浸炭が上手くできるのか先ずはトライです。
炉の中で炭素を鉄の中に染み込ませる作業ですので、素材には炭素の少ない鉄を準備する必要があります。
で、ホムセンで鉄棒を購入したのですが、妙に肌が綺麗だし名前が鉄鋼となっているのですよ。ホムセンでは鉄も鉄鋼も頓着していないのでしょうが、S45Cみたいに炭素量が多いと浸炭テストに向かないわけで、炭素量が多いのか少ないのかオールドスクールに調べてみました。
調べ方は簡単。
グラインダーに当ててみて飛び散る火花を観察、火花の先が細かく分かれた火花になる方が炭素量が多いということで、ざっくりと判断できます。
スパークテストとか火花テストとか呼ばれている方法です。
この方法、簡単と書きましたが、奥は深い様でカーボンだけでなく合金鋼の種類も判断できるらしいのですが、トーシロ〜のワタスには火花先端のはじけ方を見るのがせいぜいであります。(笑)
こちらが、火花テストのチャート例です。
これを参考に写真の火花を見ますと・・・・。
先端が弾けていないので炭素量は少ないことがわかりました。これで一安心です。
Posted at 2021/01/14 10:20:25 | |
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