またまたカメラネタですみません。
ニコンでないと出せないヘン〇イカメラと言うかマニアックなカメラと言われるDfなのですが…
fが小文字なんですよね。
ニコンFに始まるフイルムカメラのFシリーズは大文字です。
このFの意味は、フイルムのF…
じゃなくて、フレックスなのだそうで…
このフレックスは、フレックスタイムのような自由と言う意味ではなくて、当時の反射鏡、レフレックスを用いたカメラはフレックスと呼んでいたのだそうで…
確かにローライフレックスでありライカフレックスであって、ローライレフレックスやライカレフレックスではないですね。
んで、このDfのfの意味するところは、往年のフレックスではなくてフュージョンのf、つまり「融合」なのだそうです。
フルサイズデジタル最小の軽量ボディに精密機器の感触と超高感度画質を「融合」させたのだと…
ふ~ん、そうなのか…
だからと言って、小文字にすることもないんじゃないのかなぁ。
どうして大文字でDFとしないんだろう…
推測だけれど…
自信がなかったのではないだろうか…
ニコンにとってFは特別なもの…
Fに始まって、F2、F3、F4、F5へと継承され、何と今でもフイルムカメラのF6はラインナップされているのですよね。
途中からデジタルのD1が出て、D2、D3、D4、今はD5が現行機…
本当であれば、Fの系譜をデジタルで引き継ぐ新たな機種として、DF1、DF2、DF3と引き継がれればいいのだけど…
売れるかどうか自信がなかった…
実際に、Dfは話題性はあってもそれほど売れていないようで、終売の噂もちらほら聞こえてきます。
DFとかDF1とか出しちゃったら、DF2を出さないわけにはいかない…
Dfなら、スポット的に出した試作品のような機種だと言えますよね。
ああ、あれね。とってもチャレンジングなカメラでしたねぇ。売れなかったけど。
と言う評価になっても一向にかまわないと…
ああ、良かったあ…
と、開発陣は胸を撫で下ろしているのではないかと…
Dfの後継機は考えていませんと言ってもノープロブレム…
ホントは…
Dfの後にはDF2を出してもらえないかなぁ…
往年の銘機F2のフォルムをそのままデジタルで再現して…
薄型のボディなんて、ライカでやっているからやれないことはないですよね。
色んなことはできなくてもいい…
調整可能な機構は思い切りよく削ぎ落として、レンズとセンサーの能力を信じて、今のまさにこの瞬間を切り取るのだと…
ははは、絶対に売れないですね…
現代のデジタルカメラは、姿形は溶けたチョコの如くグニャグニャ、老人では覚えられないほどの多機能が当たり前ですから…
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Posted at
2019/12/29 22:06:17