あんまり詳しくないのですが、アバルトにとって695と言う数字は、特別な意味を持っているみたいです。
メルセデスにとっての63みたいなものですかねぇ。
普通のモデルとは違うのだよと…
現代のチンクエチェントベースのアバルトは500から始まっています。
そこに、595ではなく一足飛びに695を名乗って登場したのが…
フェラーリとのコラボモデル、695トリブートフェラーリでした。
新車価格570万円は普通のアバルトが2台買えてしまいますよ。
元々限定車で日本にも僅かな台数しか輸入されず、あっと言う間に完売したと言われるこの特別なアバルト…
検索するとわりと市場に出ていますよ。
どうも並行輸入の個体が多いようで…
それだけ並行輸入しても商売になるほど欲しがる方がいたのでしょうね。
ディーラーで聞いたところによると、並行輸入車はディーラーでの整備や修理は断られてしまうのだと…
並行車だってちゃんとアバルトの工場で製造されたものだし、まして密輸品でもないのだから、そんなこと言わなくても良さそうなものなのに…ねぇ。
それはともかく、当初は限定車、いわゆる「役モノ」に付されていた595あるいは695の数字は、その後ベースグレードのモデルにも用いられるようになってしまいました。
トリブートフェラーリに続いて発表されたこのエディツィオーネマセラティ、ここまでが500がベースグレードの中に投入された695なわけで、有難みが違うってもんですよ(笑)
このエディツィオーネマセラティ、トリブートフェラーリよりも年式は新しいのに、中古価格はややお買い得…
動力性能はトリブートフェラーリと全く同一で、マセラティの名に恥じない上品でゴージャスなインテリアはとても魅力的です。
同年式のベースグレードの500よりも割高ではあるけれど、満足度は高そうです。
ポルトローナフラウ…革の名前だけでご飯が三杯位イケそうです(笑)
あとは、インテリアで見たらこれかなぁ…
マホガニーのウッドパネルと言うのはこれだけではないかと。
上の2台より年式は新しいので、故障のリスクは低くなりますね。
と言うことで、脳内での絞り込み作業が続きます。
Posted at 2024/04/14 19:31:24 | |
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