ヒーターホース破損

仕事が終わって夕方家に戻ると兄貴から電話があって
高速道路を走行中に水温警告灯が赤く点いたとのこと。
最寄りのPAにすぐ入って確認してみると。



エンジンルーム内からクーラントを噴いているようで
フードなどにあちこち飛び散っていました。
とりあえずレッカーを手配して
PAから130km離れた我が家に運んでもらいました。



暗くなった頃に我が家に到着。
とりあえず代車にサンクラを出して
仕事には4号車があるので支障はないのですが。



実は3月に高速で同じような症状があって
そのときはアッパーホースの破損だったので
今回はもしかしたらヘッドガスケットが
抜けたのかもしれないと思い
ちょっとドキっとしてはいました。



日を改めて明るいときに検証をすることに。
とりあえずもう一度水を入れてエア抜きをして
エンジンを始動して暖気してみることにしました。



ところが水が1.5Lくらい入ったところで
ラジエターは満タンになってしまい
開放していたシリンダーヘッドとヒーターから
エアーが抜けなくて水も排出されません。
なのでラジエターキャップを取り付けて
ラジエター内に圧力を掛ければ
抜けるかなと思っていたらキャップのゴムが
ベロベロに膨らんでいたので新品と交換。
さらにエンジンチェックランプが点灯して
OBDⅡからエラーコードを拾ってみると
スロットル系の問題とスキャンされました。



それでも変わらないので傾斜のある場所まで移動して
前が上がるように停めて水を入れると
今度はエアーも抜けてヒーターも温まってきたのですが
水はどんどんラジエターの中へ入って行きます。



すぐさまエンジンルームを覗いてみると
シリンダーヘッド辺りから水が漏れていて
各ホースを揉んでみると丸い部分のホースが
ぱっくりと避けていました。
ちょうど先日交換したアッパーホースの
すぐ隣りに入っているヒーターホースです。

シリンダーヘッドの横にあるハウジングには
アッパーホースのほかに
今回裂けたヒーターホースとエアー抜きのホースと
スロットルへ流れるホースが入るようになっているので
本来流れる水路へ行かなくなっていることから
エアーが抜けないこともチェックランプの件も
症状とすべて合致しています。



すぐさまヒーターホースはメーカーへ注文しましたが
納期が週明けになるので作業は保留になりました。
シリンダーヘッドやガスケットへの影響もなく
これで直ってくれれば良いのですが。