またまたホンジョーオールドを…

千二百円の甲州としては最も安い部類に入るのに、8年から10年の長期熟成を経てリリースされるホンジョーオールド…

もう追加して購入はできないかなぁ…

な～んて考えながら、寝酒に飲んでいます。

不思議な位、開けるたびに味わいが違います。

今回は、古酒然とした風味はそれほどでもないものの、旨味を強く感じます。


フレッシュな中に、ソーヴィニヨンブランを思わせるような柑橘系の風味が出ることがある甲州…

そんなものの中には、特定の畑の地名を冠してかなりのプレミア価格が付いているものもあって…

う～ん、どんなものかなぁ…な～んて感じていたのだけれど…


これほど旨味を感じる甲州は珍しいのではないかと…

でも、これは千二百円…

昔からあるものだからと…


今でも一部のワイナリーが醸造している一升瓶ワイン…

フリーランではなく、かなりプレスして、果皮や種から抽出された成分が入って…

複雑な風味が加わって…


水のようにすっきりした味わいではなく、様々な旨味が感じられる…

ワインではなく、昔ながらの勝沼の葡萄酒と言うのは、こう言うものだったのかもね。


流行りのスタイルではないのかもしれませんが…

だからこそ淘汰されてしまうのかもしれませんが…


こう言うのは嫌いではないです。

ましてや、なくなってしまうと分かると余計に…ね。