441ミシンの外押え、送り加工

こんなもん加工した、という話。


革用の押えはギザがあると跡が残る。逆に布地はギザがないと滑ってズレる。
革用押えを入手しようと頑張ることひと月半、手に入れることができたのは純正形状だけ。一個で1万超えるのは注文できそうなんだけど、一式そろえるとミシン本体の半分の価格になりそうなので、純正形状を加工してみることにした。

削り落とす方法もあるが、ギザ付きと交換するたびに高さ調整するのは面倒なので溶接盛り。TIGで溶かしてみた。溶けた、鉄系ならなんにでも盛れるステン溶加棒を使う。


下送りのギザと縫ったばかりの下糸をよける溝を埋めた。





外押えは左だけのと、両方のギザに盛り、革にあたる幅を狭くした。


ミシンについてきた外押えをつけているねじ、なぜかナットで留めてたんだけど、意味がわかった。組んだ人が合うねじをもたなかったらしい。下のねじが針棒のねじ穴に合うやつ。オレのほうが持ってるとかｗｗｗ

で、このネジが4.2ミリくらいのシンガーねじで、ミシンについてきた外押え以外のねじ穴は4ミリで装着できない。うちにある電動ドリルと4.5ミリ刃で拡大しようとしたが刃が立たないので続きはまたガレージのボール盤で。それと２つの硬さが違うのがわかった。316ステンレスと思ったが違うのが一つあるらしい。