ここに紹介しきれない細かい作業もありますが本当に多くの作業をしました。
JAGUARはかなり突っ込んだレストアが出来て安心感も向上して満足しています。
仕事以外はこんな作業の一年でしたが毎回ブログを見てお付き合い頂いた皆様
ありがとうございました。(仕事も結構忙しいんですよ~)
来年もよろしくお願いします。皆様どうぞ良い年をお迎え下さい😊。
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