9日(金)と10日(土)は宮城県を訪ねました。私もはじめて知ったのですが、ふゆみずたんぼ〈冬期湛水)をご存知ですか?冬の間に有機物の多い水をかけると菌類とイトミミズ・ユスリカなどの泥に棲息する生物たちが活性化して農業の生産力が高まり、抑草効果があるそうです。
NPO田んぼでは、田尻と南三陸などで、ふゆみずたんぼプロジェクトを展開しています。田尻の現場で感嘆!なんと白鳥がシベリアから飛来すること数百羽。
その上空を雁が飛んでいる様はまさに理想郷。
稲作が目的のプロジェクトですが、多くの貴重な生物が生息する水田の姿に感動して言葉がありません。
理事長の岩渕成紀さんが、よい状態の水田は舐めても平気だと手を差し伸べました。ちょっと舐めてみると、たしかに臭いもなにもなく、とろっとした泥でした。
下の写真は南三陸の水田。やはり震災による津波被害影響は大きかったそうですが、今では水田の塩分は0%に近いほど復元させることができたそうです。
自然と共生する農業のあり方に目が覚める思いでした。詳しくは、NPO田んぼのHPでどうぞ。
http://www.geocities.jp/npotambo/
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農業 | 日記
Posted at
2011/12/11 10:40:01