今月は31杯でした。
緊急事態宣言が出ているので、公共交通機関は利用しない前提で、近場もしくはクルマで行かれるお店が中心になっています。
週末は極力お取り寄せラーメンにする事にしています。
そんな訳で、なかなか難しい状況ですが、お気に入りのお店が潰れてしまわ無い様にささやかながら協力している感じです。
①は相模原清新の「六花」。
先日Twitterフォロワー1000人超えを達成したことを記念して、限定麺を出すとのことで行って来ました。
今日は「チキンラーメン」オンリーなのですが、券売機のボタンのどれを押したら良いものか…?
親切にも、「『かけらーめん』¥550のボタンですよ」と教えてくれた方が居ました。
感謝です。
4杯ずつ作るので、ギリギリファーストロットに滑り込み。
待つ事10分程で「チキンラーメン」¥550が着丼しました。
まずはスープを一口。
少し甘みのある醤油味のスープは鶏の旨味がたっぷりです。
そしてレンゲを見ても分かる通り、かなりの油が浮いています。
この油が超アツアツで、麺が香ばしく感じられる程です。
同じ醤油味でも今までのものとは大分味が違います。
なるほど、りんごなど甘みのある果物もスープに使っているのですね。
仄かに感じる甘みはコレでしょうか?
麺は正に「チキンラーメン」の麺を再現したもの。
細めの平打ち麺で、手揉みで縮れています。
あのチキンラーメン🐣が、もし生麺だったらこんな感じだったであろう麺です。
しっかり歯応えが有って、コシも有る小麦の風味のする麺です。
トッピングの鶏モモ肉チャーシュー。
チャーシューと呼ぶべきかどうか分かりませんが、香ばしく焼き上げられたモモ肉は胡椒が掛かっていて、少しスパイシーです。
トッピングのメンマ。
適度な味付けで、食感も丁度良く、美味しいメンマです。
トッピングの、半分に切った半熟味玉。
しっかり味の染みた美味しい味玉です。
麺量300gは流石に多いです。
でも、物凄く美味しい「チキンラーメン」です。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
鶏の旨味と醤油のスープは「チキンラーメン」とは全くのベツモノ。
でも、間違い無く「チキンラーメン」です。
と言う訳で、完飲&完食です。
「六花」さんのTwitterフォロワー1000人突破記念「チキンラーメン」でしたが、鶏の旨味たっぷりの醤油味スープと、正に「チキンラーメン」🐣と言う中細平打ち手揉み縮れ麺が良く合っています。
具材の鶏モモ肉チャーシューや半熟味玉、メンマも抜かり無く、とても美味しい一杯でした。
麺量も茹で前300gとかなりのもので、ボリューム的にも満足の行く一杯です。
②は「ラーメン二郎 中山駅前店」。
今まで何度か前を通り掛かった事が有るのですが、行列の人数にココロが折れて行った事は有りませんでした。
開店時間の11時ちょっと過ぎで表通りまで列が出来ており、ざっと20人強並んでいます。
前から5人目位になると、順番に食券を購入します。
初訪問と言う事で、まずは左上の法則で「小ラーメン」¥780+「生卵」¥50にしました。
店内に入ると、入口右手の券売機の隣に冷水機とコップ、レンゲが有るので、それを取ってカウンターに向かいます。
冷水機の脇のホワイトボードに「味付きうずら(5個)」現金¥100と「しょうがあります」と有りました。
と言う訳で、食券と現金¥100をカウンターに置きました。
すかさず「味付きうずら(5個)」と「生卵」が出て来ます。
此処のカウンターは「三田本店」のように、上の部分が少し高めのカウンターです。
卓上調味料は醤油、酢、一味、ブラックペッパー、ホワイトペッパーと二郎にしては豊富です。
箸は全て割り箸です。
ちなみにパーティションも設置されており、Covid-19対策はしっかりしています。
着席して5分程で、「小ラーメンの方!」と声が掛かったので、「ニンニク・アブラで!」とコールしました。
アブラは「スモジ」より細かい背脂が沢山載っています。
「野猿二郎」はカタマリアブラが載って来ます。
生卵を割ってかき混ぜようとしてハタと悩みました。
「カラは何処に置いたら良いんだろう?」🤔
たまたま「味付きうずら(5個)」を頼んでいたので、うずらをラーメンの上に移して、そこに置きましたが、うずらが無かったらどうするんでしょう?
生卵には少しだけ醤油を垂らしてかき混ぜました。
まずはスープを一口。
こちらのスープは非乳化スープの様です。
表面に沢山の背脂が浮いているので、一見すると乳化している様に見えますが、レンゲで掬うと非乳化で有る事が分かります。
一口飲んでみると、醤油が効いていて甘みが少なく、「三田本店」に近い味ですが、本店はかなり乳化していてまろやかな味だったので、それよりも醤油のキレが有る感じのスープです。
麺は二郎のオーションで打った太麺。
二郎らしい麺で、茹で加減はジャストな感じで、「スモジ」や「野猿二郎」より柔らかめの感じです。
非乳化スープなので、この位の方がスープに合っていると思います。
麺を生卵に絡めて頂きます。
少し醤油を垂らした生卵ですが、元々醤油の効いたスープなので、まろやかな味になって美味しいです。
トッピングの2枚入っているブタ。
とても分厚いブタで、2〜3cm位有る感じです。
適度に柔らかく、適度に肉感が有り、味も丁度良い味です。
もう一枚のブタ。
これも端ブタだったのか、小さめに見えますが塊肉で、かなりのボリュームです。
トッピングのたっぷり載ったヤサイ。
増さなくてもこの量なので、個人的には全く不満有りません。
茹で加減も丁度良く、モヤシのシャキシャキ感も有ります。
追加トッピングの味付きうずら。
二郎には「味玉」が有るお店が無いので、代わりに「うずら」を出すお店が多いです。
うずらは鶏卵と違って小さく白身が薄いので、半熟にはなりませんが、味の染みたうずらも結構美味しいです。
下の方に、ほぐしブタが入っていました。
今まで食べたことのある二郎(「スモジ」、「野猿二郎」、「三田本店」)や二郎インスパイア(「麺屋 歩夢」、「麺でる」、「特選ラー油 肉そば 寅や」)では、ほぐしブタが入っていた事は有りませんでした。
ほぐしブタは柔らかくて良く味が染みていて美味しいです。
しかし、久しぶりに「小ラーメン」(麺量300g)を食べたせいか、なかなか麺が減りません…😅
いつも食べている「スモジ」では「少なめラーメン」(麺量210g)なので、やっぱり300gは多いですね(汗)💦
途中で卓上の一味で味変します。
これでラストスパートします😤
何とか頑張って麺と具を食べ終わりました。
スープを味わいます。
背脂が沢山浮いているので、一見乳化している様に見えますが、基本的に非乳化で醤油の効いたスープです。
いつも食べている「スモジ」と比べると、より醤油を感じるスープです。
と言う訳で、完食。
と言う訳で、初訪問の「ラーメン二郎中山駅前店」でしたが、あれだけの行列を30分で捌く回転速度は見事の一言でした。
お味の方は、非乳化でより醤油の効いた感じのスープで、生卵を絡めて「つけたま」で食べると美味しいです。
③は町田木曽町の「3SO」。
Twitterで予告されていた「SIOしょうゆ」を食べに、行って来ました。
こっちから見ると「他に無い味噌」の文字が!
確かに「3SO」の味噌ラーメンは他に無い味ですね。
昔神田に有った「麺武虎龍」のラーメンが近い味でした。
今日の限定は「辛ニボシ3SOらーめん」と「SIOしょうゆ」。
「SIOしょうゆ」の方はTwitterの告知のみの様です。
入口左手の券売機で食券を購入します。
「SIOしょうゆ」¥830は一番下の段の真ん中のボタンです。
「味付きたまご」¥100も買いました。
昼時で混んでいて、少し待ちましたが、着席してから7〜8分で「SIOしょうゆ」が着丼。
平日はトッピング注文でM(150g)→Lサイズ(200g)サービスが有るので、Lサイズにしてもらいました。
まずはスープを一口。
「SIOしょうゆ」は名前の通り、塩と醤油を使ったラーメンですが、以前食べた時より塩分が立っていますが、醤油の風味もしっかりします。
ベースのスープは鶏豚の清湯系スープだと思いますが、サッパリとしていて美味しいスープです。
自家製麺の中太縮れ麺。
モチモチ食感の麺は「3SO」のウリの一つです。
小麦の風味のする旨い麺で、縮れているのでスープが良く絡みます。
トッピングのチャーシュー。
「3SO」のチャーシューは仄かに五香粉が香る、とても柔らかいチャーシューで、とても美味しいチャーシューです。
トッピングのメンマ。
柔らかくてしっかり味の染みたメンマ。
味噌ラーメンの時は、甘めの味噌に対して醤油の風味で丁度良い箸休めですが、「SIOしょうゆ」の場合はスープに近い味で相性が良いです。
トッピングの可愛らしいお麩。
レギュラーの「3SOらーめん」にはお馴染みのお麩。
季節によって形が変わり、目を楽しませてくれます。
トッピングの白髪ネギ。
これもレギュラーメニューの「3SOらーめん」に載っていますが、薬味としてのネギは味噌味だけで無く醤油味でも良く合います。
トッピングの炒めたモヤシ。
ひき肉やキャベツと一緒に炒められていて、香ばしいです。
「SIOしょうゆ」だと、醤油味のタンメンの様な感じでとても美味しいです。
トッピングの海苔。
2枚載っていましたが、これは杉崎店主の心遣いでしょうか?
スープに浸して、海苔巻き麺にして頂きます。
海苔と醤油味スープは良く合います。
モチモチの麺と海苔も相性バッチリです。
トッピングの半熟味玉。
黄身がトロトロの半熟で、とても美味しい味玉です。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
「SIOしょうゆ」と言う名前ですが、杉崎店主に「これは醤油ラーメンですよね?」と聞いたら、「塩…醤油…SIO醤油?」と言う答え(?)だったので、両方使っている様です。
多分、分類的には醤油ラーメンになると思いますが、両方を上手に使った一杯になっていて、醤油ラーメンと言うよりタンメンに近い味です。
と言う訳で、完食。
「3SO」さんの「SIOしょうゆ」らーめんでしたが、醤油だけのタレよりも塩を使う事でカドの無い味になり、炒めたひき肉と野菜と合わせてタンメンに近い味になっています。
モチモチの自家製麺の中太縮れ麺が良く合っていて、200gに増量したにもかかわらず、スルスルと入ってしまいました。
味噌ラーメンの「3SO」が出す「SIOしょうゆ」らーめん、これは一度味わってみる価値の有る一杯です。
④は小田急相模原の「Sagamihara 欅」。
Twitter情報で限定の「欅の家」が提供されるとの事で、行って来ました。
11:00ちょっと過ぎに開店。
早速入口左手の券売機で食券を購入します。
今日はラーメンは「欅の家」¥1,030のみ。
トッピングは「味玉子」¥100にしました。
待つ事10分程で、「欅の家」が着丼。
大きな海苔は家系ラーメンっぽいですが、ほうれん草が生のちぢみほうれん草だったり、チャーシューが低温調理ロースレアチャーシューと豚バラのスモークチャーシューだったりと、其処此処に「Sagamihara欅」らしさが出ています。
まずはスープを一口。
家系ラーメンとしてはかなり色の濃いスープですが、この醤油はカドが無く、旨味の多い醤油です。
スープはかなり濃厚系ですが、「獣」感と言うより鶏白湯的な味が強めで、家系ラーメンの少しワイルドな感じより、上品な味のスープです。
麺は自家製麺の中太ストレート麺。
ツブツブが見えるので、全粒粉入りでしょうか?
家系ラーメンのモチモチ麺と比べ、低加水でコシと歯切れの良さが際立つ麺です。
トッピングの、低温調理のロースレアチャーシュー。
しっとり感が有り、ローストポーク的な感じで、柔らかな肉感と控えめな味付けが良い感じです。
トッピングの、スモークされたバラチャーシュー。
「Sagamihara欅〜HANARE〜」で使われているスモークチャーシューと風味が似ているので、燻製材は同じなのかもしれません。
とても柔らかくて、スモークの香ばしい香りがスープととても良く合っています。
トッピングの大きな海苔。
一目見ただけで分かる程、厚手のしっかりとした上質な海苔です。
スープに浸して海苔巻き麺にして頂きます。
この食べ方は家系ラーメンでは必ずやる食べ方です。
スープの染みた海苔と、自家製麺の中太麺の小麦の風味が旨いです。
トッピングの、ちぢみほうれん草。
生で載っているので茹でるとまた印象は変わるのかもしれませんが、普通のほうれん草よりも葉が厚手で、食べ応えのあるものです。
この味だと海苔巻きほうれん草にするより、スープに浸して食べた方が良さそうだったので、スープに浸して頂きました。
普通のほうれん草より苦味も少なくて、味の有る感じです。
トッピングの半熟の味玉。
黄身がトロトロの半熟で、とても美味しい味玉です。
麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。
色の割に醤油の味は強く無く、寧ろ旨味の強い味で、濃厚ながらワイルドな豚骨と言うより、豚骨と鶏の上品なスープです。
と言う訳で、完食。
残ったスープが勿体無くて、本日限定の「自家製ラー油替え玉」を頼もうか悩みましたが、ダイエット中なので泣く泣く諦めました。
海苔増ししてライスを頼んで、海苔巻きライスやスープ掛けライスを楽しんだら最高だった事でしょう…😭
限定の「欅の家」でしたが、流石は佐野店主、家系ラーメンの形を守りつつ、「欅」らしさが随所に光る一杯でした。
30,000文字の制限を超えたので、次に続きます…