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2019年07月16日 イイね!

ダラーラの名を冠したマシン、そこに息づくフォード。

ダラーラの名を冠したマシン、そこに息づくフォード。先日、デ・トマソ・パンテーラのことをブログで取り上げた後、その開発に携わったエンジニアのジャンパオロ・ダラーラについてあらためて調べているうち、つい最近になってダラーラのファクトリーが開発したdallaraストラダーレが日本でも発売されていたことを知りました。ちょうど、この車の日本での販売代理店であるアトランティックカーズのショールームが職場に近かったので、今日の昼時に出向いてきました。

dallaraストラダーレ、とてもいい。関心が持てる一台です。私自身はともかく車で人より速く走りたいとか、何がなんでもタイムを詰めたいといった指向性は皆無なので、コンペティションのための車にはさほど縁がないことを自負しています。それでもこの車の成り立ちには大いに共感を覚えます。ただ弩級の数値を追うのではなく、軽くて強固でロードホールディングに長けた車を目指したという開発姿勢に対する賛意といってもいい。

今日はショールームのスタッフの方がていねいに説明してくださいました。その中でホイールのサイズに関して、ダラーラ社としては本来なら15インチくらいが適正と考えていたと教えてくださり、さらに好感度が上がりました(そうは言ってもあまりにも小径ではやはりいろいろ不都合もあるようで、ショールームの展示車は前18・後ろ19インチでした)。

ご存知の方も多いと思いますが、この車のエンジンはフォードの4発、三代目フォーカスRSや現行マスタングに搭載されているEcoBoostがベースになっています。ダラーラ社のチューニングでもたらされた400PSという数値は、もちろんすでに十分にパワフルな値であっても、やれ500PSだ、600PSだといった数値にさえ驚かなくなった昨今において、スペック至上よりも適正なバランスを求めた結果として肯定的に受け止めたいものです。

ジャンパオロ・ダラーラの設計哲学が生んだパッケージングに、フォードの心臓がインストールされたdallaraストラダーレは、ある意味でパンテーラを彷彿とさせる存在です。純粋に車で走ることそのものの醍醐味を味わえそうなマシンに、フォードのコンポーネントが活かされていることが誇らしく思えます。
Posted at 2019/07/16 22:59:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | Other | クルマ

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「日本だと変に改造されてる個体が多いから、見るからにツルシのタウンカーは珍しい。こうした伸びやかな品位を放っているのが本来のこの車なのだと思う。」
何シテル?   05/16 13:10
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。Fordを30年以上にわたって乗り継いでいます。2016年をもってFordは日本から事業撤退しまし...
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